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swapout99のブログ一覧

2015年09月26日 イイね!

a7RII+マウントアダプタ まとめ


a7RII を中心に各社のマウントアダプタを使ってみた結果をまとめておきます。

コンタックスGレンズ用のマウントアダプタ

コンタックスGマウントのレンズには、
● Hologon に代表される、絞り固定のマニュアルレンズ
● Bigon, Planar, Sonnar に代表される可変絞りのAFレンズがあります


Hologon


Biogon, Planar, Sonnar

このうち Hologon については
● そもそもがマニュアルレンズであったことに加えて
● 比較的小規模の改造でライカMマウントに変換できたことから
● Hologon をいったんライカMマウントに改造したうえで
● ライカMマウント→ソニーFEマウントに変換するマウントアダプタを
かませる手順を踏むのが一般的のようです。


RayQual ライカMマウント→ソニーFEマウントアダプタ

Hologon 以外のレンズについては、コンタックスGマウントから直接ソニーの
FEマウントに変換するのが一般的のようなのですが、ここでこれらのレンズ
の機械式AFをどう取り扱うかで、方針が2つに分かれます。

第一のアプローチは、ボディ側に駆動機構のないAFをMFで代用するもの。
具体的には、コンタックスAF機構のロックピンを駆動するマニュアル機構を
マウントアダプタに内蔵する方法で、マウントアダプタにフォーカスリングが
追加されます。この種の代表例としては METABONES アダプタがあげられます。
この手のマウントアダプタはコンタックスGレンズのロックピンの嵌合が渋い
ため、レンズ常設で使うことが多いようです。


METABONES コンタックスG→ソニーFEマウントアダプタ


レンズと一体運用するようにすると、機動性が増します。


第二のアプローチは、ボディからのフォーカス信号を電子接点経由で受け取り
マウントアダプタに内蔵したアクチュエータを動かすことで、レンズ側のAF
機構のロックピンを直接駆動してしまおうというものです。これについては、
TECHART TA-GA3が発売されていますが、今のところ短所としては
● やや動作が不安定なこと
● アクチュエータが動作することでバッテリーの消費が早いこと
があげられます。ですがその一方で
● ファームアップをすることのできる仕組みがあること
はこの製品の美点であって、今後の改良に期待をしたいと思います。


TECHART TA-GA3


TA-GA3 をGレンズに装着する


キヤノンEFレンズ用のマウントアダプタ

キヤノンEFレンズは基本的にボディとレンズの間に機械式インターフェース
を持たず、すべてが電子接点経由の通信で処理されているため、比較的早くか
らAFに対応したマントアダプタが登場してきました。通信で処理できるもの
にはその他に絞り連動や手振れ連動などがあり、マウントアダプタをきちんと
設計すると、レンズの持つほぼフルスペックの機能をりようできるようになり
ます。

このタイプのマウントアダプタとしては:
● METABONES Smart Adapter Mark IV
● KIPON EF-S/E AF
などがあり、選択肢も多いようですが、ファームウェアのアップデートで一日
の長があるのは、METABONES のようです。METABONES ではボディ内手ぶ
れ補正とレンズ内手ぶれ補正が連携動作するなど、作り込みの面でも安心感が
あります。


METABONES Smart Adapter Mark IV

KIPON のアダプタでもファームウェアのアップデートはできるようなのですが、
まだアップデートが公開されておらず、詳細は不明です。今後に期待です。


KIPON EF-S/E AF



Posted at 2015/09/26 05:21:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 撮影機材 | 日記
2015年09月18日 イイね!

コンタックスGビオゴン28mmがすごい


a7RII + Contax G Biogon 28mm F2.8 で何気なく撮影していて気が付きました。
いままでこんな仕上がり、見たことない。色彩も解像感も半端じゃありません。



METABONES MFマウントアダプタとビオゴン。


セット全景。絞りはF4。ピントはメモリーカードに。詳細に見てみると・・・


画像左上。クリックするとピクセル等倍に拡大します。


画像左下。クリックするとピクセル等倍に拡大します。


画像右側。クリックするとピクセル等倍に拡大します。


画像中央。クリックするとピクセル等倍に拡大します。


いままでデジタル世代のレンズはデカくて重いのは、仕方がないのだとばかり、
思ってきましたが、違うんですね。このレンズ、一気に出番が増えそうです。


Posted at 2015/09/18 18:47:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 撮影機材 | 日記
2015年09月17日 イイね!

TECHARTで遊ぶ


TECHART TA-GA3が届いたので、さっそくセットアップしました。
高速AFを使うために、まずファームウェアのバージョンを2.0以降に更新。
Bluetooth通信で更新をかけるのですが、ちょっとここでトラブルに。
なんとかそこを通過して、TECHARTでGレンズたちを使ってみました。




気がついたこと

① ファームウェアの更新前・更新後で、明らかにAFのレスポンスが違います。
  苦手なパターンもあるようですが、かなりの確率でクイックに合焦します。
② 絞りはボディとレンズで連動しません。それぞれをマニュアルでセット。
③ AFは実絞りで動作することになるので、絞り解放に近いほど合焦しやすい。
  絞り込むと画面が暗くなり、明らかにAFが迷いやすくなるようです。



トラブルシューティング

● カメラが起動しない!
● 画面がブラックアウトする!
● AFが動作しない!
  などなど、かなり動作が不安定。以上まだ謎・・・※

※ Gマウントはもともと組み付けが「渋い」ので、きちんと「カチっ」という
  という取り付け音を確認しないと、電子接点のかみ合いが甘いままになる?
  とりあえずここを確認して電源ONにすると、動作することがあるようです。

● TA-GA3のファームウェアがアップデートできない!

症状:アップデートソフトウェアがTA-GA3を認識できない
マニュアルの手順に従って進めても「アダプターが見つからない」と言われる。
以下の手順に従って進めたところ、TA-GA3が認識されるようになった。

① カメラにTA-GA3とレンズを取り付ける
② カメラの電源をON
③ カメラをM(マニュアル)モードにセット
④ レンズなしレリーズを「許可」にセット
⑤ AF-S時の優先設定を「レリーズ優先」にセット
⑥ メモリーカードなしレリーズを「許可」にセット
⑦ 絞りをF90にセットしてシャッターを切る
⑧ そのままカメラの電源をOFF
⑨ カメラからTA-GA3だけを残してレンズのみを取り外す

この状態でアップデートソフトウェアを起動するとTA-GA3が認識される。
あとは最新のファームウェアを選択して「Update」すればOKです。

※ ファームアップにはAndriod端末、あるいはiOS端末が必要です。
※ ファームウェアの更新には数分かかるので、カメラの充電残量には注意を。



Posted at 2015/09/17 19:38:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 撮影機材 | 日記
2015年09月17日 イイね!

コンタックスGはデジタルの夢をみるか


a7RII + Hologon (G) 16mm F8 が、かなり使えそうになってきたことで、
欲が出てきました。残る Biogon 28mm, Planar 45mm それと Sonnar 90mm
を、a7RII の「AF」で使いたいなあ、と。

これまではMETABONESのMFマウントアダプタで使ってきましたが、
これをTECHARTのAFマウントアダプタで使ったらどうなるのかな?と。

そもそもコンタックスGはレンジファインダー型AFカメラという位置づけで、
レンズ内蔵のフォーカス機構をボディ側のロックピンで「ぐりぐりガーガー」
力まかせにまわす仕組みになっておりましたので、そのロックピンを回転させ
る仕組みを持たないボディでは、そもそもがAF駆動ができなかったのでした。

で、このレンズとボディの間に挟みこまれるマウントアダプタに、ロックピン
駆動機構を組み込み、その駆動機構を手動で動かすことによって、Gレンズを
使えるようにしたのが、METABONESをはじめとするGマウントのMF
アダプタだったのですが、TECHARTのマウントアダプタでは、この機構
をモーターで駆動できるようになっています。要するにボディ側のAF信号を
使ってレンズ側のフォーカス機構を動かすことができるわけですね。この仕組
みがあれば、Gレンズを本来のAFで使うことができる。


Gレンズのレンズ側ロックピン


TECHARTマウントアダプタ側のロックピン (モーター駆動式)

TECHARTのAFアダプタそれ自体は、もうかなり以前から製品になって
いたのですが、お世辞にも実用的なスピードでAFが使えたわけではなかった。
そこに a7RII が登場して、そこそこ使えるレベルにまでAFの合焦スピード
が上がってきたらしい。そんなわけで今回、このアダプタを試してみようと。

うまくいけば、a7RII で:
● キヤノンEFレンズ群を、AFで。
● コンタックスGレンズ群を、同じくAFで。
使えるようになります。

なので、ただいま発注、してまいりました・・・。



Posted at 2015/09/17 12:57:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 撮影機材 | 日記
2015年09月15日 イイね!

a7RII vs EOS 5D MarkIII


a7RII のもつ多くのレンズとの間の互換性が、今まではできなかった、メーカー
をまたいでのレンズ比較やボディ比較を可能にしました。
今日ちょっとテストができましたので、比較テストの結果をメモしておきます。


ボディを固定してのレンズ比較 - a7RII と各社レンズの組み合わせ

● Sony Vario-Tessar T* FE 4/16-35 ZA OSS

非常に高い解像感を持つ、色のりのよいレンズ、という印象です。
画像中央部から周辺部にかけて、高い解像感をキープしています。
収差も良好にコントロールされているようで、画像周辺部にいたるまで
破綻のない絵作りをしてくれます。


若干彩度は高め。


画像中央部の解像感は申し分なし。


画像下部の時計を4倍に拡大してみました。


画像上部の解像感も申し分なし。色収差もほとんど見られません。



● Canon EF16-35mm F2.8L II USM

キヤノンらしい乾いた色づくりは、a7RII との組み合わせでも健在でした。
画像周辺部の解像度がやや低く、また色収差もすこしばかり目立ちます。
これらの弱点は「レンズ補正」をかけるとかなり改善します。後述します。


乾いた色づくり。


画像中央部の解像感は申し分なし。


画像下部の時計を4倍に拡大してみました。


画像上部の解像感は若干落ちます。色収差もすこしばかり目立ちます。



● Contax G Hologon T* 8/16 (Mマウント改)

デジタル世代のレンズとの間で性能比較するのはちょっと酷なのですが
オールドレンズの味わいを今に伝える銘玉は、まだ健在でした。
画像周辺部にシアン被りがありますし、画像も流れてしまいますが、
それでもこのレンズの持つ味わいは、やはり捨てがたいですね。


独特の色彩と周辺光量落ちは健在です。


画像中央部の解像感は申し分なし。


画像下部の時計を4倍に拡大してみました。


画像上部の解像感はかなり落ちますし、画像も流れます。



レンズを固定してのボディ比較 - a7RII vs EOS 5D MarkIII

使用レンズは Canon EF16-35mm F2.8L II USM です。
比較画像は、親画像の左端にある監視カメラの部分を4倍に拡大しています。
キヤノンのボディはカメラ内現像でレンズ補正をかけることができるため、
レンズ補正ありの画像は撮って出しの JPEG を、補正なしの画像は RAW から
現像しなおしてあります。

● a7RII (レンズ補正なし)


色収差が目立ちます。画像も少し流れます。


● EOS 5D MarkIII (レンズ補正なし)


色収差が目立ちます。画像も少し流れます。ボディの違いは感じられません。


● EOS 5D MarkIII (レンズ補正あり)


色収差がかなり補正されています。いい感じ。


● 参考: a7RII + Vario-Tessar T* FE 4/16-35 ZA OSS


画像周辺部とは思えない解像感があります。




Posted at 2015/09/15 19:23:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 撮影機材 | 日記

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