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2015年08月11日 イイね!

古き佳き時代の ボルボ850エステート


このクルマ、乗りたかったんです。記事保存。オリジナル記事は こちら


■古き佳き時代の「ボルボ850エステート」



 1990年代に人気を博したボルボのステーションワゴン「850エステート」。ボルボ・カー・ジャパンがレストアを施した個体の試乗を通し、スクエアなデザインが特徴だった“古き佳(よ)き時代”のボルボの魅力に触れた。

■可能な限り“新車”に近い姿に

 「850 T-5R」は、今秋発売されるボルボの新型ワゴンである。

 と、そう書いても、知らない人なら信じてもらえそうなビカモンの850 T-5Rエステートに乗った。1995年型、走行約24万kmの個体をボルボ・カー・ジャパン(以下、ボルボジャパン)がレストアしたものである。

 古いボルボのためのレストアプログラムを立ち上げるとともに、今後、ボルボジャパンは認定中古車ならぬ認定大古車をビジネスの柱にしていくことになった。といったような計画が特にあるわけではないが、20年前のクルマでもディーラー整備でここまでのミントコンディションに復元できる、ということをPRするためにつくられた一台である。

 ボルボはいま、エンジンラインナップの一新を図っている。資本提携時代のフォードユニットと決別し、新開発の4気筒2リッターを核にした自製エンジンへの切り替えに取り組んでいる。すでに登場しているガソリンエンジンに次いで、2015年はクリーンディーゼルがボルボの目玉になる。

 その一方、「丈夫で長持ち」というボルボ古来の価値も忘れてもらっちゃ困るよ、というアピールがこの850 T-5Rエステートである。都内のディーラーに下取りで入ってきたワンオーナー車。それもカーナビすら付いていないフルノーマル車を可能な限り、新車に近づけた。

 といっても、2.3リッター5気筒ターボエンジンはまだカクシャクとしたもので、交換したのはタイミングベルトなどの補機類くらいだという。しかし、クリームイエローのボディーには入念な再塗装を施し、内外装の部品も調達できる範囲で新品に替えてある。売りものではないが、トータルで新車の「V60」が買えるくらいのお金がかかっているらしい。

■ボルボ史上、最も体育会系

 “いまの人”は、ボルボを「カッコいいクルマ」と思っているかもしれないが、ひと昔前まで、ボルボは「四角いクルマ」だった。

 1991年に登場した大型ボルボ初のFF車、「850」は、四角いボルボ時代の最後のクルマである。このころの日本での併売モデルは「240」「740」「760」「940」「960」。いずれも筋金入りの四角四面野郎である。そのなかで、新人の850は、鋭いエッジと微妙な面の張りを際立たせた、いわばカッコいい四角四面が特徴だった。カッコに目覚めたスクエアデザインである。

 横置きされるエンジンは、気筒あたり4バルブの直列5気筒。それまでの3ケタ車名のつくりからわかるとおり、2ケタ目の5は気筒数を表していた。

 1995年に追加発表されたT-5Rは、シリーズを通して最も硬派な高性能モデルである。2.3リッターターボのブースト圧を上げ、チップチューンを加えて240psを得た。排気量は2319ccだから、リッター100ps達成である。

 サスペンションを固め、ボディーにエアロチューンを施したT-5Rは、セダンとワゴンの両方に用意され、ボルボとしては久しぶりのMTモデルも国内販売された。発売時の価格は、セダンが585万円、ワゴンが605万円(いずれもATは10万円高)だった。

 この当時、ボルボは850で英国ツーリングカー選手権(BTCC)に参戦し、ワゴンも走らせていた。テールの重いステーションワゴンは、重量バランス的に決してベターとは思えないが、それがまた話題を呼び、人気を集めた。BTCCボルボを想起させるT-5Rのイメージリーダーもワゴンだろう。

 こうして振り返ると、ボルボ史上、最も体育会系だったのが850 T-5Rである。

■往年のボルボの“味”がする

 自分の試乗メモを調べたら、最後に850 T-5Rに乗ったのは10年前だった。輸入中古車誌『UCG』の取材で借りた1995年型、走行6.4万kmの個体である。それと比べると、ボルボジャパンが復元したこの1995年型は当然、程度のよさではるかに差をつけるが、それでも、2015年に走ってみた印象をひとことで言えば、「古き佳きボルボ」である。

 最近の電動ステアリングに比べると、ハンドルは重い。徹底した整備が加えられていても、2.3リッター5気筒ターボは今のスポーツエンジンほどシャープではないし、新車当時から明らかにセダンのほうが高かったワゴンボディーの剛性感には衰えもみられる。硬いサスペンションとヨンマルのタイヤがもたらす乗り心地は、荒れた舗装路へ行くとドタバタ系だ。

 そうしたところにいちいち設計年次の古さは隠せない。だが、四角四面時代のボルボ、つまり100%ボルボ資本だったころのボルボは、どんなクルマに乗っても、新車の時からそんなに「最新の機械!」という感じはしなかった。自分の首を締めるほど、いいクルマとして突き詰めていないところが、乗るとホッとするボルボの“味”を生んでいたし、まさにそこがボルボのよさだった。

■四角いボディーのすばらしさ

 もうひとつ、ビカモンT-5Rワゴンに乗って感じた温故知新は、四角四面のありがたみである。

 1760mmの全幅も、1460mmの全高も、いまのV60より小ぶりなのだが、乗り込むと850 ははるかにルーミーに感じられる。スクエアデザインと、低いウエストラインがもたらす大きなグラスエリアのおかげである。運転席からはボンネットが隅々まで見渡せるから、狭いところでの取り回しもいい。四角四面って、ドライバーフレンドリーなのだなあとあらためて感じた。FFなのに小回りが利いたのも、850の美点だった。

 限られたサイズで、最大の容積を得るには、四角四面の箱が一番いい。テールゲートを開けると、850エステートの荷室はかるくのけぞるほど広い。現行ボルボのフルサイズステーションワゴン「V70」と比べても、850の荷室幅は13cmも広い(実測)のである。全幅はV70(1890mm)のほうが13cmも広いくせに。

 24万km台のオドメーターをまた214km進ませてもらうと、トリップコンピューターの平均燃費表示には14.7の数字が出ていた。グッドオールドT-5R、燃費もやるな! と思うのは早とちりで、これは当時ヨーロッパ車では一般的だった100kmあたりの燃料消費量である。計算すると6.8km/リッターだった。「燃費のボルボ」というイメージを加速させるのは2015年のこれからである。

(文=下野康史<かばたやすし>/写真=郡大二郎)


世界で最も美しいクルマに選ばれた850エステート。これを所有できなかったのは、ひとえに我が家の立体駐車場の重量制限でした。内装はスカンジナビアンがよかったですね。


Posted at 2015/08/11 20:46:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2015年08月06日 イイね!

カメラと暮らすということ


新しくやってくるボディを手にする前に、初心に立ち返っておきたくて
ぶらりとWEBを逍遥しているうちに、こんなブログを見つけました。
そう、撮りたかったのは、こんな写真・・・。


レンズに任せる
・・・
結局、習熟などあり得ないという結論にたどり着き、
ホロゴンよ、勝手に好きなようにやってくれ!
そんな気持になって10年以上経ちました。

    ホロゴン写真はすべて、
    ホロゴンから私に対するプレゼント。

こんな風にレンズと付き合う習慣が付くと、
面白いものです、

    どんなレンズも、使いこなすというよりも、
    使わせていただくというスタンスに変わってしまいました。




Posted at 2015/08/06 13:13:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2015年03月23日 イイね!

スマホで英単語学習


小学校から英語学習が始まるようですが、自分の場合を振り返ってみても、
英単語学習はやはり「めんどくさ」かったです。いやだったですよね・・・

で、そんなようなものを娘に強いるのは、やはり抵抗がありまして
それをスイスイとこなすツールとして、アプリ「mikan」には注目を
していたのですが・・・なかなか Android 版がリリースされててこない。

で、待ちきれなかったエンジニアさんが「SwipeCard」という英単語学習
アプリを作ってくださったようです。



詳細は:
英語学習ソフト「mikan」の Android 版を作ってみた

をどうぞ。




Posted at 2015/03/23 04:01:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2015年03月20日 イイね!

首都高・大橋ジャンクション




ドーナツ型の建物の中を走ってます。



このループ部分ですが、トリップメーター読みで1.8Kmありました。
空いているときは数分で通過できますが、中央環状線まで渋滞が伸びると、
長いときは、通過するときに30分ほどかかることもありました。

●構造 (Wikipedia から)
旧山手通りの地下を走っている中央環状線からの連絡線がループを描き3号渋谷線の上まで昇り、そこで都心方面・東名方面に分岐し3号渋谷線の本線に取り付く(なお、3号渋谷線側は建設当時からジャンクションへの分合流を考慮した構造で建設されている)。
ループの両端につながる3号渋谷線・中央環状線とは上下/内外全4方面に接続する。中央環状新宿線のジャンクション群の中で、土地の制約上一部方面の連絡がない熊野町・西新宿両ジャンクションと違い全方面への接続を確保できたのは、連絡線を一個のらせんにまとめたループ部分による所が大きい。


・・・なんだそう。



Posted at 2015/03/20 18:04:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2015年03月09日 イイね!

首都高中央環状線・新規開通区間を走ってきました。


さっそく走ってまいりました。結論ですが、通勤路としては「あり」ですね。



我が家から勤務先までのルートと距離・所要時間は、大体こんな感じです。
① 中央環状線ルート 38Km 55分 (今回新規開通分)
② 都心環状線ルート 40Km 60分
③ 横羽線ルート   47Km 65分
④ 湾岸線ルート   60Km 70分

時間帯によって渋滞区間が変わるので、一概にこの順番がよいとは限らないの
ですが、「①中央環状線ルート」は、走って快適なのが、とてもいいですね。
内回り~大井JCTでの混み具合ですが、朝6時~7時ごろであれば、東名の
東京料金所~用賀の区間、それと首都高湾岸線の東京港トンネルでの渋滞にも
巻き込まれず、スムーズに通過できるようです。

逆に夕方の外回り~大橋JCT~三軒茶屋の渋滞は、ある程度覚悟しておいた
ほうがいいかもしれません。何回か使ってみて、渋滞が激しいようであれば、
(夕方の「②都心環状線ルート」は、激しく渋滞するので、使えません・・・)
「③横羽線ルート」に迂回するようになるかもしれません。



いずれにせよ、走って気持ちいのよいルートが増えたことは、よかったです!



Posted at 2015/03/09 08:41:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記

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