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「若女の面のイメージ」・・・。そして「茶室のモチーフ」・・・。

少しも華美にならない素っ気なさと、飾り気のなさと・・・。

それでいて、そこはかとなく、そこに感じる、ハレの日の喜びと・・・。


２０年という歳月を経ても旧びることのない NA6CE のデザイン。

能面を打つように、そこに刻み込まれた、田中デザイン主査の心。

その心が、私の心を引き付けてやまないように思います。


その心を８０年代の工業技術にレトロフィットしたものが NA6CE だとすれば

その心を２１世紀の工業技術にレトロフィットすることはできないのか。

ハチロクのデザインが、現代の工業デザインに立脚しているものであるとしたら

ND のデザインは、足利義政の時代をルーツにする、「和の心」。

ND の原点回帰とは、そのようなものであって欲しい・・・。

そう思うのは自分だけでしょうか・・・？






ロードスターの横顔

不精なものですから、せっかくデジタル一眼レフを使っているというのに、レンズフードを使うことはまずないです。かさばりますしね。じゃあ半逆光のときにどうするのか・・・というと、手のひらをちょいとかざして「ハレ切り」をします。手のひらで「ハレ切り」をするだけで、フレアやゴーストなどはだいたい防げますから。たとえばこんな感じ。




左が半逆光のまま、右が手のひらで「ハレ切り」をしたショット。

ですが、そもそもが不精なものですから、デジタルカメラを使うようになって、ミスショットのリカバリが簡単になったこともあって、「ハレ切り」をすることさえ、あんまりなくなりました。むしろ、フレアやゴーストを、そのショットの「味である・・・」とかなんとか言って開き直ることが多くなりました。たとえばフレアの味って、こんな感じ。




盛大にフレアとゴーストが出ていますよね。でも、こんなショットもいいなあ、と。もちろんフレアのまねごとは、ちょっとレタッチすれば作りだすことができます。たとえばこんな感じ。




でも、やはり「ハレ切り」をしないで撮ったショットの方が自然だし、ハイライトもきれいだなあ、と。そんなわけで、今日もテキトウに「ハレ切り」をしたりしなかったり・・・。不精なものですから。