• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

swapout99のブログ一覧

2016年11月11日 イイね!

ファインダーの「見え」について


手放しちゃったのでソニーアルファのデータはないのですが、ここで紹介した
方法を使ってキヤノンの色作りを見てきた結果では、おおよそ色再現は忠実で、
青空のトーンについてのみ若干ハイキーに振れている、というのが結論でした。
というわけで、キヤノンのファインダーや背面液晶の「見え」には、あんまり
違和感がないのだと思われます。



ポジ画像の色調については、モニタやプリンタの色合わせをするのでなければ、
まあ、お好みで調整すればよいのではないか、という考えですけれども・・・

ネガ画像の色調については、まずそれがそもそもどんな色であったのか、という
のがあって、それをきちんと再現したうえで、好みの色味にアレンジするように
しないと、どんな色をどう表現しようとしているのか、曖昧になってしまうのが
あまり好きではなくて、これまでいろいろ試行錯誤、してまいりました。
(というか、そうしないとネガフィルムをうまくスキャン、できませんでしたね)

そんなわけで、カラー画像の色再現を調べるために使ってきたカラーチャートを
ここにまとめておきます。使い方はアイデア次第ですけれど、カラーチャートを
撮影してそれを現像したものを、オリジナルの色と比較することで、その画像が
どう色転びしてしまっているのか、どのように階調が潰れてしまっているのかが
わかります。ネガフィルムの特性を調べるのに使ってきましたが、デジカメ画像
の色再現などを診るのにも使えます。

ほんらいの使い方は:
① オリジナルのカラーターゲットを測色器で測定しておき
② そのカラーターゲットを撮影したものを、さらに測色器で測定し
③ その測色データを比較することで、どう色再現されているのかを調べる

なのですが、オリジナルのカラーターゲットの測色データを使って:
① オリジナルのターゲットの測色データをカラー画像に落としておき
② オリジナルのターゲットを撮影したカラー画像と直接比較する

ようなこともできますので、測色データから生成されたカラー画像についても
(=Simulated Color Targets) 、あわせてまとめておきました。


● Kodak Q-60 Color Input Target (IT8 Target)


Transparency (EKTACHROME) 版と Reflective (EKTACOLOR) 版があります


Simulated Q60 (ダウンロード)


FUJI HG400 ネガフィルムで撮影したもの (5000K あたりで撮影)

モニタやプリンタの色合わせには必須のカラーターゲットですが、それをネガに
焼きなおしておけば、ネガフィルムから取り込んだカラー画像の色転びを調べる
のにも使えます。Kodak 製は入手困難なので、サードパーティ (Walf Faust) 製
も使っておりました (こちらには Provia 版や Velvia 版などがありますが、現在
も入手できるかどうかについては未確認です。スミマセン)


● Kodak Q-13 Gray Scale


グレー階調を調べるのに使います。カラーパッチとセットで提供されています。




Simulated Q13 (ダウンロード)


FUJI HG400 ネガフィルムで撮影したもの (5000K あたりで撮影)

グレーの階調を調べるターゲットです。ネガに焼きなおしておけばネガフィルム
から取り込んだ画像の階調潰れの状態を調べるためにも使えます。


● GretagMacbeth (現 X-Rite) ColorChecker


ColorChecker Classic


Simulated ColorChecker Classic (ダウンロード)


ColorChecker Digital SG


Simulated ColorChecker Digital SG (ダウンロード)

ColorChecker はデジタル世代のカラーターゲットで、比較的入手が容易です。
Classic のほうは、デジタルカメラのホワイトバランスをとるために使います。
Digital SG のほうは、デジタル機材のカラーマッチングをとるために使います。
これらの ColorChecker の商品紹介は こちら


関連記事:
ネガフィルムをデジタル画像に落とす
ネガフィルムをデジタル画像に取り込む (覚え書き編)
資料倉庫: Simulated Color Targets / Gray Scales
資料倉庫: ネガフィルムの感光濃度曲線




Posted at 2016/11/11 12:13:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | カラーマッチング | 日記
2016年11月10日 イイね!

訳あってキヤノンEFに戻る


数年かけて練りあげてきた、コンパクト一眼システムの構築。
キヤノンEFとコンタックスGを、ソニーアルファ+FEに全面移行してから、
まるまる一年が経ちました。

本来ならば、このあたりでレビューなんぞ書いてみるタイミング、なのですが、
わけあって、ソニーアルファ+FEを手放し、再びキヤノンEFに戻ることに。
そのわけとは・・・?

う~ん、アナログな例えで申し訳ないのですが、アルファで撮ってみていると、
なぜだかトキメキがないのですよ。カメラのシステムとしては、よくできて
いるのですが、シャッターを切っても、なぜかワクワク感が、ないのですよね。
これが万人に共通の印象ではないことも、わかっているつもりです。

ボクから見たときのこの印象は、おそらく撮影後の自動再生画像に原因がある
ように思います。キヤノンではここで確認できていたドラマチックな色味が、
ソニーアルファでは得られない。ここで得られないだけではなく、出力画像の
デフォルトも、やはりしっくりこない。現像前提の色作りなのだといわれれば
その通りなのでしょうが、ボクとしてはやはり、仕上がりを予想できる画像を
カメラの背面液晶、あるいはEVFで、確認しておきたいのですね。要するに
カメラ内現像のクセみたいなものが、キヤノンとソニーで、かなり違いがある。
で、ボクはこの部分がキヤノン派だった、ということでしょうかね・・・。

そのようなわけで、トキメキがない→カメラを持ち歩くのが億劫になってくる。
そのような悪循環に陥っておりました。その打開策?が、カメラシステムを
もとに戻してみよう、ということだったのです。




キヤノンEFでは、ある程度仕上がりの感触がわかるのですが。



おつかれさまでした。ソニーアルファ+FE。またいつか。







Posted at 2016/11/10 11:31:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@swapout99 」
何シテル?   10/20 17:01
20年前に半年間お世話になったユーノスロードスター。その乗り味が忘れられず20年落ちのNAを中古で入手。 そのフルノーマルのたたずまいはいまだに第一線のデザイ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/11 >>

  12345
6789 10 1112
13141516171819
20212223242526
27282930   

リンク・クリップ

純正シビエ製フォグ取付に関する採寸 その1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/03/04 20:48:37
純正シビエ製フォグ取付に関する採寸 その2 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/03/04 20:48:29
イマドキの 「サビ落とし」 がエライことになってた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/05 02:17:22

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
20年落ちのユーノスロードスターNA6CE Vスペシャルに乗っています(写真は20年前の ...

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation