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代車で一週間お借りしていた206について。
207から乗り換えて真っ先に感じたのが、ハンドルが重い！　パーキングスピードでクルクル回せる207のつもりでいると動かない（汗）　クラッチが繋がらない。。。かなり上の方でつながりました。

エンジン・ミッションマウントがお疲れ気味で、クラッチのミートポイントがかなり上になっているのは走行距離から仕方ないところかと。驚いたのはハンドリングがとてもしっかりしていて自然こと。ビシッと真っ直ぐに走るしすごく自然に曲がります。
はっきり言ってすり減ったポテンザ履いたなっつより良いです。
あーやっぱりFrench jobだと思うところはありますが、乗りたくなるクルマでした。207より二回りはコンバクトで実際にコンパクトに感じるのに安定感が感じられるのはさすがです。

すり減ったタイヤの交換の為にクルマを預けてきました。
選んだのはMOMO OUTRUN M-3 205/45R17 88V XLで、店の人もMOMOタイヤの存在を知らず興味津々の様子でした。
そう、ネットで買ったタイヤの交換をお願いしているのです。


代車は206SWのXSの5MT。流石に古いですが発進時のエンジンの揺れ以外は結構しっかりしています。
昔の欧州車らしくパワステはかなり重めの味付けです。乗り出した時、重ステかと思ってしまいました。207は片手でクルクル回りますから。明日はこのクルマで朝練と思ったのですが、初心者マークがありません（汗）

意外にイイね。
首都高のみだと17近く走るし、全然燃費を意識した走りをしなくてもこの燃費。

ミッドタウンにレプリカが飾ってあり乗ることも出来ました。
エンジンにはキャブと電気式点火プラグがあり、バルブを駆動するカムと同軸にポイント動かして添加タイミグを制御していました。
コンピュータ化される前のクルマのエンジンと道具立ては一緒です。
面白いのが駆動系で、革ベルトで駆動されます。駆動力をコントロールするレバーを操作するとベルトからフリーホイールと駆動側ホイールの間を移動してクラッチの代わりをしています。当時の素材を考えるとよく考えられた仕組みです。
もう一つ関心したのがステアリング機構。自転車のような直結かと思ったらギアを使用して減速しています。ステアリングはロックツーロック0.5回転。つまり右に90度、左に90度動きますが、前輪は左右にそれぞれ15度くらいしか切れないようになっています。急ハンドルしたら転倒必至なので良く考えられています。
 
説明してくれた方の話では、ドイツのメルセデス系の職人学校の卒業制作でこれを組み立てるらしいです。
吸気系

点火プラグと動弁系

ベルトドライブの駆動系

巨大なポイント

駆動系のクラッチというかベルトをフリーホイールと駆動用ホイールの間を左右に移動させる部分

皇居ローリング族もこう暑いと休みがち。

今週はまだ走っていない。