らっきぃのブログ一覧

赤レンガまでデミオを見に行ってきました。
場所柄もうちょっと涼しくなってからの方が良かったような。
暑さのピークを過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日中に屋外に停まっている車を見て回るのはきついものがあります。

それは承知の上か冷房付きコンテナの中に展示してある車もありました。

車自体は小さくなって欧州では保守本流のコンパクトなのでしょうが、日本では女性向きのイメージが強くなった気がします。

室内は期待してはいけないのかも知れませんが、後席の頭上高が全く足りません。頭が思いっきり支えます。椅子はお子様レカロを設置するなら良いかも知れませんが、大人が長距離は厳しいでしょう。

前席は座面の前端がもう少し上がると良いのと、チルトステアリングがもう少し上まで調整出来た方が良いと思いました。座高が高く近めに座るとどうもメーターの上部が隠れ気味になります。シートの高さを下げれば良いのですがそうすると窓枠の下端が相対的に高くなり今ひとつ開放感が無くなってしまいます。

せっかく試乗コースがあるので試乗してみました。

２５ｍ四方程度の特設コースは外周こそガードレールですが、中にはパイロンが並べてあります。

ふっふっふ。。。　パイロンコースなら昔取った杵柄で覚えるのも苦になりません。

車に乗り込むとミラーを調整して下さいと横から指示が。
その指示を無視しつつシートポジションを合わせさせます。
今ひとつしっくりこないけれど、妥協して今度はミラーを合わせます。

その後、スタート前にコースの説明です。パイロンコースなら慣熟歩行が基本と思いつつ簡単なレイアウトなのでそのままスタート。

駐車場内で車を動かす程度のコースで飛ばす訳にもいきません。
小回りが自慢らしいので最初の右回りから左回りになった所でパイロンを攻め始めます。

結果、パイロンタッチ！一回。

左後輪がパイロンのベース部分を踏んづけてしまいました。

パイロンなんて踏まれたり飛ばされたり、巻き込まれたりと、不幸の☆の下に生まれたような物です。同情は無用。

確かに小回りは効きますが、普段このクラスの車に乗っていないので当社比で当然といえば当然の結果です。

コースの最後は車庫入れセクションです。
良く考えられたコースで指定の位置で停止すると、ハンドルをフルロックまで回すと自然に定位置に吸い込まれていきます。
でバックしやすいかと言われれば、普通かな。
真後ろはそれなりに見えるのだけれども、その左右の視界が今ひとつなのです。
後席の小さな窓を見れば当然なのですが、見晴らしの良い前方視界とのギャップが大きく感じました。

せいぜい２０キロ程度しか出せなかったので断定は出来ませんが、今のところ悪い車じゃ無いけど積極的に欲しくなる車じゃないですね。

デミオとは関係ないけどコンパクトカーが小回り効くのに左折時に大回りするする車が多すぎです。

最近の車は燃費を表示する機能が標準装備になっている事が多いですが、そのデータを取り出して利用する事に関しては殆ど考えられていないようです。

燃費の記録を付ける上で最大の障害は給油時に記録を残さないとならない事です。

車の方で勝手に記録して後からその情報を引き出せるようになっていれば、給油量を記録する必要もありません。

メモリーカードを差し込んでおけば、気が向いた時にカードを回収して家のパソコンやケータイで表やグラフにして確認出来るようになるでしょう。さらにBluetooth経由で利用出来ればさらに手間無し。

利用者からすれば、今まで記憶で感じていた燃費と実際の燃費の差を意識できるようになり、眉唾燃費グッズの真贋を判断出来るというものです。

売る側だって売った後にメリットがあると思うのです。
入庫時にデータを綺麗なグラフで出力して客に見せれば印象も良くなるでしょうし、定期的な来店を即す事が出来るでしょう。

新車時からデータが揃っていれば経年変化を見つけて故障が重大なトラブルに発展する前に対処可能で費用も節約出来ます。


そろそろ自動車メーカーも利用者に物や情報を与えるだけの立場から、利用者の生情報をフィードバックする時期になってきたのではないでしょうか。

燃費だってモード燃費の追求だけでは利用者の実燃費向上に結びつかない事は利用者が実際の燃費とカタログ値の差異で感じている事です。

容易なデータ収集と利用によって、偏った物差しでなく、多くの利用者の実態に合った自然な物差しを基準に判断出来るようになるメリットは少なくないと思います。

当然、データ提供の判断は利用者にあるべきですし、メーカー以外のデータ利用も容易でないとならないと思います。

こんな事を考えたのも最近燃費の記録が面倒に感じるようになったから。

画像は燃費の傾向を平均時速からグラフ化したもの。

かれこれ10年前、競技関係者に限定供給された激しい車を友人が速攻で購入した。
当時のホットハッチ市場は、シビックType-Rが一世を風靡していたが日産は量を売ることは度外視してとんでもない車をリリースしたのだった。
１．６リッターで200馬力のエンジンは簡素な軽量ボディとあり合わせの足回りという「どうせ改造するからレギュレーションで変更できない部分だけやっておきました」という正にベース車両。
デビュー当時に乗った印象は、6000回転までは普通の車で7000回転過ぎると別のエンジンが目を覚ますだけで、音やハンドリングに特にこれといった印象は持ちませんでした。
それから約10年、普段の足はＡＴ車になり以前からは考えられないほどゆったり走るようになった自分があります。
久しぶりにルキノを借りて乗り回してみると、当時は感じなかった気持ち良さを感じます。当時速いと感じなかった6000回転以下でも良い音を奏でて結構速く感じます。
逆に7000回転より上の回転数での力強さは、あっという間にレブリミッターに当たるだけで力強さを感じる余裕が無くなったようです。

そんなサニーに乗って西に向かうと成長したType-Rと出会いました。
オーディオレスなのにパワーウィンドウやリモコンキーが装備されているラグジュアリーで大きなそれは「大人なのに子供臭い」10年前より子供っぽくなったような気がします。
走らせれば強力なエンジンが尋常ではない加速を見せ、曲がればよく出来た足回りとＳタイヤのような専用タイヤが路面を掴んで放さずハンドルを切った方向に正確に車を進めます。
乗り心地だって前席に関しては全然問題ないレベル。
でも、実車を操っているのにゲームをしているように感じてしまうその感覚に物足りなさを感じてしまうのでした。

サニーに戻ると手巻ウィンドウ＋ＥＴＣレスの前世紀の装備が料金所を関所変えます。
首都高の本線上にある料金所は、殆どがＥＴＣレーンとなり一般レーンを探すほうが大変で、
そろそろ料金所前の表示もＥＴＣレーンではなく一般レーンに変更してもらいたいものです。

でも料金所ダッシュの醍醐味は一旦停止しないＥＴＣでは味わえません。
ローで全開、レブリミッターに当たったらセカンドへ、再びレブリミッターに当たると約100キロ。
ほんの数秒ですが１トン強のボディに200馬力は伊達ではないことを見せ付けてくれます。

ゴーン前の日産にあった過激な一面に懐かしさと、今では望めない寂しさを感じました。

このロードスターはまもなく大地に召されるのでしょうか。
それとも、草に持ち上げられ天に昇るのでしょうか。

見事にこの車の区画だけ草ボウボウです。

北海道の貸切高速を３０００回転で巡航したせいで車のフロント部は虫だらけなりました。

本日、ボンネットを開けてみたら北国の蛾が激突死していました。
これだけでかい蛾が入るほどの隙間がライトとボンネットの間にあるとは思えませんが勢いがあると入ってしまうのでしょう。

最近の車のようにボンネットの先端にゴムシールを装着した方が良いのでしょうか。
大きいのはこれだけでしたが、小さな虫は結ボンネットの内側で構激突死していました。