本当に鈴鹿に行けてよかった・・・・・・
クルマは良いのに、何かと歯車がかみ合わず、ペレスに大きく差を付けられてしまった・・・・・・・
でも、こういう結果になって、全てはこの日のためのプロローグだったような気がする・・・・・
おめでとう!可夢偉!3位表彰台獲得やったね!
それでは、3日間にわたる日本GP観戦を記そうと思います。
まずは、金曜日・・・
午前の授業を終え、名古屋駅に向かった。
平日の昼間とあって、レプリカのチームウェアを着ている人はほとんどいない・・・
電車に揺られ、とりあえず、四日市駅に向かう。
四日市駅到着。
この辺りから、外人さんを見かけるようになる。
ローカルな電車に揺られ、鈴鹿サーキット稲生駅に到着。
どこからともなく、チームウェアを着たファンが出現し始める。
今まで
どこに隠れていた?
歩くこと20分・・・・・・・聖地、鈴鹿サーキットに到着。
早速、可夢偉応援席のグッズ交換所へ向かう。
この時、ステージではFCJのドライバー達を紹介していた。この中から、将来F1パイロットが生まれるかもしれない。特に、
平川亮というドライバー・・・・・ポルシェカレラカップジャパンにも出場していたが、こいつは速かった・・・・・・18歳とは思えん・・・
そのあと、親から頼まれた可夢偉関連のグッズを買い、可夢偉応援席に向かった。何故か、ハイスペックカメラを携えた人が多かった。おかげで、のんびりと観戦できたが・・・・・
ザウバー勢はロングランをやっていたようだが、ソフトタイヤに履き替えても、タイムが上がってこない・・・・・・新フロントウイングに問題か?
帰り際、各ドライバーの出身国旗にメッセを書ける企画があったので、可夢偉の日の丸に
「ここでやらずにどこでやる?GO!KOB!!」・・・・と書いてきた。
翌土曜日・・・・・・
FP3の話は置いておこう。
予選Q1・・・・・
一時的ではあるが可夢偉トップタイムを叩き出した・・・・
ファンの
ボルテージはますます上がってきた。
続いて、Q2・・・・・
一抹の不安はあったが、Q3進出・・・チームメイトのペレスも一緒にQ3へ・・・・・
運命のQ3・・・・・
なかなか可夢偉が出てこない。ベッテルがセクター1で異次元の走りを見せ、ポール獲得。
可夢偉が出てきた・・・・・・
ファンが声援を送る・・・・・
可夢偉、アタックラップに入る。
リズム良く走れてるようで、好タイムが期待できる。
しかし、スプーンコーナーでライコネンがスピン、
イエローフラッグが振られる。
可夢偉はこのラップ、全体4番手のタイムを出したが、黄旗無視の嫌疑がかけられる。
しかし結局、一応は減速していたということで、訓告処分で済んだようだ。
一方、ベッテルもアロンソを妨害したとして、呼び出しがかかった。こちらの方も、お咎め程度で済んだようだ。
バトン降格による、決勝3番手スタート。ザウバーチームとしても、好結果が期待できる予選となった。
予選後、お互いの健闘を称える可夢偉とペレス・・・・・・
スタート・・・・・・・・・・・決めろよ、可夢偉・・・・・・・
ぶっちぎったのはどこのどいつだ?(笑)
運命の決勝・・・・・・・・
ドライバーズパレードの前、
ザウバーは必死で
ピット練習をやっていた。チームもここ鈴鹿で絶対ミスは犯せない、という緊張感がひしひしと伝わってきた。
ドライバーズパレードが始まると、今年も
可夢偉が
応援席の前で降りてきてくれた。
ファンが大声援を送る。
可夢偉はその応援をしっかりと受け取り、パレードへ戻る。
時刻は15時少し前。各車グリッドに着き、フォーメーションラップへの準備をする。
フォーメーションラップ開始。
ベッテル、ウェーバーと続き、そして、可夢偉・・・・・・
応援フラッグが大きく揺れている・・・・・・
フォーメーションラップ終了。
シグナル点灯・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、レース開始!
実況が叫ぶ。まさか可夢偉失敗したのか!?
しかし、その予想は違っていた。
可夢偉、ウェーバーをパスし、
2番手へ浮上!ファンのボルテージは一気に上がる。
しかし、この後予想だにもしない出来事が・・・・・・・・・・・
あれ?ロケットの音が聞こえる・・・・・・
ヒュ~~~~~~~~~~~ルルル~~~~~~~~~~
???
ドッ・・・・・・・・・カ~~~~~~~~~~~~~~ン!!!
ウェーバーに着弾してしまった(・。・;
このアクシデントの2次被害を被ったのは、ロズベルグであった。
セナに接触されてしまい、コースオフ。そして、リタイアとなった。
おい、グロージャン、
小松さんの
母国レースで何たる醜態をさらしとんじゃ!
スピード差がありすぎただと?それでもF1パイロットか?
しかし、この後方でも
とんでもないことが起きていた。
ポイントリーダーの
アロンソと
ライコネンが接触!
アロンソの左リアタイヤがバーストしてしまい、リタイアに追い込まれてしまった。
痛すぎるノーポイント・・・・・・・
これにより、SC導入・・・・
ウェーバーもリタイアかと思いきや、バックでコースに復帰!
観客から拍手が送られる。
負けるなウェーバー!
SCラン後、可夢偉が出遅れる、どうやらギアがスタックしてしまい、セカンドに変わらなかったようだ。
ベッテルとの差が周を追うごとに、大きくなっている。しかし、可夢偉が遅いというわけでは無い。現にこのときは、バトンを引き離していたのだ。
単純にベッテルが速すぎたwww
後方では、好調ペレスがヘアピンでハミルトンをオーバーテイク!
ハミルトン、マシンが気に入らないのかすんなりと抜かれてしまった。
可夢偉に追い付けないバトンは、アンダーカット作戦を決行。
バトンがピットに入ったあと、すぐさま可夢偉もピットへ・・・・
ザウバーのクルーは、いつになく迅速に作業を終えた。
クルーの頑張りで、バトンの前でコースへ・・・・・バトン、アンダーカット作戦失敗。
しかし、この2人の前の遅いトロ・ロッソがバトルに水を差す。
塞いでしまい、かなりのタイムロスをしてしまう。
しかし、ここは鈴鹿。可夢偉にしか出来ない技がある。
そう・・・・・・ヘアピンでのオーバーテイク!
すっとトロ・ロッソのインへ入った可夢偉は、得意のヘアピンでオーバーテイク!
しかし、ここまでのロスが響いてしまったのか、ピットを終えたマッサに先行を許してしまった。なんてことだ・・・
マッサに必死で食らいついていくが、差が縮まるどころか、じりじりと離されている。
後方では、再びヘアピンでハミルトンにアウトからペレスが仕掛ける・・・・(画像が無かったので、ご想像にお任せします)
HAM「なにぃ!?外からだと!?」
HAM「なめてんじゃねぇぞ!外から行かすかよ!」
・・・・・とどっかで聞いたセリフが頭の中で自動再生www
しかし、頑張りすぎたペレス。ダーティーな部分に乗ってしまい、そのままスピン、コースオフ、リタイア・・・・・・・・
隣のオッチャンは「可夢偉やな。
俺に近づくな!やな!」って言うとるwwww
そんなこんなで、可夢偉2度目のピットイン。ここでの作業も早かった。
しかし、相手は
史上最速の作業タイムを叩き出したマクラーレンの
バトン。
バトン、2度目のピットイン。
しかし、なんとここで右フロントだったか?リアだったか?もたついてしまった。
バトンは可夢偉の後ろでコースへ・・・・・
タイヤがすでに温まっている可夢偉はバトンを引き離しにかかる。
しかし、予想外にたれるのが早く、加えてバトンが猛追してきた。
一進一退の攻防・・・・・
DRSという名の飛び道具を使われないように、必死で逃げる
可夢偉、そんな可夢偉を追いかける
バトン・・・・・・・・・
観客はこの2人のバトルに釘づけとなった。
そして、53周目のホームストレートエンド・・・・・・・
前にいたのは
可夢偉だった!
観客は皆、立ち上がり、3位獲得はほぼ確実なものになった。
そして、ベッテルがチェッカーを受ける。
国際映像はマッサのオンボードに変わった。
早く可夢偉に切り替えてくれ!
そして、映像が変わった・・・・・・・そこに映っていたのは3位のチェッカーを受ける可夢偉・・・・・・・・・
スタンディングオベーション・・・・・・・みんな大声で喜んでいた。
僕自身も、中日がセ・リーグ優勝、日本一になった時以上に、声を張り上げて喜んだ。
可夢偉を拍手と歓声が出迎える。
可夢偉はそんなファンに手を振って返した。
マッサに
ヘルメットをポンポンされて称えられ、ベッテルとも握手を交わした。
この瞬間をどれほど待ったか・・・・・・・
表彰台に可夢偉が現れると、グランドスタンドからは可夢偉コールが・・・・
可夢偉応援席からは拍手が・・・・・・・
ドイツ国歌が終わり、トロフィー贈呈。
可夢偉が受け取ると、それまで以上に拍手が高々と鳴り響いた。
そして、シャンパンファイト・・・・・絶対ベッテル目茶苦茶にかけるだろうなぁ~と思っていたら・・・・
やっぱりかけよった・・・
そのあと、恒例のイギリス式インタビュー。
なんと
アレジさんが登場。
可夢偉にインタビューして、可夢偉が「英語?日本語?」と訊くと、
「両方(^^)b」と返したそうな。
初めは英語でしゃべった可夢偉。途中、言葉に詰まり、ファンもつられて拍手を・・・・
なんとかこらえ、日本語で感謝を述べた可夢偉・・・・・・再び、大きな拍手が鳴り響いた・・・・
ベッテルはこのインタビューの際、「可夢偉と一緒に表彰台に上がるのはF3ユーロ以来だから、F1で一緒に上がれて感激だよ。」と言ったそうな。
英語で言ったもんだから、可夢偉が訳してくれました。周りが色々と凄くて聞こえなかったけどwww
「そういうこと言ってくれるべっちゃんに感謝です。」と返した可夢偉。
あとで、「あ!べっちゃんて言うてもうた。」と可夢偉。
その後、恒例の
記念撮影。
「可夢偉、マジでありがと~、よくやった、本当にありがと~(T T)」
KOB「ちょちょ・・・・やめてぇ~な、もう・・・・恥ずかしいわ~」
そんな会話が聞こえてきそうです(笑)
そして、パシャ・・・・
この時、ペレスは自ら拳をチームで一番に上げた。意外と良い奴?ww
いや、悪い奴とは思わないよ、、、、思わないけど、、、、、ねぇ?
そして、この人も忘れてはいけません。
今年、2度目の引退を表明し、鈴鹿ラストランとなったシューマッハ・・・・・
結果は本人としては満足できるものではないと思うけど、シューマッハらしい走りは見せてくれました。
まだ、あと5戦・・・・・どこかで表彰台に上ってくれることを期待しています。
そして、忘れちゃいけないお怒りな方・・・・・・・・
確実にグロージャンを葬ることを考えてる件www
南半球のジェームズ・ボンドは黙ってません。絶対、なにかやらかすぞwww
次の韓国で、不審な
アストンマーティンを見つけたら要注意だ!www
今週末は、韓国GP!
良い流れのまま、今シーズンを締めくくりたいですね!
※画像は私的使用に限定するものです。