圧送式ブレーキブリーダーでブレーキフルード交換(41395km)

ブレーキフルードを交換します。
前回2021年12月30日　35527km
今回2022年12月16日　41395km
約1年、5868kmでの交換です。

今回はストレート製の圧送式ブレーキブリーダーを購入しました。
見た目よりずっしり重く、かなり肉厚でがっしりした作りです。

ブレーキフルードはDixcelの328Racing。
1本500mlを3本用意。
2本で足りるとは思うのですが、ブレーキブリーダー初使用のため、念のために1本多く用意しました。

アダプターは汎用でいろいろな大きさのリザバーに対応しています。

ボクスターのリザーバータンクにセットしたところ。
テーパー状のゴム蓋を挟み込んで締め付ける仕組みです。
こんなんで圧力かけても大丈夫かいな・・？、少し不安。

フルードが漏れたときのために、周囲をウエスで養生しておきます。

まずはタンクに新フルードを入れずに、圧力だけかけてリザーバー内のフルードを排出することにしました。
(注射器で上から抜いたほうが早いですが、今回は初使用ということで慣れるため)

ポンピングハンドルをシュコシュコして、タンク内の圧力を上げていきます。
説明書には1.5kg以上かけるなと書いてありましたので、とりあえず1kgで。
5分放置して圧が下がらないことを確認。

ピストン室内の古いフルードやカスも排出するため、パッドを外して、ピストンを目いっぱい押し込んでおきます。

ニップルを緩めると、フルードが出てきます。特にエアは噛んでませんでした。

圧力1.0kgだと、ホースの先からポタポタとしか出てこないので、追加でポンピングして1.2kgくらいかけました。

こんな感じで、ホースの先から、タラーーって感じでフルードが出てきます。
もっとダーっと出てくるのかと思いきや、意外とゆっくりです。

リザーバータンク内のフルードがほぼなくなるまで排出できたので、いったん圧力を抜き、新フルードをタンクに入れます。

タンクにフルードが入った状態でポンピングすると、ホース内を新フルードが上がっていきます。
なくなるまで勝手に新フルードの供給をしてくれますので、ここからはタンク側は放置プレイでOK。らくちんです。

排出し始めの黄色く変色したフルードが、

透明になったら交換終了です。

対向キャリパーなので、内側のニップルからも同様に排出します。

今回、後輪で約0.8L、前輪で約0.3Lくらい使用しました。このブリーダー使うの初めてなので多めに消費しましたが、次は1Lあればいけそうです。

4輪とも交換が終了したら、最後にリザーバータンクにMAXまで補充して完了です。
どうしてもブリーダーのタンク内に少量残ってしまうのですが、それを最後リザーバーに戻すのに使えばよいです。