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イイね!
2016年06月02日

アルミ→ステンレス

は? ステンレス?

と思った方、ゴメンナサイ^^;

オーディオネタですw

昨日、オーダーしてたブツが届いたのですよ。

非磁性SUS製プラッター

なんのこっちゃって?

まずはこれを☆



これが使用前。
これは35年以上使っているアナログシステムです。
テクニクスのSP-10mkIIターンテーブルとSAECのWE407/23アームを純正キャビネットに
納めたもの。SP-10mkIIは世界中の放送局で今も使われているDDターンテーブルの世界的
名機。瞬時に定速回転になり、ブレーキで瞬時に止る。ぼくはアナログは死ぬまでこれを
使うつもりです。
これの持病はアルミが腐食することで、画像でもプラッターの周囲や本体の一部が腐食して
いるのがわかります。これをキレイにする方法はないそうです。
見た目もリフレッシュできて音にも貢献できる方法は?? ということで。。



オリジナルのアルミプラッターを外します



左がオリジナルアルミプラッター。右が問題の特注ステンレスプラッター。
なんという輝き♪



裏側。左の黒い部分はゴム系素材でダンプされています。ステンレスプラッターは
その部分も無垢。外周のストロボは省かれています。それ以外は寸分違わず制作されていて
重量がオリジナルの2,640gに対して7,700g。約3倍、想像以上に重いです。



付属のハンドルを取り付けて慎重にモーターにセットします。



fo.Q(樹脂系制振材)1mmシートを敷き



fo.Q(樹脂系制振材)2mmシートを敷き



マグネシウム製ターンターブルシートを乗せます。
(黒く塗装してあるので同じに見えますねw)



おっしゃ完成〜〜♪



見た目のグレードUP感はハンパないです☆

実はこのプラッター、ヤフオクに出品されている方から購入しました。
大分前から気になっていたアイテムでしたがお値段がお値段ですのでなかなか
思いきれず。。 そのうち出品も見なくなっていました。

ところが数ヶ月前に別の機種のSUSプラッターを出品されているのを見つけ、
SP-10mkII用のもまた作って頂けないかお願いしたのです。

清水の舞台から飛び降りたのはこれが良かったこともあります。



SUS製アームベース。純正キャビネット用に作られた物です。



これが純正のアームベース。木製の板がダイキャストの枠に嵌っています。
SUSアームベースは純正の枠部分の厚みしかありませんが、強度も重量も段違い。
これに交換した効果が非常に良かった。

そのあとしばらくして出品者の方を見つけてプラッターの制作をお願いした次第。

一昔、いや二昔前くらいまでオーディオは「大きい・重い」のが良いという
重厚長大主義が幅をきかせていました。
今は小さく軽くても良い結果が出るという見方が主流ですが、やはり物量を投入してこそ
得られる結果というのもあります。

重量級のプラッターを導入するというのもまさにそれ。

スタートボタンを押すと通常は一瞬で定速にのるターンテーブルが「うぅうーん」という
感じで回り始めます。ストップを押してもすすーーっと1/4回転ほど滑って止る。

回り始めた様をみるだけで何かただ事でない雰囲気。とても静かに回っています。

Melody GardotのWorrisome Heartを聴いてみます。



針を落とす。静寂。。
出て来た音は空気。空気が濃密で重い。。
一瞬重さで回転が遅くなっているのかと錯覚しました。
いやいや、Melody Gardotの声がいつもの声なのでそれはない。

もうなんというか言葉にならん音ですな。

音場が濃密な重さをもって地面にしっかりと根付いて微動だにしない。
ソフトなのに切れがあり、シャープなのにふくよか。
拙宅のSPは16センチウーファーの小型SPで、それでもその限界を遥かに越えた
低域が出ているにも関わらず、さらにもっと吹き出せ吹き出せと煽って来る。
さすがに飽和状態。もっと口径の大きなSPだったら腹に堪える低域が出るはず。

さらに不思議なのは、JacinthaのLush Lifeで何カ所かどうしても歪むところが
あったのだけど、それをさらりとこなしてしまった。
SPUなどの高針圧カートリッジでも完全にトレース出来てなかったのに、
針圧1.2グラムのライト級MMカートリッジでだ。



回転とは実に摩訶不思議。
なぜこんな結果になるのか、完全に説明ってできるのだろうか?

アンプ替えてコレくらいの変化を導こうと思ったら一桁上のクラスくらいに
(10万円クラスをを100万円クラスにするとか)替えないと結果出ないのでは?と思う。


上の画像で重ねていたfo.Qシートは、マグネシウムのシートが薄いために下駄を
履かせるつもりで敷いて居たのだけど、純正アルミの時はその組み合わせで(fo.Q有りと無し)
大きな音の差を感じなかった。
勘で1mmシートを抜いて見たが。。ダメ。
マグネシウムシートを抜いてfo.Q2枚だけにしてみた方がマシ。
その上にマグネシウムシートを元に戻すとすごくいいww
意外なことに従来の3枚重ねが一番、いやダントツに良かった。
んーーーー
この感じなら昨日競り落とさなかったマグネシウムシートの上級仕様を落としておけば
良かった;;


いやしかしそんなことより。。。。


こんなんデジタルの音が聴かれへんがな^^;;;
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Posted at 2016/06/03 00:57:25

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この記事へのコメント

2016年6月3日 15:06
材質によって全然違う効果が出るでしょうね。
メリットとデメリットも。
重たいSUS製だと回転は安定するんでしょうね。
あと本体の共振も防げるのかもしれません。
金属には固有振動数の違いがありますから材質の選択は無限で奥が深いですね。
車の部品も同じですので興味深いです。
セットするための専用工具なんてすごいですね。
コメントへの返答
2016年6月3日 21:01
密かにお待ちしておりました♪
>材質によって全然違う効果が
そうですねぇ〜
何をやっても良くも悪くも変わるのがオーディオ。
重量増で慣性モーメントが増大しますのでより回ろうとする状況にはなっているのかもしれません。

>あと本体の共振も防げるのかも
共振に関してもfoだのQだのと言われても正直わからないので結果オーライですね♪
昨今のハイエンドオーディオ製品は共振点やシャシー電位をコントロールして「個性」の演出をしていると聞いた事もあります。

車の場合は正解というものがあると思うのですが、オーディオは自己満足の世界。本人が良ければという世界なので「こんな選択があるのか」もアリだと思っています☆

>セットするための専用工具
ハンドルがないと持つ所がないんですよ^^;;
2016年6月3日 19:07
約3倍に重くなった分、スピンドルモーターやベルト(あるのかどうか分かりませんが)に負荷が掛かって、後々トラブルが出そうな気がするんですが大丈夫でしょうか?
クルマと一緒で一つ変えちゃうと全体のバランスをとるために、どんどんカスタム沼に嵌りそうな・・・
とりあえず次はモーターのトルクアップ行っちゃいます~?
コメントへの返答
2016年6月3日 21:23
DDですからベルトや糸などの伝達物もスピンドルモーターもありません。負担がかかるとしたら軸受けですね。その昔、オーディオマニアで有名だった柳家小三治が同型のターンテーブルを使用しており、重量級のターンテーブルシートやスタビライザーを30センチくらい積み上げて(6〜8階建てでしょうか)いる画像を見た事があるのでそれより遥かに軽いですから大丈夫でしょうw
それにこのプラッターで10年以上使用して問題ない実例もありますし。

>クルマと一緒で
車と一緒とは思いません。メーカーがとったつもりのバランスが最善ということはないですからね。
昔ぼくが使っていたこれまた世界的名機の国産SPは、開発者が壁に近づけて低域を補うようにセッティングするのが望ましいと言っていましたが、そんなことをしたらこのSPの性能を引き出せません。できるだけ壁からも床からも離すのが理想です。開発者自身が自分でつくったSPの性能を見誤っていた良い例です。想定外の使い方をすることのデメリットは「壊れる」危険性のみで、自分の好きな音が出れば改造しようが何をしようがいいと思います。
そもそもターンテーブルシステムの中でのバランスというのは機械的なバランスであり、それが仮に狂ったとしても結果としての音さえ良ければいいのがオーディオ趣味です。

>全体のバランスをとるため
システム全体のバランスを壊してバランスを取り直す作業がオーディオの楽しさの1つでもあるのでええのです☆

>とりあえず次はモーターのトルクアップ
そもそもモーターのトルクに対してプラッターが軽過ぎるので問題ないです。
後に出たSP10-mkIIIは10kgのプラッターを搭載し、その上に人が乗っても回転したという逸話があります。SP10-mkIIでもトルク的には7kg程度の負荷は楽勝です。
2016年6月3日 20:26
オーディオ世代なんですね(^_^)
実は私、某オーディオメーカーに勤めておりました。

昔は四畳半に30cmの3ウエイスピーカーが置いてあるのが常識でした。(^_^)

SP-10mkIIにSAECとは、良いですね。
プラッターが重くなると理論的には慣性重量が増して、ワウフラッターが減るのかな。
カートリッジはMCはオルトフォン、MMはシュアーかな?、まさか光悦。

JBL4343が欲しかった世代です。(*^_^*)
コメントへの返答
2016年6月3日 22:25
NHK教育テレビで「オーディオ基礎知識」という番組が始まったのがぼくが中一の時(昭和53年)。
ぼくがオーディオに興味を持ったのが小4の時ですから世代と言えば世代かもしれません♪オーディオブームのピークは個人的な感覚ではCDの登場前夜くらいだったと思います。
子供の頃からオーディオ好きの人は大概鉱石ラジオから入ったという人が多いですが、ぼくは作る方には一切興味がなく、どんな音が出てくるかということだけに興味があって、それは今でも受け継がれ、専門的な知識はほとんどありませんw

>某オーディオメーカーに勤めて
大阪だとひょっとして昔お世話になったO社とかL社でしょうかね♪
今は日本にはガレージメーカーや一部の専業メーカー以外にオーディオメーカーと言えるようなものはなくなってしまって寂しいです。

>昔は四畳半に30cm
昔は四畳半にそれこそ4343を押し込んでた人がいっぱいいましたね☆日本は4343がコンシュマーで一番売れた国らしいです。

>SP-10mkIIにSAEC
これは中学の時におじいちゃんに買ってもらったいわば形見ですので手放せないです☆
SAECのアームをメンテしていた方が去年亡くなったので今後はより大事に扱わないとです;;
SP-10もメンテしてくれる工房が営業しているうちに出さないとと思っています。

>カートリッジはMCはオルトフォン
10年くらい前まではヴィンテージのSPU-GTにハマっていろんな時代のものを10個くらいとっかえひっかえしましたが、今はカートリッジはシュアのM75EDの当時針の物を「回転シェル」という特殊なシェルに取り付けて使っています。もう一つ大昔のビクターの安価なMM(型番失念)もありますがノーマルシェルで回転シェルとの質の差が大きいので使っていません。フォノイコもMM専用機です。

JBLは自分の音ではないので縁がないものと思っていましたが、4343はやはり一度は鳴らしてみるものかもしれないと最近思い始めてます♪
2016年6月3日 20:52
ずっとプラッターをスプラッターと読み間違えて、勝手にドキドキしてました(;゚д゚)
コメントへの返答
2016年6月3日 22:25
わざと。。。。ですね??www
2016年12月26日 8:33
おはようございます。
みんカラを初めて1年と少しですが、濃いオーディオの方もおられるとようやく知りました。
久々に楽しいblogをありがとうございます。 (^0^)/
コメントへの返答
2017年1月1日 0:18
遅レスすみません^^;;

>濃いオーディオの方も

そんなにも濃くないはず。。なのですがw

車のSNSですのでそんなに頻繁にオーディオネタをUPするわけでもないですが、たまーに上げてますのでまた見てやってください☆

また関西舞子でもお声掛けよろしくお願いいたします^^

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何シテル?   11/05 21:44
ほとんどクルマと関係ないブログやってまーす♪ いや そうでもないかな?w 車種問わず、オーナーの特別な思入れのあるクルマとか、「へーへー(死語)」な...
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