昨日、8/27、
玉置浩二 ALL TIME BEST「30」〜30th Anniversary Tour 2017〜
大阪岸和田公演に行ってまいりました♪
8/12の埼玉三郷市を皮切りに始まったこのツアー、
昨日で6公演目、初参戦となります。
今回のツアーメンバーのメンツからして最高の内容だった6/25の
玉置浩二ショーと同じ雰囲気になると容易に予想できます。
https://www.youtube.com/watch?v=9S8SW34ww54
もう期待しかありませんw

岸和田市立浪切りホール

隣はショッピングモール
日本の古典芸能の上演を得意とする1500席ほどのホールです。
多分できて10年くらい??初めて訪れました。
今日も比較的年齢層高めか?
今日は多分結構な爆音ライブと思われるのですが、大丈夫ですか?w

なんと、ファンクラブ席でこんな後ろとかあるのですねww
2ブロック目の2列目のほぼ一番端。
非常に奥に浅いホールで後ろにもう何列もありませんw
まーたまにはこう言うのもいいかも?
さて、今回のツアーは文字どおりソロとしてのデビュー30周年を記念したツアー。
11月の旭川を最後に全30公演を予定。
シンフォニックコンサート以外に一昨年の「故郷楽団」昨年の「AMOUR」と
ソロツアーを行いましたが、どちらも「聴かせる」系の構成でしたので大半シートに
座ったままでした。
ですが今回は一曲目からみんな総立ちw
↑の玉置浩二ショーさながらのギュインギュインのサウンド。
ぼくのブログカテゴリー「安全地帯玉置浩二」を遡って頂くとちょっと前から
言うておりますように最近また一段ググッとさらに上のステージに上がった玉ちゃん。
今日はまた輪をかけてすごい。
だいたい8~9割くらいのドライブ感ながらメーター振り切ったパワー感、
さらにここぞと言うところでリミッター外す手前までいく。
これで何度も撃ち抜かれましたww
兎に角コントロールされた感が半端ない。
ステージの最初から最後まで全ての毎秒毎秒の構成が完璧に頭の中に描かれていて
しかもその設計図通りに全てキメッキメに決めてくる感じ。
今年の「SONGS」の中で「歌は新幹線のようなもの」と訳のわからない
例えを繰り出してましたが(本人曰く、多少遅れても時間通りに着く、要は最終的に
イメージとしての辻褄があっていればそれで良いのでは? と毎回譜割りが違うことに
対しての回答)今回は明らかに違っていたと思います。
それは2010年以降、毎回歌詞の譜割りが違うことに違和感を感じる声もある中、
ぼくが聴いた限り、最も本来の譜割りに近い歌唱だったことにも現れています。
2010年のツアー時ははっきり言って無茶苦茶やってたと思いますが、
2011年以降は音楽的に破綻することなく、本人が言うように
「イメージとしての辻褄があっている」歌唱ではありましたが
(ジャズのスタンダードのボーカルが歌手によって表現が違うのと同じ)
今回は日頃ポップスしか聴かない、そう言う歌唱に馴染みがない人にとっても
違和感のないかなりCDの譜割りに近いもの。
とはいえ、今までも本人の言うように「やってみないとわからない」的な危うさを伴った
ものではなく毎回きちんとしたプランを持って着実にそれを行なって来たことは
今までもブログで書いて来ました。
ただ、今回は「歌唱のコントロール」を超えて全体の構成やテンポ、始まってから終わるまでに
奏でられる全ての音に対して準備段階からの綿密な設計図があり、それを見事にやりきった。
世の中に完璧という仕事があるとしたら今回コンサートは
その一つと言い切って良いと思います。
さりげなーいモーションから繰り出される時速160キロ以上の球を
ミリ単位の精度で寸分たがわずコース分けし、しかも手元で自在に変化させる。
ピッチャーに例えるとそんな感じですかね。
ポイントは山ほどあるのですが、自分的にはアンコール前のラスト、田園のテンポですね。
ソロツアーでもシンフォニックでも必ずやる鉄板曲ですが、盛り上がりのピークは常に
この曲に置かれていると思います。
しかし今回はいつもの爆発的なエネルギーを生む煽り気味のテンポではなく
ビミョーーーに抑えた。
ぼくはいつもコンサートに行く前にネットでネタバレ投稿を読んでセットリストを
知った上で見に行ってます。今回はアンコールの意外極まりない選曲に「どんなふうに
聴かせてくれるのだろう」というのが最大の楽しみでした。
田園が始まった時に「あ これはアンコール曲はギンギンに行くのか」と素人の
浅はかな考えがよぎりました。アンコール曲「正義の味方」は本来アップテンポで
力強いメッセージソングです。それをこれでもかとぶちかますのか??と。
ところが。。
メンバー一同によるいつもの肩を組んでの礼が終わると玉ちゃん以外が一人一人袖に
はけていきます。
それに伴ってさながら去年の「AMOUR」ツアーのアンコール曲「いつもどこかで」さながらに
キーボードのみの演奏のバックが流れ出します。
この時点で「やられたっっ」と思いました。
もうそのままの流れで始まっているのです。
客席とのコミュニケーションなしですっと歌い始めます。
アカペラでゆっくりと噛みしめるように力強い歌詞を歌います。
田園でいつものように振り切ってしまえば、一旦ブレイクを入れて仕切りなおさないと
この歌唱を高揚しきった観客に届けることは難しい。
実際去年はそうしていました。
しかし、畳み掛けるように一気に聴かせるには田園をコントロールする必要があった。
参りました。
次は10/3のフェスティバルホールですが、それまでこのステージを見れないというのが
いやダーーーーーーーーーー というくらい最高でした。
帰り際に偶然嫁の高校時代の同級生のカップルに声をかけて頂いて一緒に食事に。
安全地帯の話やらなんやらで解散したのはてっぺんを超えておりましたw
関西舞子のことも色々お話しましたので、うまくいけば9/3の堺浜に
納車したてのお車でそのままご参加いただけるかもです♪