3/12(土)に東京、3/21(祝)に西宮で2週連続行って参りました☆
3/12のは先日UPしてたコレです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/126746/blog/37497416/
本当は金曜日から東京入りして友達が持ってる新宿のマンションに一泊しようと
思っていたのですが。。。
仕事の都合がつかず断念^^;;
コンサート開始直前に東京入りです。

新しくなってから初めて外から見たw
言うてる間にここにあべのハルカスを「はるか」にしのぐ日本一の高層ビルが建つそうです。
ってこんなとこに建てたら東京駅の全景が見れん様になるけどそれはええの??ww
東京駅を周辺を駆け足で観光&リサーチして軽く腹ごしらえしたら。。

東京フォーラムにいざ出陣。

なんとA~Eまで五つものホールがあります。
最も大きなAホールにGO。

豪華出演陣。

うーわ なんじゃこれ;;
5000人超収納可能な巨大ホールです。
(一階はこのボリュームの客席エリアがこの後ろにさらに2エリアあります;;)
あまりにも奥が深いのでステージの左右にモニターがあってそこに舞台の様子が
映し出されます。

今日は12列目のど真ん中です☆
ポジションはベストではないですかね?
セットリストはこんな感じ。
八神純子は往年のヒット曲プラス最近の曲を2曲入れて来たのがチェレンジング。
「翼」は彼女の東日本へのメッセージソングなので3/12という日を考えれば
タイムリーかも知れない。
それにしても彼女の「今」を知っているぼくが聴いても2曲は曲が持っているオーラという
意味で往年のヒット曲の足元にも及ばない感は否めませんな。
2曲を初めて聴いた人たちはどう思ったのでしょうね?
一人でも新譜をロビーで購入した人が居たのなら良いのですが。
果たしてその生声は。。。
CDで聴く印象と同じでしたね。
3年前に聴いたよりさらにソリッドになっている。
「研鑽の成果」ではあるるし、これはこれで素晴らしいのだけど
彼女にはもうすこし「ふんわり」歌って欲しい気もする。
「鍛え抜かれた」声は「しんどさ」にも繋がる。
まーそれにしても圧巻ではありました。やはり日本を代表する歌手の1人やと思います。
バイオリンの川井郁子をはさんでゲストのMay.J登場。
ゲスト扱いなので1曲のみの披露。曲はもちろん「れりごー」
実は逆の意味で期待してましたw
で、期待通りw
爆発するエネルギーの八神純子の後という辛さも有るとは言え、
同じステージに立って良い様なもんではなかったですな。
まるで野良犬の死体のように生気がない。
声が空気を押して来ない。
なんかステージでぼそぼそ音符をつぶやいてるって感じですかね。
でも彼女は精一杯やってるのです。それはわかる。
ネットでも最近また「カバー芸人」発言を受けての発言で叩かれてましたが。。
そりゃその辺のねーちゃんやったらめっさ「お上手」ですよw
カラオケの歌トラックには丁度ええんちゃいますかね。
もっと言うたらMay.Jよりヘタクソな歌手なんて一杯いてますが、
それでも聴衆を納得させられるかどうかの問題やと。
例えば小沢健二なんて歌唱力云々を語る価値なんかゼロですが
お金の取れる素晴らしいミュージシャンやとぼくは思います。
彼女にはその要素がかけらもない。
譜面をなぞれるだけならボカロでもええわけなんでね。
自身のブログで今回の競演についてこんなことを言うたはります。
「玉置浩二さんの魂がこもった歌、本当に素晴らしくて感動しました。
私もあんな風に感情をむき出しにして、自由に歌いたいと心から思いました。
もっともっと頑張らなくては…」
んーー
キレイに歌う事を第一に今まで努力してきはったのでしょうけど。。
「感情をむき出しにして」とかそういうことではないからねぇ〜
そういう言葉でしか頭の中で受け止めて整理出来ないということなので
この先余程エポックメイキングなことでも起こらない限りはどうにもならんでしょうね。
彼女で利益を上げてる人たちはもうぼちぼち楽にさせてあげて欲しいと思います。
後ろの席の男性が「なんで日本語で歌わんの?」と言うてましたけど
(アナ雪の日本版の英語主題歌を彼女が歌ってる事を知らないんでしょうね。)
女優の松たか子に歌で完敗しているという事実の現れですね。
ネームバリューがあるのに拍手もまばらでちょっと可哀想でした。
このコンサートは「見に来てる」のではなく「聴きに来てる」お客がほとんどやと
思うのでまーそうなってしまうんでしょうね。
ほんまもう歌わすの止めたげて下さい。
おやおや という結果を残して去って行った彼女の後に登場したのは
佐藤竹善。
ぶっちゃけこの人の事は良く知りません。
幸いシングライクトーキング名義の「La La La」をやってくれたので助かりました☆
たぶんこの曲くらいしかマトモに知ってる曲がない気がする^^;;
アレンジもこの曲らしくアフリカンなテイストを織り込んでて良かったです。
問題は2曲目3曲目。
ちょっと2曲目についてはある理由で色々書けないので割愛して。。。w
3曲目はオフコースの「生まれ来る子供たちのために」。
この曲っていろんな人がカバーしてるんですかね??
してるとしたらどんな気持ちでやってるんやろう。
この曲はオリジナルを越える事が難しい曲の筆頭やと思うんですけどねぇ。
特に「生まれ来る子供たちのために 何を語ろう」というセリフというかつぶやきというか。。
が途中で入るのですがね。ある意味型破りな手法やと思うんですよ。
これで成立させてしまってるということが当時のオフコースの勢いの凄さではないかと
思うのですが、下手にやるとヤケド必至の曲ですよ。
彼の場合、「ふつーに歌って ふつーに終わり」ましたよwww
上手からず下手からずのボーカルできっちり「セリフ」もはっきり言うて。
そういうのはカラオケボックスでやってくださいねww
「私、佐藤竹善がオフコースのこの曲をやったらこんな風になるんですよ」
って言うのがなければプロがこういったコンサートでわざわざカバー曲を
やる意味ってないと思うのですよ。
会場の雰囲気も「この時間をどう受け止めたら?」という空気で満たされてましたね。
特にファンだけが集まっているわけではないライブで10分を越える英語歌詞の組曲を
歌ったらあきませんわなー。(2曲目)
それは無茶というものです。
早く時間が過ぎて欲しいなーーって思ってましたw
退屈なんですね。
歌唱にしても曲作りにしても「達郎の劣化版」という印象でした。
んーーーーー というどうして良いか分からない感じの会場の空気を一掃したのは
平原綾香でした。
登場の出で立ちからして華がある。
曲は「ジュピター」1曲。
もともとホルストの組曲「惑星」の「木星」の一部に歌詞をつけた曲ですので
オケとの競演はガチハマり。
聴衆もこの曲を知らないという人はさすがにこの会場には来ていないと思うし。。w
もう会場のテンションMAXですわ。
この人の歌唱ってどうなんやろ?って思ってましたが結構いけますね。
自分が自在に表現できるスタイルとして確立してる感じで、楽そうです。
なので余裕があるからツボを全部押さえてくる。
加えて客席へのサービス精神。
ふと、彼女の音大の同期で声楽を専門にやってた人たちは彼女の事をどう評価してるんやろか?
と思ったりしました。(大学での彼女の専門はサックスなので)
歌に関しては素人の彼女がクラシックのカバー曲でポピュラーシンガーとしてデビュー、
ヒットし、こうやって観客を魅了する。
完全な憶測で申し訳ないですが、同期で彼女ほど拍手を浴びているプロ歌手はいないのだろうと
思うのです。畑が違うと割り切っているのか、あるいはふと考えてみたりすることもあるのか。
ちょっと知ってみたい気がしました。
兎にも角にも、みんな大喜びで第一部の幕が降りたのでした。
つづく♪