マフラー交換

マフラー交換をしていくんですが、取り外すトランペットマフラーの状態はひどく、抜き取りには苦労しそうな気配。
これを抜き取ってからあれこれと採寸して、どうやって取り付けるかも、その場で検討しなければなりません。

しかしゴッチゴチに固まってるぜこれ…

インナーサイレンサーはそのままマフラーに通せはするんですが、出口にあってメクラ蓋を固定している、キャップボルトの頭の高さよりも隙間のほうが狭いため、マフラーにまっすぐ収まりません。

ビビリ音の原因にもなってしまうので、キャップボルトを薄い頭の超低頭ボルトに換えておきました。

今回のマフラーはトランペットよりも80mmほど短く、リヤアクスルシャフトを隠さないばかりか、レーシングスタンドを余裕で掛けられるようになります。
整備性が一気に向上するんですね。

反面、消音部の容積が小さくなるので、そのままでは爆音になりかねず、それでインナーサイレンサーにご登場願ったという次第。

トランペットマフラーの取り外しは難渋を極めて、数時間オイルを差そうが叩こうがビクともしませんでした。

それで浸透性の高いオイルを手に入れようと検索していましたら、弟から「これ使ってみなよ」と差し出されたのが、画像のLPSオイルというもの。

実に怪しげな、NASA開発という謳い文句。

オイルを差してものの数分でズルっと抜けてしまいました。
なんだいコレ、さすがはNASA開発です。

LPSオイルは工具箱に常備することに決定。

インナーサイレンサーをマフラーに挿し、マフラーとエキパイを挿し込むだけ挿し込んで採寸してみました。

ひと通り記録したところでマフラーを抜いてみましたら、インナーサイレンサーがエキパイに刺さったまま、抜けにくくなってしまいました。

これで十分な固定になっているので、インナーサイレンサーはこのままに、マフラーを固定してしまうことでケリとしました。

トランペットの取り外し以外は、拍子抜けするほどにあっさりマフラー交換が完了しました。

まずまずの70年代ルック。
整備性が上がったのはなによりです。

肝心の音はというと…懐かしいノーマルの音じゃないですかねこれ。
少しだけパタパタ音はまじりますが感動と迫力の薄い音で、とにかく静か。

まあいいですこれで。
そもそも通勤用ですしね。

タンク塗装もボチボチ進めてます。
ひとまずサフェーサーを拭き終わったところで、細かく拾いパテを入れたところ。

エンブレム、早くこないかな。