キングブラックフットのリビルト　その１

久しぶりにラジコンを触っていますけれど、以前ラジコンで遊んでいたときとはずいぶん様変わりをしていることに気付かされることばかりです。
クリスタルしかり、バラセルバッテリーしかり。

かつての僕はモンスタートラックに絞って遊んでいて、その頃にはなかったカテゴリーがあることも知りました。
ひとつはクローラー、もうひとつはショートコーストラック。

クローラーは人間でさえ歩けるかという障害を乗り越えて走っていくトラックで、スリルと達成感たっぷりのカテゴリー。

その代わり極度に低速で、大柄なモデルが多いです。

ショートコーストラックはオフロードレース用で、以前はトラギー（トラック＋バギー）などとも呼ばれたスタジアムトラックの立ち位置にいるもの。

リアル志向のタイヤを履き、タイヤまでしっかり覆われたボディは恐ろしく頑丈でしなやか。
この特性を活かした問答無用のケンカレースが魅力です。

ここしばらくのラジコンづくりで後ろ髪を引かれているのが、キングブラックフットを解体してしまったこと。

当時物マイティフロッグ用の部品にされたんですが利用されることはなく、3台目のマイティフロッグとして作り直してしまったんですね。

それでショートコーストラックを知ったとき、これは作ってみたいと思うようになって、それならキングブラックフットを再製作できないかと検討し始めました。

キングブラックフットは完全に絶版になっていて、部品が出なくなっていますから、部品の出る車種の足回りに換えて、ついでにサスタワーを見直せないかとあれこれ調査。

寸法を取って流用可能部品を探してみたところ、これまたずっと取っておいたキングキャブの足回りがごっそり利用できそうだとわかりました。

キングキャブも絶版モデルで復刻はされていないんですが、足回りはかつてのハイエンドバギーのスーパーアスチュートを踏襲したもの
足回りについてキングキャブのもので組めるようになれば、後日スーパーアスチュートの部品を流用することができるようになります。

キングキャブから足回りを外してキングブラックフットにあてがってみたところ、多少の帳尻合わせはいるものの無加工ボルトオンで、干渉はなくトレッドやホイールベースもほぼ同じでまとめられそう。

ハイエンドなキングブラックフットを作れるんじゃないでしょうか。

ホイールやタイヤを現在組立中のワイルドウイリー2から使い回せるようにすれば、タイヤにも困りません。
一時足回りを借りるキングキャブについては、フレームにクラックが走っていて、修理のためいちど全バラにする必要もありました。

ワイルドウイリーズの作業も部品待ちなどで飛び飛びになってきていますから、手すきの時間を利用してキングブラックフットのリビルトを始めていきます。