さて、最近ブログアップのやる気が出ているLNDです。
前回のブログからの続きですが、友人Aと友人Bの3人で宮城旅行に行きました。
その中で一番の目的である東北大震災の被災地を見に行ったのですが、その記憶が薄れる前にブログに残しておきたいので連続でアップすることをお許しください。
前日は酒に溺れる一日でしたが、気合を入れて朝6時に起床。
友人もしっかり起きてくれて、7時にはホテルを出てまずは石巻市に向かいました。
多少トラブルがありつつも、何とか石巻市に到着。
どこに行っていいのか分からず、まずは海岸近くに車を停めて辺りを歩いてみました。
場所はながはま海岸?という場所でした。
まだまだ爪痕は色濃く残っていました・・・
石巻市内の様子も車から見ましたが、確かに真新しい家が建ち始めていましたが、多くの家が1階部分の窓が割れたままになっていたり、津波の影響を受けた家々が今だ多く残っていました。
石巻市の献花台?にやってきました。
お盆時期のためか、多くのお花やお線香が供えられていました。
私達もお線香を供えさせてもらいました。
近くに津波の高さを表す柱が立っていました。
ちなみに柱の下に身長175cmの友人が立っていますが、それと比べてこの高さです・・・
「想像を絶する」とはこういう事を言うのでしょうか・・・
その後は辺りをさらに歩いてみました。
必死で救助しようと働いていたであろう消防車。
津波によりスクラップにされた車達。
更地にぽつんと建っている家屋。
近くで見たら全体的にボロボロになっていました。
家が建っていたであろう基礎の跡。
たくさんの家が建っていたであろう場所は震災から2年経ち、人が住み始める前の姿に戻っていくようでした。
場所を移動して女川町方面に行きます。
女川町は石巻市よりもさらに高い波が到達したそうです・・・
テレビで見たことがある建物だったので写真に収めました。
魚市場でした。
魚市場近くの橋の残骸・・・
震災前はこの橋を利用してたくさんの海産物が運ばれていたのかも。
津波により倒されたであろうビル。
さらに大きいビルまで・・・
この画像を見ると左側に倒れたビルの形と同じような形をした土地が見えます。
倒れたビルがさらにこの位置まで流されたのか・・・?
高台にある施設の津波による水位の記録。
結構な高台にあるはずなのに1階部分はほとんど水に浸かっていたことになります・・・
実際に被災地に行った感想ですが、ニュースでも最近ではそこまで東北大震災のことを伝えなくなりましたが、復興というか、なんとか立て直し始めたところといった感じでした。
まだまだ足りないことや物が多くあると感じます。
偉そうにお金を被災地で使うことで「復興支援」なんて言って東京から宮城まで行きましたが、何の役にも立てなかったです・・・
ただ、友人達もこの突発的な旅行に参加してくれて、私も含めて各々感じるものがあり、「忘れてはならないこと」であったり、「何か出来ることは?」と考えたり、「防災の備えしておかなきゃな・・・」ということを考えるきっかけになったことは大きい収穫でした。
もし被災地を見てみたいと思っている方がいるとしたら行った方がいいと思います。
テレビを通して見るものと自分の目で見るものの差はかなり大きいです。
最後に、被災され亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、石巻や女川町等、被災されたた方々の一日でも早い復興をお祈りいたします。
今回も長いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
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Posted at
2013/08/15 00:45:54