bit oneの素音の確認【驚愕】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
運転席・助手席が同じように聞こえるような合わせ込みを目標に、タイムアライメントとEQをとことんやり尽くしてきました。
そこで一段落したのですが、やっぱり曲や自分の体調によってきつい曲がある(おかげで想定以上にツイーターのレベルを落とさないと聞いていられない)ので、bit oneの素の音を確認してみることにしました。
今までナビやデッキは素の音を聞きながら弄ってきましたが、bit oneについては車でしか聞いたことがなかったので。
そもそも、bit oneで気になっていたところがあって、アナログ入出力に入っているオペアンプの電源が、DCDC出力が直接入っているというとんでもない設計です(多分bit tenも同じ)。
世間からネガティブな話を聞かなかったので放置していましたが、ついでにここも音を聞いて判断しようと思います。
2
実際に家のオーディオにつないで、鳴らしてみると…
酷い、酷い、酷い、酷い…!
今まで色々な音を聞いてきましたが、完全にノイズの影響を受けた音です。適当に作ったカーナビレベルの音です。原因はほぼ上記に書いたDCDCのノイズだろうと推測できる音でした。
今までこの酷い音を、EQや出力レベルでなんとか聞けるように頑張っていたのかと思うと悲しくなるほど。
ついでに、ちょっと前に入れた超低ジッタクリスタルの効果も確認してみました。これはこれでかなり効果がありますが、それをもってしても素の音が悪すぎる!
まぁ、基板とかみただけで「ただSharc(DSP)を動かしてるだけの基板」といった設計ですから、こんなものか。
確実にいえるのは、「オーディオメーカーの作る代物ではない」ですね。
3
ということで、お試しでトランジスタのリップルフィルタをオペアンプの正負電源部に入れて確認しました。
結果 : 猛烈な改善効果があります!
対策しないと、音はスピーカー表面に張り付くとともに、音が外へ外へ逃げます。奥行きがなく、音がきついという歪とノイズによる典型的な悪影響が出てます。
それがリップルフィルタで改善されて、音に立体感が出て音がスピーカーの内側に入ってきて、奥行きと透明感が出ます。
これはちゃんと回路を組んで実装しないと!!!!!
最後に「audison、ユーザーなめすぎ」
4
そして翌日…
冷静になってあらためてリップルフィルタの効果を確認してみある。
確かに劇的な効果はあります。
聞いていられない音→聞ける音 になってます。
ただ、世の中の良い音を出すオーディオに比べると低レベルです。
正直、これを車に再設置して聞きたくない、できれば捨てたい。捨てませんが。
どこかのウェブページで、カーオーディオは鬼門だという記事を見ました。自分は正直そんなことはないと思っていました。しっかり基本に忠実に、音の良さを追求した物は存在するからです。
しかし、Bit oneについては鬼門だと認めざるを得ません。
やれ31バンドEQだのタイムアライメントだの、DSPの機能に踊らされて、肝心なところがないがしろになった典型に思えます。
これらの機能はあくまで手段であり、目的ではないのですがそれが逆転してしまったのでしょう。
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