3回目の車検
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
ショップ作業 |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
3度目の車検を受けました。(約88000km走行)
延長保証の絡みもあるので今回もディーラー車検です。
後述の保証修理・交換もあったため、9日間預けていました。
整備項目
通常の整備点検項目に加え、長く乗るための保険的意味合いから車検毎に以下を交換等しています。
・ブレーキフルード交換
・クーラント交換(後述のラジエターホース交換とセット)
・CVTフルード交換(下抜き)
・フロント/リヤデフオイル交換
・下回り防錆剤塗布
・エンジンオイル/オイルフィルター交換はパックに含まれてますが、差額を払っていつものTOTALの0w-30にしています。
ブレーキパッド/ローター、エアエレメント、エアコンフィルターは前もって自分で交換済み、発炎筒もLEDタイプに換装済みで臨みました。
2
保証修理・交換対応その1
延長保証切れを考慮して最後の大盤振る舞いという訳でもないでしょうけど、今回、車検前点検時に申告していた3件の保証修理・交換に応じてもらえました。
まずはその1、普通に走るだけでもゴトゴト音が顕著になっていたフロントサス左右のアッパーマウントの交換です。
画像のとおり新品になり、異音も完治しました。
欲を言えばストラットを脱着したのでアライメントを取り直して欲しかったところですが、そこはカムボルトの位置が狂わないよう元どおり装着しますからということで妥協しました。
(交換後、ハンドルセンターの狂いもなく、変にハンドルを取られることもなくまっすぐ走ってるので問題なしですが)
ただ、これでアッパーマウント3つ目なんですよね。
前回はビルシュタインとの相性の悪さに愛想を尽かしてHKSの純正形状ショック/バネに変えた際に自腹で交換していたんですが、約2年強、26000kmで異音がひどく交換せざるを得なくなったので、はたして今後どれだけ保つのか一抹の不安があります。(いちおう今回もベアリング保護のため、グリスを追加で吹き付けておきましたが、これは前回も実施してあったので気休めかも)
ちなみに自腹で交換するとなると部品代12342円、工賃はディーラーに依頼すれば17710円です。
3
保証修理・交換対応その2
次は冷え具合にムラがあり、電磁クラッチ断続時に異音がすることのあるエアコンのコンプレッサー。
ダメモトで依頼してましたが、摩耗粉も出て茶色くなっていたのも効いたのか保証対応OKが出ました。
新品ではなくリビルド品との交換ですが、交換後はいたって快調。結果的にガスを入れ替えたのと、エアコン潤滑剤を奮発した効果もあるかと思いますが、驚くほど冷えるようになりました。
これも自腹で交換するならば、部品代84183円、工賃はディーラーに依頼すれば10450円です。
4
保証修理・交換対応その3
最後がだいぶ前から様子見で、延長保証の終わる3回目の車検時に対応しましょうと言われていたチェーンケース合わせ目からのオイル滲み。
漏れ出したらその時点で対応する手筈でしたが、滲みどまりでずっと推移していたものです。
明らかに悪化する訳でもないし、対処もシーリングのやり直しだけで消耗品交換につながる訳でもないのでもういいかなと思ってましたが、せっかくやってもらえるとのことなのでお願いすることに。
ちなみにエンジンを降ろすことになるので、かなり工賃が嵩む作業になります。部品代が37422円、ディーラー工賃が125950円! もし自前で対処する必要があるなら見送っていたでしょうね。
5
付帯作業その1
どうせエンジンを降ろすのならということで、ついで作業をお願いしたのが3件。
1つ目がプラグ交換。過去に交換してからまだ4万km弱ですが、コイルをオカダプロジェクツの強化品に換えてあるので、プラグの消耗も早かろうと考えてのことです。
外したプラグを引き取ってきましたが、電極の損耗もそんなに目立たずまだ使えそうでした。(1本だけ碍子の焼け具合が異なりますが)
交換後のフィーリングも変わりなし。時々発生するアイドリングのばらつきまでそのままです。
なお、エンジンが降りている状態での交換なので、部品代9680円だけで工賃はサービスしてもらえました。
6
付帯作業その2
2つめがエンジンマウントの交換。
以前にピッチングストッパーだけSTI強化品に交換してマウントは手付かずなのと、88000kmも走ればそれなりに劣化しているだろうと考えて交換に踏み切った訳ですが...
外したパーツをもらってきて観察した限りでは、けっこう頑丈なつくりで目視では劣化具合は判りませんね。
まぁ、交換することで安心感が得られるのは確かですが。
ただ、これもエンジン降ろしついでなので部品代だけの工賃サービスにしてもらったんですが、片側11000円(左右なのでこの倍)もします。
費用対効果を考えると微妙なところかも。
7
付帯作業その3
3つめがラジエターホース(アッパー&ロア)の交換。
これは完全に保険の意味合いです。シリコンの社外強化品も考えましたが、純正品で。部品代が抜け止めのクリップ4ヶとクーラント込みで13404円。工賃は1100円でした。(工賃はエンジン降ろし作業があったので割引されてるようです)
8
予想外だった項目
クルマを預ける前には何の依頼もなく、2日目にディーラーから急に電話が掛かってきてバタバタしたのが、社外シートの強度計算書。
レカロシート&レカロシートレールについて、レカロから強度計算書をもらってくれと依頼がありました。
過去2回の車検時はそんなこと要求されなかったし、それどころか「今どきいい加減な社外品なんてないでしょうから、しっかり装着されていれば大丈夫ですよ」なんて言い分だった筈なのにと思って調べると、どうやら従来は検査官判断的な要素があったのを、2017年から「強度計算書が必要」という全国統一ルール化したようですね。
(なら、2018年と2020年の車検時にはなぜ不問だったのかという疑問は残りますが、おおかたどこかで指摘食らって厳しくなったんですかねぇ)
仕方ないので、シートとレールのシリアルナンバーを聞き取って、平日(10時~12時、13時~18時)にレカロジャパンのコールセンター0800-919-5881へ電話。
(調べましたが、電子メールなど電話以外の連絡手段は無いようです)
4回目でやっとつながり用件を伝えると、向こうは手慣れたもので、個人には出せないが整備業者へFAXするなら構わないこと、業者の了解は得ているかを確認した上で、シートのシリアルナンバー、レールのシリアルナンバー、車両の名称と型式(スバル レヴォーグ、VMGだけでOKでした)を順に伝えると、その場で確認してくれて適合問題なしと判明すると、送り先のFAX番号と担当者名を訊かれ、最後に何か不都合があったときのために依頼者本人の名前と電話番号を訊かれて終わりです。
後から疑問に思ったのが、個人には出せないとなるとユーザ車検はどうなるんでしょうね。(今回、念のためコピーを貰っておいたので、もし次回の車検を受けることになってもユーザ車検でも大丈夫とは思いますが)
それと、今回車検を受けた仕様ではレカロのシートにレカロのレールの組み合わせだったので難なく強度計算書を得られましたが、これが以前の仕様、画像左側に写るケーニッヒのシートとカワイ製作所のレールの組み合わせなんかだと、どこへ依頼すればいいの?? 状態になっていたと思います。(ケーニッヒも本国ドイツではレカロに並ぶメーカーの筈ですが、いかんせん今は日本に正規輸入されていないでしょうし)
9
さて、早めに車検予約したこともあって代車は選び放題とのことだったので、VN5を貸してもらうことにしました。
グレードはGT-Hでエアロの類も無しなのが惜しいところですが、クールグレーカーキの車体色は悪くありません。
ナビもご自慢の11インチではなく、9インチのKENWOODが付いていました。
9日間のうち、平日通勤に使ったのが5日間で約50km、残り4日間が休日使用で、ちょっとだけ遠出もして約150km、計200kmといったところです。
以下、思いつくままに感想など。
・全体のデザインは悪くないし、VM型からすると正常進化なんだろうなと思いますが、現物以上にヘッドライトが離れて小さめに、逆にグリルが突出して大きく見えてしまう顔つきに関してはちょっと惜しい、VM型のほうが好みです。リアに関してはテールランプの造形は悪くないと思いますが。
もうひとつ惜しいと思うのが前後下部の未塗装樹脂部。 グリル状になったガーニッシュの造形はいいんですが、下端がボディ同色ならもっと引き立つのではと思うところです。(あくまで個人的主観ですが)
・以前にちょっと試乗した際も感じましたが、シート自体の出来はVM系よりはるかにいいですね。純正ながら自分の体形にはフィットするし、サポート性もそこそこあります。いっぱいに下げても着座位置が高いのだけが玉にキズです。(あと3cmほど低ければ言うことなし)。
・メモリー機能付きパワーシートは、施錠したタイミングなのかいちいち初期値に戻るのが煩わしい。例えベストポジションをメモリーしておいても、乗り込む度にスイッチを押す手間が要りますしね。(もしかすると初期値へ戻らない設定もできるのかもしれませんが、代車なのでそこまでイジる訳にもいかず)
付随して、ミラー位置まで連動するのは大きなお世話な気がします。
・サイドミラーですが、個人的にはVM型のように上辺が水平なタイプが好みなので、VN型の外側へ下がっている形状はちょっと見づらく感じます。
ただ、VM型では鏡面外端に小さく表示される後方接近警告が、VN型ではミラー内側面に大きく表示されるのは判りやすいですね。(最近のモデルに共通ですが、これは羨ましい進化です)
・センターコンソールが高くなったのは賛否両論あるようですが、個人的にはシフトレバーとアームレストの高さ関係がちょうどいい感じになったと思います。
(VM型の場合は、アームレストが低いからと嵩上げすると、今度はシフトレバーが低く感じるというジレンマがありました)
・アイドリングストップ解除に物理スイッチが無いのはやはり不便ですね。
GT-Hなので、アイサイトX車よりひと手間少ない筈ですが、それでもタッチパネルから2段階の操作が必要なのは面倒です。
(まぁ、アイドリングストップからの復帰はほぼ瞬時だし、停止時に電動パーキングをONすればアイドリングストップしない技も使えますが)
・エアコンの操作は、GT-Hの場合、温度の上下は物理スイッチながら、それ以外はタッチパネルですが、ここはやはり物理スイッチに加え温度操作はダイヤルで回すほうが使い勝手がよく感じますね。
・動力性能は悪くありません。1.8Lながら2Lにそんなにヒケを取りませんね。むしろ巡行状態からIモード・Dレンジのままでの再加速なんかでは、ドッカンターボ的要素が強いため一拍置く感がある2Lに比べ、1.8Lのほうが素直に回転上昇と共に過給が掛かって車速が伸びる気がします。(Sモードでの加速や、Iモードでも意図的にシフトダウンさせて踏み込んだ際の絶対的な加速感では2Lに軍配が上がりますが)
また、VM型でもそうでしたが、エンジン回転とCVTとのマッチングは悪くなく、ダイレクト感があると思います。
・ただ、意識してエコラン走りをしない限り燃費はあまり伸びませんね。Iモードで流れに乗って街乗りしてる分には、MTで言うところの積極的に高いギアへシフトするような制御をして燃費を稼いでるように思いますが、結果的にはどうかすると2Lを下回っている状況もあります。
・ハンドリングに関しては、シャーシは確かにVM型よりしっかりしてるんでしょうけど、タイヤもホイールも純正で、補剛パーツ装着無しのせいか、ちょっとハンドルが軽すぎる感触でした。おそらく車速感応で速度が上がれば手応えが増す筈と思いますが、エアロ無しの悲しさなのか速度が上がるとややフロントが浮いてきて相殺されてしまう感じでしょうか。個人的にはもっとハンドルが重くどっしり感があるほうが好みです。
・感覚的に使いにくいのが、ロックしないウィンカーレバーと、同じ操作でも一瞬ひねり/ひねって保持で機能が異なるライトスイッチ。 ウィンカーレバーはまだ慣れの問題かもしれませんが、ライトスイッチは自分で早め点灯するからON/OFFくらい好きにさせてくれって感じです。
・個人的に不要なのがパワーリアゲート。 普段使うシチュエーションが無い上に、洗車時はナンバー周りを拭くのに片手で支えながらのスタイルに慣れているので、勝手に開閉されてはうっとうしい限りです。(全開位置は調整できるようですが、洗車の度に設定して/戻してなんて手間でしかありません)
・悩まされたのが給油口のフタの開け方。 借りた時点で残り少なかったのでスタンドへ直行したものの、あれ? オープン用のレバーはどこ? と運転席周りを探してしまいました。 思い付いてフタを引いてみると開いたので事なきを得ましたが。(あとで押せば開く電磁ロックと知った次第)
あえて気に入らない点を列挙したかのようになりましたが、VN型も悪くはないんです。
むしろ興味はあるだけに、ここがこうだったらなぁとついつい自分の好みに照らし合わせて考えてしまうんですよね。
10
最初判らなかったのがリコール対策の有無。
今はドア開口部へのシール貼付ではなく、運転席シート下フレームの車台番号刻印部に、項目に応じて塗布場所を変えた黄色ペイントで対策済みを示すようになってる筈ですが、この代車に限っては一切ペイント無し。
噂のEGRセンサーも、借り出し時に確認するも、「済ませたと思うんですが...」との答えだったのでちょっと不安があったんですが、思いついてスバルのサイトから車台番号で検索してみるとサービスキャンペーンも含め全て実施済みになってました。
それならちゃんとペイントしとこうよって感じですね。
さて、車検が終わり車両を引き取った後で発覚したのが自車の電動パーキングブレーキコネクタのリコール。
ばっちり該当だったのでまた預けて作業する必要があります。もう5日間早ければ一緒にやってもらえたのにって感じですね。
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