プラグ交換
1
RB系ツインカムの純正指定プラグは両極白金タイプで、公称10万kmの寿命との謳い文句ですが、実際には美味しいところはいいとこ4万km程度と見ておいたほうが無難でしょう。
ということで、今まで3~5万kmピッチで交換していましたが、ご存知のとおり脱着が非常にメンドくさいので、去年プラグを買い込んだままついつい先延ばしになっていました。そうこうするうち前回交換から6万km以上経過してしまったので、ようやく重い腰を上げた次第(笑)
プラグは純正指定がPFR6G-11ですが、以前から熱価を1番手上げてPFR7G-11を使っています。
なお、過去にはBOSCH、AutoLite、DENSO等試しましたが、やはりNGKがいちばん相性と耐久性がいいようです。
2
さて、プラグ自体を外す前に、エンジンカバー、タワーバー、エアクリーナーダクト、サクションパイプ、各種負圧ホース、ブローバイ連結管その他、先んじて外さねばならない部品が山のようにあります…
まずはエンジンカバーに引き続いてタワーバーを外し…(実際にはタワーバー下面にアーシングケーブルを這わせてあるので、タイラップとマジックテープを外すところから始まります)
3
ホース類をひたすら地道に外していきます…
整備要領書ではスロットルバルブ本体も外すよう書かれていますが、幸いRB25DETの場合はサクションパイプと接続ホースを外すだけで何とか交換可能です。
外したサクションパイプは反転させて邪魔にならない場所へ移しておきます。
4
IGコイルへのコネクタを外し、ボルト2本を外してIGコイルを抜き出します。
これでようやくプラグの頭が見えますが、早まって外す前にエアダスターでプラグホールに溜まったゴミを吹き飛ばしておきます。
放熱性向上のため、オーナメントカバーを取り外しているので、けっこうなゴミが溜まっていました…
なお、IGコイルのコネクタ、初期のRB20DETではツメが劣化してパキパキ折れてしまったもんですが、途中から対策品に変更されていて丈夫になっています。とはいえ経年劣化しないわけじゃないので、脱着は慎重に…
5
プラグレンチでプラグを抜き出したら、新品プラグのネジ部にドライファストルブを吹いて組み付けます。
奥まっていて手が入りにくいですが、最初のひと山が噛むまでは指先で回したほうが無難でしょう。
締め付けはガスケットが程よくツブれる程度でOK。
1番シリンダーのプラグ新旧比較。さすが純正指定だけあって、6万km経過しても、中心電極がわずかに丸まったのと、ギャップがわずかに広がっている程度で顕著な傷みはありません。
(過去使ったAutoLiteは3万km程度で、DENSOも4万km程度で電極の磨耗がはっきり判りましたが…)
6
プラグを組み付けたら、IGコイルの接点部分と、コネクタの電極にコンタクトスプレーを吹いて各々組み付けます。このKUREの製品は樹脂に付着しても大丈夫なので愛用しています。
この際なので、エンジンルーム内の各種コネクタにも施工しておきます。
この後は逆の順で事前に外したパーツを装着して終了。疲れます…
7
古いプラグを気筒順に並べたところ(左から1番)
電極はだいたい均一に焼けているようです。
なぜか5番のみ、碍子付け根部分が錆びたようになっていますが…
しかし、事前脱着のパーツ数もさることながら、縦置き6発となると4~6番の交換は前からも横からも手が届きにくく苦労させられます… 無理な体勢を強いられるので、翌日は筋肉痛を覚悟せねばなりません(苦笑)
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