代車遍歴(2017年Ver)
投稿日 : 2017年10月22日
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車検の代車でやって来たムーヴ、もといステラです。
正直この手の軽自動車には白物家電的なものを感じており(現にヤマダ電機で売っていますし)、興味、関心とも全然無かったのですが、いざ乗ってみると色々と驚かされることがありました。
軽のNAなどガマン以外の何物でもないと、走りなど全く期待していなかったのですが、いざ乗ってみると街中+バイパス/幹線道路の速度域(60Km~80Kmぐらい)でしたら、何の不満もありません。余程急な坂以外はアクセルを全開にする必要はなく、エアコンをかけてもあまりパワーダウンは感じませんでした。
これならたまにしか高速に乗らないのであれば、ターボは不要かも。
高速でも右車線に出てついていくことも可能ですが、欧州車がバカみたいなスピードで走っている第〇京浜では、ちょっと身の危険を感じました。
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ムーヴの伝統といえば横開き式のバックドアでしたが、現行モデルより一般的な跳ね上げ式へ変更となりました。
軽量化の為なのか、樹脂製のバックドアになっています。
この色は四十路のおっさんが乗るにはちょっと厳しかったのですが、家人には大好評でした。レヴォーグよりもお気に入りの様子で・・・
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我慢のクルマを感じさせないインパネ。そこそこの質感だと思います。
軽とはいえども、エアコンは液晶表示。贅沢です。
収納はレヴォーグより多いかも。
CVTですが、所謂ラバーバンドフィールはあまり感じず、エンジンとの協調がうまくできている印象でした。
アクセルをそれなりに踏み込むと賑やかになりますが、街中を普通に走っている限りは、遮音はしっかりできています。全体的な作り込みはリッターか―クラスとそれほど変わらないかもしれません。おそるべし、軽自動車。
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3人家族な我が家にはこれでも十分な広さです。全高が1600mmを超えており、見晴らしが良いので圧迫感は皆無。スバル車には無いフラットな床が更に広さを強調しています。
小さな規格の枠の中で、これだけ室内空間を広くとっているのは、さすがであります。これこそ日本のお家芸なのかもしれません。
後席もシートスライドが付いていますので、荷室を気にしなければ脚が組めるほどの空間を生み出すことができます。
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クルマの絶対的なサイズがあるので、荷室が小さいのは致し方ありません。
ですが、床を二重構造にして、高さを稼いでいたりと、工夫の跡が見え隠れています。
ただ、これだけのスペースだと、追突された時は正直怖いのですが、これは軽だけではなく、小さいクルマ全般に言えることです。
横浜は狭い道が多く、レヴォーグでは対向車を気にしながら通るところも、軽ならガンガン進んでいきます。
この機動性に高さに、正直惹かれてしまい、今では軽自動車の虜になっています。
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ヘッドランプの故障の時にやって来たのが何とBRZ!
BRZを借りるのは今回で2回目ですが、2回ともMTの黒でグレードはSです。今回はE型でした。
今となっては絶滅危惧種であるFR+MTという組み合わせにテンションが上がり、本当はこのクルマが似合うシチュエーションで色々と試してみたかったのですが、代車ということで憚られ、殆どはファミリカー的な使い方で終わってしまいました。それでも200Kmほど乗ってみて、燃費は10Km/L。レヴィーグより良いです。
我が家の駐車場は画像の通り機械式で、車幅が1850mmまで対応なのですが、柱があるのでミラーを途中で畳まなくてはいけません。なので、窓から頭を出して、直接目視でホイールを擦らないよう、パレットの端に寄せていきます。
BRZは座面が低く、窓の位置が高いので、頭を出すと腰が浮き、左足がクラッチペダルから遠のきます。お恥ずかしい話、これで車庫入れに苦戦しまして、この時だけはATがとても羨ましかったです。
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座面に対して垂直に立つステアリングがスポーツカーの証です。
E型からメーター周りが変更になり、TFTのモニターが追加されました。
6速MTはアイシンAW製。シフトストロークがちょっと長く、カッチリ感がもう少し欲しかったなぁ。
リバースが左上にあるのですが、WRX STI(TY85)みたいに右下のある方が使い易いです。何度か1速と入れ間違えました。
乗り込むときは「よっこらしょ」の姿勢を強要されるので、腰痛持ちにはちょっと、いやかなり厳しいかもしれません。
ドアを開けると、窓が少し自動で下がります。
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ステラとは反対で、家族の反応は冷ややかでした。自分のポジションだと後席の足元空間はほぼなく、娘(小学1年生)は靴を脱いで乗っていました。また窓が小さく、座面が低いので子供には閉塞感があるかもしれません。
室内の狭さとは対称的にトランクはそこそこの広さがあり、買い物でも重宝しました。それでもレヴォーグの半分以下ではありますが。。。
アイサイトに馴らされた体にFRのMT車はなかなか刺激的で、久しぶりに手に汗を握りながらの運転でした。
シフトアップ/ダウン時に最初は隣の嫁さんの頭が揺れていましたが、次第に昔の勘が戻って、ショック無しで変速がキマるようになった頃、レヴォーグが帰ってきたのでした。。
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