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ぐっさん@GUEAの愛車 [スバル レヴォーグ]

2019年7月26日 日産ヘリテージコレクション(サニー)

投稿日 : 2019年08月15日
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かつての座間工場で生産を行っていたのが「サニー」です。
8代目(B14型)の途中まで生産が行われ、その後は九州工場(日産自動車九州)へ移管されました。
こちらは2代目B110型のセダンと"サニトラ"の愛称で親しまれたトラックです。
サニー・トラックですがマイナーチェンジを繰り返し、23年間作り続けられます。
B110といえば、クーペのスポーツモデル(GX-5)が有名で、モータースポーツでも大活躍。
シンプルなA型エンジンがチューニングにも向いており、富士で行われていたTSレースやフレッシュマンレース等々で多くのレーサーに愛用されました。
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右が3代目のB210型。左が4代目のB310型です。
アメ車っぽいデザインが1970年代中盤の日産のトレンドであり、サニーも多分に漏れずでした。個人的にはこの頃の日産車はどれもあまり得意ではなく、当時写真と同じB210のクーペのトミカを持っていましたが、ぞんざいに扱っていた記憶が(-_-;)
B310から逆に角っぽいデザインになり、ライバルのカローラと鎬を削るほどの大ヒットとなります。子供の頃、本当これはよく見ました。今でも旧車好きの方が乗られているのをよく見ます。
B110同様にB310もモータスポーツで活躍し、AE86が台頭するまではTSレースの常勝マシンでした。
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5代目のB11型です。
ライバルのカローラよりも2年早く駆動方式がFFとなり、エンジンも初代B10型から使われていたA型からFF用に開発されたE型エンジンに置き換わりました。
途中ターボ仕様が追加されましたが、ファミリカー色がより強くなっていったのがこのあたりからなんて気がしております。
なので、先代のB310よりも現存率が少なく、かれこれ35年以上前のクルマというのはありますが、今となってはほぼ見かけることはないですね。
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1985年デビューの6代目B12型です。
「トラッド・サニー」という愛称が付けられて、この代で初めてカローラを抜いて月間販売台数首位を獲得。
VWサンタナの影響から、ボディ剛性や品質が大幅に向上し、防錆についても改善が進んだようです。なのでつい最近まで現役のこの型をよく見かけました。
バブル期という時代背景もあり、サニーの高級化が進んだのもこの代からです。
写真は1987年以降の後期型ですが、ちょっとドイツ車っぽい出で立ちの前期型は個人的に大好物で、歴代日産車の中でもトップ10に入るぐらい好きなクルマでした。
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左はクーペの「RZ-1」です。
ヤマハのバイクっぽい名前が今ひとつだっのか、セダンの大ヒットとは裏腹にこちらは新車時からマイナー車だった記憶が・・・
ほぼ同時期にデビューしたレオーネのクーペ(RX-Ⅱ)とこのRZ-1がどうもかぶってしまいます。共に直線基調のデザインで、マイナー車ではありますが(-_-;)
サニーのクーペモデルは、「NXクーペ」⇒「ルキノ」とモデルチェンジごとに名前を変えていきますが、残念ながらどのモデルもメジャーな存在になることなく消えていったのでした。
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7代目B13型はバブル真っ只中の1990年にデビュー。
トラッド・サニーを正常進化させたモデルチェンジで、この代からガソリン車は全てツインカムとなりました。(1300cc、1500cc、1600cc、1800cc)
"GT-S"というスカイライン風なグレードも追加され、ちょっとしたエアロっぽい外装にスポーティな内装を組み合わせ、エンジンは姉妹車パルサーと同じ1800cc(SR18DE)を搭載しておりました。
パルサーにあったターボモデルの設定はありませんでしたが、ラリー車等のモータースポーツ向けのグレードである"VR"は先代から引き継がれました。
GT-S外装とGT-S内装は、上級グレードである"スーパーサルーン"にも選択可能で、スーパーサルーンのGT-Sルックや、スーパーサルーンのGT-Sインテリアという組み合わせがあったのもバブルバブル期ならではです。
日本では1993年末で生産が終了となりましたが、メキシコでは「TSURU」という名称で生産され、2017年7月までしぶとく生き残っていたのでした。
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7代目のクーペモデルである"NXクーペ"です。
アメリカでのデザインで、兄貴分のZ32型フェアレディZ風のモチーフを織り込んだようですが、先代のRZ-1同様、日本では残念ながらヒットすることはありまでんした。
今見てもぶっ飛んだデザインには変わりなく、よくこれで売れるなと思いましたが、日産に限らずこの手のFFクーペが売れなくなる時代だったのかもしれません。
このあたりから日産崩落への迷走が始まっていきます・・・
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サニーとしては最終モデルとなるB15型です。
これの前のB14型がコストダウンが行き過ぎて苦戦したということもあり、往年のトラッド・サニーのイメージに寄せたモデルチェンジとなりました。
エンジン、プラットフォームと一新され、なかなか気合の入ったモデルチェンジではありましたが、地味すぎるデザインの影響なのか、かつての勢いは既になく、2004年に幕を下ろすこととなりました。
"VZ-R"というSR16VEを搭載した走り系のグレードもあり、ミッションは5速MTのみという硬派仕様。この地味なデザインからも羊の皮を被った狼にピッタリな1台でしたが、人気を得ることはなく、モデル途中でカタログ落ちしたのでした。

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