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ぐっさん@GUEAの愛車 [スバル インプレッサ]

カローラ生誕40周年記念展(其の1)

投稿日 : 2006年09月10日
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お台場のMEGA WEBで開催されている「カローラ生誕40周年記念展」を見学してきました。

こちらは初代(10系)です。1966年発売。

「プラス100ccの余裕」というキャッチフレーズで、前年デビューしたライバルのサニーを挑発したのは有名な話ですね。

今のヴィッツよりも小さなクルマでした。
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こちらは2代目の20系。1970年発売です。

排気量、ボディサイズ共に初代より大きくなり、明らかに車格が一つ上がったモデルチェンジでした。

この代からスプリンターが姉妹車として独立。レビン/トレノと呼ばれるクーペモデルが登場したのもこの20系からでした。

名機2T-Gを積んだTE27、今見ても本当カッコいいですね~。
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オイルショックの1974年に登場した3代目(30系)は、更にボディサイズが大きくなり、「ゆとり」を売り物にしていました。

姉妹車スプリンターと合わせると、バリエーションも豊富になり、セダン、クーペ、ハードトップ、バン、リフトバックと多種多様なカローラになりました。

生まれて初めて乗ったカローラはもしかしたらこの代かもしれません。
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4代目の70系は今までとは違って、直線的なデザインで登場しました。1979年、ちょうど自分が2歳の時です。

このモデルのMC後モデルこそ、我が家初のマイカーでした。丸目ではなく、角目のたしかグレードはSEでした。

色も写真のと同じで、今でもカローラというと、この70系が一番最初に頭に浮かびます。

4代続いたFRもこの代で終わり。次の5代目からFFモデルへと転換することに。

最後の2T-Gを積んだセダンGT(TE71)こそ、歴代カローラで一番好きなモデルであります。
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欧州勢もそうでしたが、合理性を追求していくと、どうしてもFRのパッケージでは無理が生じてきて、国産メーカーも徐々に大衆車クラスのFF化が進んできました。

ライバルのサニーに遅れること2年、1983年に5代目カローラ(80系)は、FFモデルにて登場しました。

しかし、当時のトヨタはFF化には慎重で、コロナやカリーナはFFモデルと従来のFRモデルをしばらくは併売。カローラに関しては70系との併売はバンモデルのみでしたが、クーペのレビン(トレノ)については、従来通りFRのままモデルチェンジを行いました。いわゆる「ハチロク」と呼ばれるモデルは、本来ならFFで登場していたのかもしれません。

レビン/トレノは好調だったのに対して、FF化で一気に若返ったセダン系は販売が苦戦。ライバルのサニーは「トラッド・サニー」で大ヒットし、販売台数がサニーに負けるという事態が生じました。
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6代目(90系)はバブル真っ只中の1987年に登場。レビン/トレノもこの代からFFとなり、カローラシリーズはスプリンターカリブを除いて、全てFFモデルとなりました。

当時のクラウンやマーク2に倣って、上級グレードはワインレッドの内装色を採用し、クラスを超えた高級感を出そうとしていました。
バブルという時代背景もあったと思いますが、ライバルに比べても質感の高いクルマだったと思います。

誕生してからまもなく20年が経過しようとしているのですが、今でも街中でよく見るので、丈夫に作られていたのかもしれません。

この代あたりから、友人が乗っていたりしたので、カローラをリアルに感じるようになりました。
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先代の90系よりより豪華になったのが7代目の100系です。カローラ史上、最も高級なカローラになりました。何と最上級グレードには電動パワーシートが採用され、デザインもミニセルシオといった佇まいでした。

エンジンは90系で前車DOHC(いわゆるハイメカツインカム)になりましたが、100系では全車インジェクション(EFI)となり、4A-Gは5バルブに進化とメカニズムも大きな進化を遂げました。
レビン/トレノの上級グレードにはスーパーストラットサスペンションが採用され、走りの部分でもボトムアップが成されました。

しかし、登場した1991年はバブル崩壊直後。バブル期に開発されただけあって、内容の濃いクルマではあったのですが、その分コストに影響し、販売面では苦戦を強いられることに。ここまでくると、かつての「大衆車」の域を出ていたのかもしれません。
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1995年登場の8代目(110系)は、先代の反省から全体的にコストを抑えた設計となりました。同時に衝突安全性が厳しくなる中で軽量化を行い、特に走りのモデルであるレビン/トレノは先代に対して最大70Kgの軽量化に成功しました。

ABSやエアバッグといった安全装備が標準装備になったにも関わらず、一部のグレードでは値下げを敢行。これで離れていったカローラユーザーを取り戻そうとしたのですが、先代に比べてあまりにも安っぽくなったカローラは魅力的に映らなかったのかもしれません。

そして、クーペモデルのレビン/トレノはセダン以上に売れず、この代を以って、カタログから消えてしまいました。

登録車売り上げ年間NO.1を皮肉にも弟分のヴィッツに譲ってしまったのはたしかこの代だったと思います。

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