クラッチ改善化②

前置きが長くなりました・・・


レリーズシリンダーでエア抜き最中に
何気に画像部位（レリーズシャフト）の
異常を感じ・・・携帯で撮って確認すると
ダストシールが外れてるではありませんか!!

なぜ？　今まで気付かなかったのか・・・・
それは通常、目に付かない部位だからです。
（　画像　赤○部位　）

ダストシール、名前の如く　異物（ゴミ）混入防止
の為のシールです。
コレがクラッチ切り入りに直接関与する事はあり
ませんが、見つけた以上、直す・・・でしょ!!（笑

・ダストシール：￥２８０／１ヶ
・ロールピン：￥１７０／１ヶ
　　　　　　　　　　　　　　　

　priceless!!（笑

該当部位と、周辺構成パーツの関係をザックリ
説明します。

クラッチペダルを踏むと画像奥のレリーズシリンダ
に油が流れ矢印①の方向へ伸びます。
するとロアルレバーが矢印②の方向へシャフトを
回します。
ミッションケース内ではシャフトとレリーズヨークが
連結されており・・・・結果、クラッチ入り切りが行
われます。

今回、黄色〇のロールピンを抜いてロアルレバー
を外してからダストシールを交換します。
しかし、ご覧のようにロールピンの抜けしろが無く
外せません!!（大汗

ミッションを降ろさなければ、このダストシール
は交換できません!!　(/-－）/
よって交換を諦めました・・・素直なオヤジっす♪

しかし、ここで更なる異変に気付きました～!!!!
シャフト本体だと思い込んでいた部位がカラー
だということに～　＼(◎◎;）／
カラーがせり出して、上へ抜けてきてる・・・（汗
それによりダストシールが外れているんだと。

シャフトの回転摺動維持と磨耗を保護するカラー
が抜け、ガタついています。シャフトが１ｍｍガタ
つけばアーム先端ではどれだけ遊びが発生する
でしょう・・・
コレがシフトフィール不具合の原因でした。

ミッションを降ろせない以上、選択肢はございま
せん。
何らかの原因で飛び出したカラーを元に押し込
むしかございません。
マイナスドライバー２本で少しづつ下方へ追いや
ります（汗

これまでの部位は、画像だから確認が出来るん
ですけれど、実際は目で確認するのは厄介です。
変だと思い、携帯で写して画像を確認しながら
作業を進めました（疲

それにしても・・・この構造!?
部品点数も増えるし、リンクを介すとそれだけ
ロスも増えるのに・・・なんだかなぁ～　ε=(ｏ`;)