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かきあげDONのブログ一覧

2017年09月28日 イイね!

ROYCE' CLASSIC CAR FESTIVAL 2017 IN FUTOMI ③

他にもブログネタがあるので早めに終わらせたいのですが、祭日があったり、お偉いさんが視察に来たんで連勤続きだったり、なかなか忙しくて…。

来週も別の方が視察に来るらしい。
(;´Д`)





トヨタ、日産に続いて、今回は三菱です。

最近の三菱さんはどこへ向かっているのかちょっとわからないです。
(;´∀`)
「リコール隠し」の件からなかなか復調してこない感じが。

アウトランダーPHEVが好調から全体的にEV系へシフトしているようで、最近のニュースではEV仕様のRVRを開発中らしい。

自分自身、ek-wagonも乗っていたし、4か月くらいでしたがディアマンテにも乗っていて(良かったらそのまま購入の予定でしたが、エンジンの不調かあまり燃費がよくなかったので購入せず)、三菱の印象は悪くないです。



ま、そんな話は置いといて...。





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コルトギャラン セダン AII GS(1970年式 初代A52系)

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インフォメーションには「ギャラン GS II」とありますが、たぶん「コルトギャラン AII GS」が正しいと思います。

”コルト”には「5歳くらいまでの若い牡馬」の意味があるそうです。
なので、フロントグリルのエンブレムには「馬の上半身?いや前半身??」が描かれています。


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「GS」はGrand Sportsの略で1.5Lツインキャブ(105ps)のホットモデル。
このスクエアなボディデザインは当時かなり人気だったようです。


先代のコルト1000Fで1967年第二回サザンクロスラリーにてクラス優勝した三菱は、さらに1972年にこのコルトギャランGS(実際には後期の1.6Lモデル)で第七回サザンクロスラリー総合優勝を果たします。

三菱とラリーの関係はこの頃から始まっているようです。







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コルトギャラン GTO 1700SL(1975年式 初代A51/52系)

中・後期型かな
ボディは当時のアメリカン・スポーツカーを手本にした2ドアのクーペスタイル1種のみ。
(同年代のトヨタセリカLBも同じようなデザインですね)
フロントマスクは三菱お得意の逆スラントノーズ、テールはエンド部分が持ち上がったダックテール。

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エンジンは1.7LのSOHC(4G35型)
なお最上級の「MR」(Motorsports and Rally)は、1.6LのDOHC(4G32型)

1代(6年)でモデル終了
後継はギャランラムダ



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ギャランクーペFTO GSR(A61/62/63系)

ボディタイプはこの2ドアクーペ1種のみ
立ち位置的にはギャランGTOの弟ってとこです。
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外板を含め、パーツ類はギャランシリーズの物を多く流用
オーバーフェンダーも当時の純正のものでしょうね。
(後期には保安基準改正によりオーバーフェンダーは無くなりました)
オバフェン付きでリアに[5speed]のエンブレムがあるのでモデル中期の車だと思います。

1代(5年)でモデル終了
後継車種はランサーセレステ





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ギャランΣ SX(4代目 A161/162/163/164/167A系)
同時期に販売されていたエテルナΣとは兄弟車
一時期はタクシー仕様車がかなり走ってましたね。
 
ボディは前年に発表されたランサーEX(2代目)と同様のスクエアなデザインが基本

グリルには珍しい「MMC」(三菱・モータース・コーポレーション)のエンブレムが。
1980年代の一時期にスリーダイヤ・マークに替わり使われていましたが、なぜかすぐに無くなりましたね。

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また、同時期には英文字のMをデザイン化(三角を2つ合わせたような)したエンブレムを付けているものもありました。





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スタリオン ターボ(A183型)
車名は「STAR」と「ARION」からの造語

すいません。
前・横・後ろ全てのエンブレムが外されていてグレードがわかりません。
(インフォメーションにも「スタリオン ターボ」としか書いてない)
フロントのウインカー形状から後期型、サイドフェンダーが張り出してないので最上級のGSR-VRではないのはわかるのですが、恐らくターボ搭載モデルでも下のグレードではないかと思います。
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エンジン・シャシは2代目のギャランΛ(ラムダ)をベースにして、かなり武骨ですが存在感のあるボディが載せられてます。
(デザインに関しては「海外向け」を重視していたための結果と思われます)


この車を見ると、ジャッキー・チェンが出ていた「キャノンボール2」を思い出します。
ジャッキーが出る映画では、これ以外でも結構三菱車を多用していましたよね。
スタリオンはこの1代(8年)で次のGTOへバトンタッチします。





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GTO(Z15A・Z16A系)

2001年まで販売していたので、正直「クラシックカー」ではないと思うのですが…。(;´・ω・)
(そもそも「クラシックカー」の定義がよく解らないですw)


ヘッドライトの形状から中期型と思われます。
実質スタリオンの後継車ですが、前出の「ギャランGTO」とは直接の関係は無いようですね。

上級セダンのディアマンテをベースに、曲面を多用したボリューム感のあるクーペスタイルのボディと3.0L,V6エンジン(NA/ツインターボ)+4WDを搭載。
(海外向けにはノンターボのFFもあったようです)
長距離を高速で走る「本当の意味でのグランツーリスモ」(GT)な車です。

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この車も1代(1990~2001年)で終わりです。




非常に残念なのは、三菱は折角の良い車を「たった1代」で終わらせてしまう事が非常に多かった。
車って「代を重ねて改良され熟成していく」ものだと思うのですよ。
それが、1代で終わって全く新しい車が登場する。
裏にはそれなりに技術の継承があるとは思うのですが、いまいち定着していない感がある。

その点、1992~2016年(モデルで4代、称号では10代:X)まで続いたランエボは凄いです。
初期の頃は、エンジンのダレ、4WDの特徴である曲がりにくさやハンドリングの不安定感、プアなブレーキを指摘されていましたが、改良を重ねどんどん熟成され中期ではかなり完成度が高くなった。


まあ、販売戦略もあって継続していくには難しい状況もあったのかとは思うのですが…ね。







続いてマツダもやっちゃいます。

最近のマツダはとても活気付いていて良いですね。
SKYACTIVE-Dなんて目から鱗モンでしたしw

フォードグループ傘下になった時はどうなっちゃうんだろう…って心配しましたけど。
(^_^;




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R360クーペ(1966年式 KRBC型)

それまではいわゆるオート三輪などのトラックを製造していたマツダ(当時はまだ東洋工業)が初めて製造した四輪自動車です。

1955年、当時の通産相が自動車の普及を目指して提言した「国民車育成要綱案(国民車構想)」。

これを考慮し(厳密には詳細の要項に完全には沿ってはいないが)鈴木自動車は「スズライト」、富士重工業は大ヒットとなった「スバル360」を発表。
で、東洋工業はこの「R360クーペ」を発売。


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全体に丸みを帯びたキュートなスタイリング。
ガラスエリアが大きく、特にリアは飛行機のキャノピーのようなドーム型になっており、後のコスモスポーツにも通じるデザイン。
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駆動方式はRRで、オート三輪のエンジンをベースにした356cc,空冷V型2気筒OHV(16ps)
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当時の販売価格は約30万円で他社に比べ破格ではあったが、後席が狭く大人4人が乗るには窮屈であったため、スバル360の人気を超える事はなかったそう。

1960年販売開始。
1962年に後継の「キャロル360」が発表された後も1966年まで製造されていました。




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キャロル360(1970年式 KPDA型)
奥にあるのは2ドア、手前のは4ドア

R360クーペで問題となった後席のヘッドスペースを確保するため、リアウインドを垂直に立たせた「クリフカット」と呼ばれるデザインが特徴。
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エンジンは、水冷直4OHVとなり高出力化が図られる。
モデル中期には600ccのエンジンを積んだ「キャロル600」も発売された。
(ボディデザインは共通ですが、サイズが違うので共用はしていない)


キャロル360はこの代で「シャンテ」に引き継がれますが、1989年に復活しましたね。

...そう言えば、前回のイベントでは水色のシャンテがあったのですが、今回は無かったですね。





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ファミリア ロータリークーペ(1968年 2代目M10A型)

コスモスポーツに続いて2台目のロータリーエンジン搭載車。
2代目にモデルチェンジした当初はレシプロエンジンを搭載したセダンとピックアップトラックのみでしたが、翌年にコスモスポーツの廉価版的な意味合いもあるロータリーエンジンを搭載したクーペモデルを追加。
ロータリー版はコスモスポーツと同じ10A型(491cc×2ローター)ですが、出力は10ps抑えた100psでその代わりに最大トルクを向上、最高速度は180km/h。
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リアはこんな感じでグリルレスです。




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コスモスポーツ 110(1970年 L10B 後期型)
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個人的には、国産のクラッシックカーと呼ばれる車の中でデザインではトップクラスの車だと思います。

エンジンは2ローターの10A型(491cc×2、最大出力110ps、最大トルク13.3kgf.・m)
これが世界初の「量産型」ロータリーエンジンであり、それを初めて搭載したのがこのコスモスポーツです。

コンパクトなロータリーエンジンだからこそ成しえた地を這うようなボディスタイル。
車高もわずか1,165mm。
唯一無二のスタイルは「円盤コスモ」と言うあだ名もピッタリ。

ジャンボ宝くじが当たったら是非買ってみたいです(笑)





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サバンナGT (1977年 S124系 後期型)
漢な1台w
この車がこんなほぼノーマルな状態で残っているのはとても貴重ではないかと思います。

前期型はセンターグリルとヘッドライト周りのグリルが独立分割した独特なデザインですが、後期型になってこのようなかなり精悍な顔つきになりました。


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「RE-120 AP」
古いマツダ車によくある「AP」は「アンチ・ポリューション=環境対策」の略で排ガス対策のこと。
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テールランプのデザインは、バンパーで上下に二分割されたコスモスポーツのソレのイメージがありますね。

因みに、この車は「RX-3」と言う呼ばれ方もされますが、これは輸出時の海外向け名称です。




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カペラ ロータリークーペ(初代 S122A型)
輸出時の名称は「RX-2」
サバンナよりも1年早くデビューし、位置的にはファミリアの上級車種。

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今までのロータリーエンジンは、491cc×2ローターの10Aだったが、この車専用に591cc×2ローターの12Aを開発。
出力は120ps



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コスモAP (1976年 2代目)

先代にあった「スポーツ」の名は外れる。
代わりに、当時の排ガス規制などの環境対策を前面に押し出した「AP(Anti-Pollution)」が名前に追加される。

フロントマスクは初代前期型のサバンナ(独立分割)にも似ている。
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エンジンは654cc×2ローターの13Bで出力は135ps

「スポーティよりもラグジュアリ」指向で、ボディは流麗なクーペスタイル。


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輸出名称は「RX-5」





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いやいや、この辺もまだクラシックカーではないと思いますよ...。
(^^;



今回は「2枚抜き」でしたw
...ってことでまだまだ続きますよ~(*^^)/~~~
Posted at 2017/09/28 12:10:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年09月13日 イイね!

ROYCE' CLASSIC CAR FESTIVAL 2017 IN FUTOMI ②

続編です。


さて、書いている方も結構おなかいっぱいな状況なんですが、尻切れとんぼで終わらせる訳にもいかないのでやっちゃいますよ!
(´艸`*)





では、続いてトヨタ



ソアラ軍団w

歴代のソアラがずらーっと並んでます。


右は初代ソアラ 2.8GT(MZ11型)
テールランプの形状から後期型と思われます。


初代のソアラには新開発の5M-GEU(2.8L DOHC)に、TEMSだのTCCSだの国産初のデジタル式メーターやマイコン式オートエアコンだの当時の新技術が満載。

ゴールドとブラウンのツートンが泣かせます。

ホイールも純正。

車内もほとんどオリジナルのまま。

えらいっ!w


左は2代目(GZ20型)前期の2.0GT ツインカムターボ、さらにその左は2代目後期の2.0GT ツインカムターボ(だったかな?w)





奥の緑色と真ん中の白いのは3代目(Z30型、グレード忘れた)、一番左のは最終の4代目(UZZ40型)。

エンジンはV8の4.3Lにまで大型化


こうやって並べるとスタイリングの変貌に時代を感じますね。





トヨペット クラウン1900デラックス(初代 RS31型)

1961年式なので、初代でも最も後期のものですね。

リアドアのヒンジは後ろにある、いわゆる観音開きのドアです。


既に「王冠」のエンブレムが存在してます。


ボンネットのオーナメントは何だか複雑な形をしてますね。



充分に手入れされてて、ツヤツヤてかてかのボティ


テールフィンにフタ付のカギ穴が。
確か記憶が正しければ、テールランプがパカッと開いて奥に給油口が隠れているはずなんですが…。




1974年式 クラウン セダン2600スーパーサルーン(4代目 MS60後期型)

愛称は「クジラクラウン」
先代まではトヨペット・クラウンでしたが、この代からトヨペットの名前が外されます。

全体的に角が取れた丸っこい形状で、ボディ下側に巻き込むようなフロントバンパーはボディと同色、そんな形が「クジラのような顔つき」に見えたようです。
(正式にはスピンドルシェイプと呼ぶらしい)


ただ、当時このデザインは不人気だったようで販売面では苦戦したらしく、セドリック・グロリアにかなり差をつけられていたようです。

なのでこの後期型は前後にメッキバンパーを追加したり、ボディにもメッキを多用した加飾を施してます。

今見ると可愛い顔なんですがねー。

給油口は、左右テールランプの真ん中に隠されてます。




1973年式 クラウン ハードトップSL(4代目 MS70)
こちらは2ドアハードトップタイプの後期型



セダンの丸形4灯に対しこちらは角形2灯
EFI仕様の2000cc、5MTのスポーティグレード





パブリカ700(1965年式 初代UP10型)

トヨタ初の大衆車で、車名は一般公募。
「パブリック・カー」からの造語による。

廉価版のベースグレードかな?
エンジンは700㏄で、空冷の水平対向OHV(28ps)

田舎の叔父さんが所有していて、子供の頃に何度も乗せてもらった記憶があります。
色も確かこんな色だったかと。
パタパタなエンジン音と振動、1速で加速の時のギア音が結構大きかったのが記憶にあります。
懐かしい...。



パブリカ(1971年式 2代目KP30型)

2代目の初期型ですが、インフォメーションボードには、
「1971年 パブリカ」
としか書いてないのでエンジンとかグレードは不明です。

かなり垢抜けたデザインになりましたね。

パブリカのエンブレムには「カモシカ」を図案化したシンボルマークが付いています。
「俊敏で行動的、タフで優美」なイメージを車に重ね合わせたらしいです。
なお、同一ボディでダイハツが販売していたのが「コンソルテ」




パブリカ・スターレット クーペSR(1975年式 初代KP47)

ワォ! トヨタの名作スターレット
走る・曲がる・止まる、とにかく走らせて楽しかったKP61(2代目)、看板に偽りなしの韋駄天ターボEP71(3代目)
自分では所有していませんでしたが、なぜかいつも運転していた記憶がw



スターレットはパブリカの派生・上級モデルなので、この初代はパブリカの名前も付いています。

今回調べるまで知らなかったのですが、ボディデザインはあのジウジアーロだったんですね。
φ(..)メモメモ

SRは一番のホットモデルなので、ツインキャブ仕様の1.2L直4OHVエンジンに5MT
ミリタリーっぽいオリーブドラブな色がまたいいですねぇ。




コロナ・マークIIハードトップSL(初代 T70型)


マークIIはコロナの派生・上級モデルとして誕生。
(コロナとクラウンの中間を埋めるポジション)

トヨタが想定したライバルは「日産のスカイライン」だったらしいが、まあかなり役不足ですね。
(あちらはスポーツカー路線だし)




コロナ・マークII GSS(1972年式 2代目X20型)


先代と変わってかなりスポーティーなボディ形状になりましたね。
グレードがGSSなので、名機18R-G(2.0L直4,DOHC)を搭載していると思われます。




コロナ 4ドアセダン GT-TR(1984年式 TT142型)

格子状のグリルは後期型ですね。
このゴールドとブラウンのツートン、何となく初代ソアラに似てますね~。

歴代のコロナの中で激アツだった時代
だって、ファミリーカーにツインカムターボですよ。

グレード的には、
GT=DOHC
T:ターボ
R:内装・装備が上位モデル(下位モデルはR無し)
スポーティなエンジンを積んだ上級なグレードってことですね。

エンジンは1.8L直4DOHCにターボ搭載(3T-GTEU)で、実はこれが国産初のツインカムターボなんですね。




クレスタ スーパールーセント(初代 GX51)

いやー、これカッコよかったんですよ~。
全体的に直線基調でカドのあるデザイン。

出た当時、親父に「これ買え」って言ったのになぜかクラウン買ったw
初期型なんで角目の4灯、これがまたいい。
(後期型はフォグ一体化の2灯)



エンジンは新開発の2.0L直6のG型(1G-EU)を搭載
のちに3兄弟と呼ばれる「マークII/チェイサー/クレスタ」の中では一番高級なイメージに振られていました。

また、「クレスタ(CRESTA)」と言う名前は英語のクレスト[Crest=兜:かぶと(他には「鳥のとさか」、「頂点」などの意味がある)]から来ています。

なのでエンブレムは「武将の兜」を模したようなデザインになっています。



でしょ?




ふぅ~、まだ終わらないんで次回に続きますyo!( ´艸`)
Posted at 2017/09/13 14:40:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2017年09月08日 イイね!

ROYCE' CLASSIC CAR FESTIVAL 2017 IN FUTOMI ①

ROYCE' CLASSIC CAR FESTIVAL 2017 IN FUTOMI ①ちょっと日があいてしまいましたが、8/26,27に開催されたイベント、「ROYCE' CLASSIC CAR FESTIVAL 2017 IN FUTOMI 」へ行ってきました。
(400枚くらいの写真を整理するだけでかなり時間がかかりました(^^; )


ちょうど週末、本州からお客さんが来ていてあまり時間も取れなかったので、初日30分、翌日40分くらい、超駆け足で見てきました。

なぜか昨年は開催されなかったのですが、今年はやってきましたよ。
しかも、昨年開催されなかったせいもあってか新しい車がかなり増えてます。
いや、どんだけ金持ってるんだい山崎社長!(笑)

あ、今年も例年通り「入場無料」でしたよ。



ちなみに、2014年の様子はこちら
2015年の様子はこちらです。






では、さっそく。


まずは駐車場から。

え?
と言うのも、今回大きな駐車場は会場からちょっと離れたところにあって(ま、歩けば7、8分って感じでしたが)、会場まで無料のシャトルバスが出てました。
それが、

ボンネットバス
雰囲気盛り上がりますねぇ
(´艸`*)

でも既にいっぱいで乗れなかったので、次のバスを待ってると...、

白いフツーのバス(爆)
これ、普段は従業員の送迎用バスです(笑)







初日の午前中でまだ早い時間なのでちょっと空いてました。


まずは入って右奥の日産コーナーから。

1959年式ダットサン

古いですねぇ

ウインカーはこのセンターピラーからオレンジ色の板がぺローンって出てくる「腕木式」タイプのものです。




次、

1963年式ダットサン ブルーバード(初代310系)










ダットサン トラック(6代目 520型)
このくすんだ水色がいい雰囲気を出してますね。

顔つきは同年代のブルーバード(4代目 411型ブルーバード)に似ているのである程度パーツ類は流用しているのかもしれません。
ただしエンブレムは「DATSUN」だけでBLUEBIRDの文字はなく、車名もブルーバードトラックではありません。





セドリック(1961年 初代30型前期)





フロントは下の方が奥まった逆スラントノーズ、テール左右には若干の羽根形状があり、見た通りアメ車風のデザインです。
この前期型は縦目の4灯ですが、後期型では横目の4灯になり、グリルやボンネット形状もかなり変わっていきます。
ほとんどフルモデルチェンジくらいの違いがあります。
(残念ながら後期型は置いてませんでした)




セドリック(2代目 130型)
昔の任侠映画によく出てくるやつです( ´艸`)
はい。





この代も、テールに羽根形状が残っています。
「スペシャル6」のエンジンはL20型6気筒OHC(ツインキャブ)





グロリア カスタムデラックス(1978年式 330型)

グロリアは元々プリンス自動車が製造していたモデルです。
1966年に日産自動車に吸収合併されてからはセドリック・グロリアは兄弟車として日産の高級車の歴史を作りました。

デザインは先代230型の流れを受け継いだ、アメ車のスポーツカーようなサイドのコークボトルラインが特徴。
なので、こんな太めのタイヤもそれなりに似合っちゃいますw
(対するクラウンは「4代目、クジラクラウン」の後で、直線基調のデザインしたね)

リアに「NAPS」(Nissan Anti-Pollution System)のエンブレムがあるので、51年排ガス規制対策がなされた331型(もしくは、53年排ガス規制対策がなされた332型?)でしょう。
これはセダンなので丸形4灯ですが、ハードトップは角形2灯でした。


正面の黒いのは5代目430型セドリック VX-6(セダン)
奥の白いのは7代目Y30型グロリア ハードトップ
確かブロアムターボ...だったかな? 
ちょうどこのあたりがミラーがフェンダーからドアに移動した時期なんですね。






ブルーバードU (4代目 610型)

この代のブルーバードだけ「U=User」のサブネームが付いており、「ブルU」の愛称で呼ばれています。






チェリーX-1R(初代 E10型)

よくよく調べたら、チェリーは元々プリンス自動車が設計していたもので、日産が製造した初の量産FF車なんですね。



セダンとクーペはリア形状が全く違い、このクーペは丸く張り出したリアハッチと丸い大型のテールランプが特徴。
オーバーフェンダーも純正仕様です。


わずか2代、約8年間で消えてしまいましたが、特徴的なスタイリングもあり記憶に残る1台ですね。
後継車はパルサー。







ローレル ハードトップ(1970年 初代 C30型)



ローレル ハードトップ(1975年 2代目 C130型)


ハードトップは通称「ブタケツ」と呼ばれています。
なぜ豚のお尻なのかはよく分かりません。
テールランプがバンパーに埋め込まれていて、トランクパネルが下までつるんとしているので後ろ姿が動物のお尻のように見えるからなんでしょうか。

ちなみに、セダンのテールはバンパーの上に普通にグリルがあってそこにテールランプがあるので形状が全く違います。
ブタケツと呼ばれているのはこの代のハードトップのみです。





ダットサン フェアレディ2000(1968年 2代目 SR311型)

現在のフェアレディZの先代となる車であり、フェアレディは全てロードスターモデル(日本風に言えばオープンカー)で、幌または着脱式のデタッチャブルハードトップになっています。





フェアレディ240ZG(初代 HS30型)

これ以降「ダットサン」の名前は外れ、Zのサブネームがつきます。
(ただし、海外向けはDATSUNの名前が残っており、フェアレディの名前はついてない。)
当初、2.4Lエンジンは海外向け専用のモデルでした。

FRP製のロングノーズを装備したこのタイプはGのグレードネームがついてます。
でもよく考えたら変ですよね。
フェアレディとZの間に「240」って排気量からくる数字が入ってる。
「フェアレディZ 240G」ではないんですね。


特徴的なこのあずき色は専用色「グランプリ・マルーン」
標準装備のオーバーフェンダーやフロントバンパーはメタリックなグレーでスパルタンなイメージに。
(240ZGは確か標準でヘッドライトカバーも付いていたと思うのですが、これにはないですね)



隣にあった白いフェアレディZ
素通りしそうでしたが、よく見たら結構レアな1台でした

フェアレディZ 2by2(GS30型)
S30型と形は似ていますが、ホイールベースを310mm延長してリアシートを追加した4人乗り仕様となってます。
フロントグリルに「2/2」のエンブレムがあるはずなんですがありませんでした。

長くなった分、よく見るとリアクォータのガラス形状が変わっています。
屋根形状も、後席のために後ろに長くしてヘッドクリアランスを確保。
ただ後席はかなり窮屈なようで、海外では「ワンマイルシート」と呼ばれていたようです。









スカイラインは人気車であり、このイベントでも最も出展が多い車種です。

その中でも気になったのがこれ。

スカイライン26 オーテックバージョン
オーテックジャパンが手掛けたわずか198台の限定車

R32スカイラインのGTS-4(GT-Rが再登場するまでは実質1番のホットモデル)をベースに、エンジンは標準のRB20DET(2.0L DOHCシングルターボ)をGT-RのRB26DETT(2.6L DOHCツインターボ)からターボを外したNA仕様(220ps)に換装しただけでなく、専用の鍛造シリンダーやハイカムシャフトに交換してオリジナルチューニングを施し、ミッションも扱いやすいATに変更。
「4ドア、4WD、4AT」のちょっと(おそらく扱いやすく)変わったヤツですw

正面から見ると、バンパーやグリル形状からR32GT-Rっぽく見えますが、サイドへ回ると4ドアだしフェンダーは張り出してないし。

「GTバッジ」はオーテックの専用エンブレムに変更






テールには「SKYLINE 26」のエンブレムと「S&S ENGINEERING」の専用エンブレムが。

S&S ENGINEERINGってのは、スカイラインの生みの親、故 桜井眞一郎氏が設立した自動車関連のエンジニアリング会社のこと。

助手席のダッシュボードには「桜井眞一郎」のサインが。
少々かすれていますが直筆なんでしょうか?





日産車だけでめちゃくちゃ長くなったので、残りは続編でw
Posted at 2017/09/08 13:42:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | イベント | クルマ

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(笑)」
何シテル?   11/05 16:35
「かきあげDON」です。 休みの日は車いじりが日課です(笑) イジリの基本は「さりげなく、個性的に...」。 いろいろな方と情報交換できれば嬉しい...

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