Cellstar Assura AR-310FT 内蔵バッテリー交換

数年前に購入したGPSレーダー探知機「Cellstar AR-310FT」ですが、どうやら内蔵バッテリーが完全に死亡したようです。

エンジンキーオフする瞬間、一瞬「要充電」の表示が出ます。
一応ソーラー充電タイプですが、最近は外部電源を接続しないと全く起動してくれません。
（まあ、ソーラー充電だけだと夜長時間や極寒の時期は持たないので、いずれにせよ12Vの外部電源は必須ですが）

って事で、内蔵バッテリーを交換します。

メーカによると、AR-310FTはドライバーでカバーのネジを外さないとバッテリーが取り出せないので、「メーカによる修理対応扱い」となり、金額は５～９千円とのこと。
（バッテリーのみの供給はしてくれない）

因みに、ドライバー等の工具を使わず手で電池蓋を開けてバッテリーを取り出せるものは、補修部品で交換用バッテリーのみの購入ができ、比較的安価らしいです。


本体裏側のカバーネジ２本を外すとバッテリーが取り出せます。

これが外したバッテリー。
ニッケル・水素充電池、3.6V 750mAh
これを交換するだけで５～９千円って、暴利だなぁ（笑）

実はこれと似たバッテリー、身近で見たことあります。
って事で、近くの家電店に。

似たようなのありました！
これ、電話機の子機用バッテリーです。
大きさもほぼ同じ。

でも、思っていたより値段が高い。
１個1,900円くらい（修理に出すより安いけど）

すぐにネットで検索したら、似たようなのが送料込みで1,000円以下でありました。

今回はAmazonからRowa japan（ロワ・ジャパン）のバッテリーを購入。
このメーカは結構昔からお世話になっていて、二つ折り携帯のバッテリーやスマホ、コンパクトデジカメのバッテリー等かなりの数を買ってますが今まで不良品に当ったことは無いです。

電話機の子機用バッテリーで、一般には「BCL-BT30互換」（ブラザー系FAXの子機用？）ってやつです。

ニッケル・水素充電池、3.6V 800mAh
50mAhですが容量が増えたのはうれしい誤算？
送料込みで、なんと880円！！（安～い！！）


家電店でじっくり見比べた甲斐あって、コネクターは全く同じもの！
ポン付け可能。
（まあ違ってても、配線切ってハンダ付けすればいいのですがね）

しかーし、じっくりよーく見てみると、コネクタに繋がっている線のプラス・マイナスが逆です。

配線を入れ替えます。

挿入されているコネクタ端子に「返し」が付いていて抜けないようになっているので、赤丸の樹脂部分をピンセットか細いドライバーで軽～く持ち上げでケーブルを引き抜きます。

（ショートさせないように）両方引き抜いたら入れ替えます。
最後に、一応念のためテスターでプラス・マイナスの確認をしましょう。

後は、バッテリーを元に戻して完了。

無事起動しました。


これで暫くはまだ現役続行ですね。