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調子の悪い古い車のキャブはあるなら新品で。痛んでるキャブは調整しきれないから。

米穀から輸入したクーラーキットは届いてびっくり。ずいぶんあっさりしてるものだとおもった。クーラーってどんな物か先入観もなくて。ただ日本国内でクラシックカーに取り付けを頼むと２５万円位するというので大変なさぎょうなのでは？と思っていた。

買ったのはブラケットは無くて7万円くらいだったかな。

届いた部品を見ると、一番大きいのがアルミの放熱器（エクスパンダー（ラジエターみたいな物））で次は、室内吹き出し装置、そして発電機みたいな格好をした圧縮機（コンプレッサ）とコーラの缶みたいな乾燥機（ドライヤー）の４つの部品と、ゴムホースとホースの取り付け口だけ。

ホースは3本。ホースをヘアドライヤーで熱々に温めて、金具はシリコンスプレーしてグイッと差し込んでホースバンドで留める。数千円くらいの工具を買って金属で締めるとなお良い。

電線も3本。これだけ。

実際このマニュアルをみるまでは、どれだけ大変かと思っていました。これらの４つの部品をホースでつなぎ、室内機に電源線をやってアース線でボディに繋ぐ、室内機と圧縮機を一本の電線で繋ぐのみ。

何が大変かというと、圧縮機をエンジンに固定するやりかただけ。それさえできればあとは１時間で終わります。

配管　３種の耐圧ホースがついていて、１号機はホースの長さはカッターナイフで切って、フィッティングにはホースバンドを２個ずつで止めました。


付属しているホースフィッチングのどれがどこかと言うだけの説明書です。


各フィッティングのサイズ


電気の配線


実際にはコンプレッサーを取り付けるのが２時間くらい。素人溶接で台座を作った。

1969年製のボルボアマゾンを大した故障もなく、少しだけ手を入れながら維持している話を自分の備忘録として、こうしてみんカラに投稿し続けています。中には色々と参考になると連絡をいただける人がいて、たまには人の役にたってるのだなと思います。

例えば、アメリカからクーラーキットを500ドルとか通販で買って自分で取り付ける話。
アマゾンのオルタネータをスズキの軽自動車用に取り替えて発電量を上げる話。
その時のチャージランプの配線の話とか。たまにツボな話があるみたいです。

チャージランプの話は、アマゾンのチャージランプの仕組みが、いまどきは無くなった仕組みを使ってるので、きちんとその原理を理解しないとうまくないのですが、ランプがつかなくてもチャージできる配線もあり、順列組み合わせで行うと、発電できないものは少なく、発電できるものがほとんどで、ちゃんと動作するものはひとつだけなんですが、たいていは全部組み合わせをすることなく、まあいいか！という話になっている。そこを全部やってみて一覧表にした。これは他では見ない資料。

クーラーキットを買ってつけてみたという話も、ネットでは見つからず、私もヒヤヒヤだったけど実は簡単だったという話。こういう資料は探し求める人にしか届かないんだけど、誰かが書いておけば役に立つ人もいるだろうと思って書いていたら、たまに「役にたったよ！」という人の話を聞く。滅多に困らない話なんだろうけど。役に立てば嬉しいよね。

私は仕事では、色弱の人に「も」わかりやすい色使いの世界にすれば世界に3億人もいる色弱の人に「も」分かりやすく安全で暮らしやすい社会ができるんじゃ？という活動をしているのですが、こちらもたまに「助かってるよ！」という話を聞くので、まあ世の中の役にたっていればいいかねと思っているところで、似たような話でした。