MH34S　MJ34S　ファンベルト交換②

「MH34S　MJ34S　ファンベルト交換①」
https://minkara.carview.co.jp/userid/1283640/car/1264172/5890914/note.aspx
からのつづき。

先の①の作業工程３の画像の、Ｂのベルト
テンショナボルトへは、エンジンルーム下
部から、アクセスします。
ＡとＢを、60°～90°ゆるめたあと、
この写真のように（左側）、Ｃのドライブ
ベルトアジャスティングボルトを２枚の鉄
板から抜けきらない程度にできるだけゆる
めておきます。

この写真のように、Ｃをめいっぱいゆるめ
ても、古いファンベルトはたわみませんで
した。（先の参照ページ①②には、書いて
ありませんが、他のページに、だらんとベ
ルトが垂れる、というようなことが書いて
ありました。）
そこで、ＡとＢをもう少しずつ、たわむの
を期待しながら、ときどき、テンショナプ
ーリーもジェネレータ側に移動させようと
力を加えながら、ゆるめていきました。
先の参照ページ①に、ＡとＢのボルトをゆ
るめすぎると、調節できなくなる、とあっ
たのですが、実際には90°以上ゆるめてし
まったかもしれません。
しかし、これにより、古いファンベルトは
無事に取り外すことができました。

取り外したベルト（左）と、
新しいベルト（右）です。

明らかに、古いベルトの方が山が深くなっ
ている（摩耗している）のが分かります。

新しいベルトの張りの調整の方法ですが、
どのくらいの強さで張ればよいのかなやみ
ましたが、プロは機械で強さを測定するそ
うです。

ここで、先ほどのＡとＢのボルトを90°以
上ゆるめてしまったかもしれないので、
一旦、ＡとＢのボルトをしっかりしめ直し
てから、再度、60°～90°ゆるめました。
その上で、写真のＣのボルトをしめて、
ファンベルトの張りの強さを調節していき
ました。

しかし、自分でやる場合はだいたいでやる
しかありません。先の①の作業工程３の画
像に記したＤの矢印部分に１０kgFをかけ
た時のたわみ量で、張りの強さを表すよう
ですが、１０kgFも見当で加え、ベルトの
たわみ量（5mm～7mm）も、指での感覚
に頼るという、どんぶり勘定の方法で調整
しました。
初めの張り具合を頼りに調整する方もいる
そうです。ご参考までに。

このようにして、ファンベルトが交換でき
ました。キュルキュル音もなく、エンジン
音も全体的に静かになり、駆動がスムーズ
になったような気がしています。

なお、本ページの情報は、何ら補償はありませんので、ご自分の責任で作業されて下さい。