TS-V172Aのクロスオーバー調整(付属ネットワークバイアンプ接続)
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
現在の接続状況は左図のとおりです。
(正確には彩速ナビZ702にアンプを通していますが)
フロント入力をウーハーへ、リア入力をツイーターへ
入れることでバイアンプ接続となります。
付属ネットワークの仕様ではHPF・4.5kHz(-12dB/oct.)、LPF・1.8kHz(-12dB/oct.)
2
20Hz~20KHzの信号をツイーターのみ、ウーハーのみに
流してチェックしていたんですがアンプを追加した
後からか?気になる点がでてきました。
①ツイーター側の2.5KHz辺りやっぱりゆがんでる気が
②ウーハー側は10KHzの音が余裕で出てる
10HKzの高音も平気でウーハーから出ているので
なんかネットワークさん仕事してるのかな?と
不安になり色々調査しました。
3
①ツイーター側の2.5KHz辺りやっぱりゆがんでる気が
ツイーター側には4.6KHzのハイパスで1.6KHz以下になると
ほとんど影響を与えない音量になります。
しかし、2.5KHz辺りの音がゆがんでいるように聴こえ?
なんとかならないか、と調整をしてみました。
ナビ側からの出力の時点で要らない低音をカットします。
彩速ナビではハイパス最大250Hzがかけられるため、
これをツイーター側の設定すると、ツイーター音が
綺麗になりました。( ´∀`)たぶん気のせいじゃない。
250Hz以下をカットすることで、アンプ、ネットワークの
負担が減り音の乱れが減るみたいです。
実はナビの内蔵アンプの時もこの設定をやってみたんですが、
そのときは音が痩せる気がしてオフにしたんですけどね。
4
②ウーハー側は10KHzの音が余裕で出てる
当然ネットワークを通しているので小さくはなっていますが、
5KHz辺りはツイーターだけに仕事をして欲しいのに
明らかにウーハーも出しゃばっています。
5KHzをツイーターのみで鳴らす→両方で鳴らすと
音の大きさが変わります。これが定位に影響してそうです。
そこで彩速ナビのツイーター設定機能を使いました。
えっ?ウーハーなのにツイーター?なんのこっちゃ?
と思いますが、彩速ナビにはツイーターを有り設定にすると
ツイーターが担う周波数帯域を個別で音量調整が
できるようになります。
ツイーター口径設定によって2KHz、4KHz、8KHzの
カットオフも設定できます。 これはありがたい。
思い切って入力の時点で2KHz以上は-8dBと
擬似ローパスをかけてみました。
ウーハー側の5KHzの音量が-8dBも小さくなり
ツイーターと同時に鳴らしてもツイーター側に
十分吸収される音になりました。
また、3KHzは今までウーハーが勝っていましたが
ツイーター側が勝つ様になりました。
1.6KHz辺りが寂しくなったため、イコライザで+1dB。
5
上記の調整をし、聴き込んでみましたが
定位が全然違いますね。
やはりクロスオーバーがしっかり出来ていないと
タイムアライメントでどれだけ頑張っても調整は出来ないみたい。
そりゃ、ウーハーから5KHzの音が出て、色々反射して
耳に届いているのだから、タイムアライメント以前の
問題ですよね。
付属ネットワーク、すごく大きいのですが
ウーハー側でこんなに高音通しちゃうものなんですかね?
アンプをつける前は全然気にならなかったんですが
内蔵アンプと外部アンプの違い?
外部アンプの場合はユニット側でのクロスオーバーのほうが
いいのかなあ?
よくわかりませんがよくなったのでよしとします(笑)
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