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カメラを趣味の一つにしているのですが、この度メインで使用していた35mmフルサイズのカメラを買い換えました。

これまでは同じCanonのEOS 5Dというカメラで、3年ほど前に発売されたのと同時に購入。EOS 5Dは、それまで90万円近くもしていたプロ用のEOS 1Dsというカメラしかなかった、35mmフルサイズのデジタル一眼レフを一気に半値近くに下げたハイアマチュア用カメラとして登場し話題をさらいました（それでも十分に高価でしたが：笑）。プロ用EOS 1Dsと比べればコスト削減のため機能がかなり削られていて賛否両論渦巻いていたEOS 5Dですが、3年経過した今ではその高品位画像への評価は高く名器と呼ばれるようにまでなっています。

デジカメの世界は技術革新が著しく、1年も経つと格段に性能や機能が進化して、新製品が出ると前の機種はあっという間に古くさくなってしまう世界です。そんな中で3年間も同じモデルを販売し続けたCanonに対するユーザの期待はものすごく、次作であるEOS 5D Mark II発表前夜から発売にかけて、現行EOS 5Dユーザはもとより他機種のユーザまでも巻き込んで、ネットでは争乱状態(?)のお祭りでした。

そんな中で9月17日、待望のEOS 5D MarkIIは発表されました。果たせるかな、Mark IIは確かに期待通りの進化を遂げていました。欠点といわれたところを解消し、さらにフルハイビジョン(HD)の動画機能まで搭載。これは買うっきゃないでしょ(!)ということで、発表翌日(18日)に早速勤め先に近い大手カメラ店へ予約しに行きました。そしたらなんと既に数十名の予約が入っているとのことで驚きました。

その時点では発売は2ヶ月以上も先で日程すら未定だというのにです。このMark IIは初代のEOS 5Dよりもさらに10万円近く安いとの予想でしたがそれでも20万円後半(27万円～29万円程度)もするのです！そこに予約が殺到しているというのだから、驚き意外の何者でもありません。しかも発表翌日に予約したのにも関わらず、発売当日に手にすることすらわからないというではありませんか。

2ヶ月後の11月29日、それは発売されました。ネットのお祭りは最大限に盛り上がっています。私も無事発売当日入手することができ、ホッと一息で今は試し撮りの真っ最中です。でも、カメラ店によってはまだ数千台ものバックオーダーを抱えていたり、今からの予約では納期が来年の2月だとかいう話すらあって、まだまだお祭りは終わらないようです。

このご時世にたいへん高価なデジタル一眼にこれだけの需要が押し寄せるというのも驚きなのですが、クルマの世界でももう少し盛り上がってほしいな～と思うこの頃ではあります。私はこのEOS 5D Mark IIを購入のため、初代5Dを含めて３台のコレクション・カメラを売りました(その方法でないと予算がありませんでした)。丁寧に維持してきたのでこれらのカメラ達はすぐ次のオーナーさまへ引き取られていきました。

クルマも同じことで、これからも大切に乗らなきゃいけないな～と、洗車や整備などをマメにしてあげるように心がけています。ただ、今乗っているE46はすっごく気に入っているのでE90系には興味が湧いてこないんですけどね･･･(苦笑)