2013年03月02日
ネットではゴルフRの生産は昨年の3月頃にはもう終わってるとか言われています。輸入車にはありがちなことなので特に何とも思っていませんでした。いまのBMW E46 330iも購入した2005年2月には、330iとしてはとっくに生産は完了していて、モデルイヤーとしても前の年の2004年車であったくらいです。
クルマはまだ輸送中なのですが、車体番号がわかったのでちょっと調べてみました。欧州車の車体番号は一応VINコードという共通のフォーマットで打たれています。メーカーにより少し違いはあるものの、VINコードについて解説している情報サイトはいろいろありますので、くわしくはそちらをご参照ください(VINコードで検索すればすぐ出てきます)。
ちなみに私の車体番号(VINコード)はこんな感じでした。
WVWZZZ1KZDW****** (*には数字が入っています)
これを左から読み解くと、
ドイツのメーカーであるフォルクスワーゲン社の製造したゴルフという車種で、製造したのはモデルイヤー2013年式。製造工場はドイツのウオルフスブルグ工場
ということになります。ここでフォルクスワーゲンのモデルイヤーの意味ですが、これは毎年8月第一週に始まるそうです。ですからモデルイヤー2013年ということは、2012年8月第一週以降に生産されたことを意味しています。
製造工場はドイツ本国内の工場製となっていました。実は日本に輸入されるVW車やBMW車の多くは南アフリカで生産されることが多いと思います。実際現在所有しているBMW E46 330iやクロスポロ(6R)はいずれも南アフリカ製です。ゴルフについても南アフリカ製が多いと聞いていますが、今回契約したゴルフRはメーカーファクトリーチューン車なので、出荷台数も限られるためドイツ製のままなのでしょう。同様BMWのMシリーズもドイツ製です。まあ、これも特に思い入れはありません。
契約したゴルフRについて、もう少し調べてみました。すると、
2012.09.18 ドイツ・ウォルフスブルグ工場をラインオフ
輸送船名は Mediterranean Highway号(パナマ船籍)
2012.11.02 愛知県の豊橋港へ入港
すでにクルマは豊橋港を離れ、船便で千葉港まで回送途中のようです。
今回契約したゴルフRはメーカー国内在庫車の最後(残りわずか)だったことから、同じ便に乗ったクルマがRモデルとしてはほぼ最終ロットといえるのではないかと思います(一部特注を受けていれば別ですが)。
いずれにしても、ゴルフRの生産については噂とは異なり少なくとも昨年の9月までは続けられていたことは事実ということが明らかになりました。つまりゴルフRにも2013年モデルは存在していると言うことになります。昨年の9月といえば、ちょうど本国ではゴルフ7が発売になった時期と重なりますので、ちょうど二つの世代のモデルが平行に生産していたということです。
昨年のこのゴルフRが製造ラインに乗っていたと思われる9月10日前後、自分が何をしていたかを思い出すと、興味深いものがありますね。
Posted at 2013/03/03 00:53:53 | |
トラックバック(0) |
新車 | クルマ
2013年02月27日
GOLF Rを契約しました。
家族行きつけのフォルクスワーゲン店さんに相談を持ちかけて、わずか2日間で現在愛用しているBMW 330iからGOLF Rへ乗り換えることを決めてしまいました。
今のBMW E46 330iは購入後丸8年約7万キロ乗ってきましたが、これっぽっちの不満もないどころか益々愛着を覚えて可愛がってきました。E46の泣き所(故障の多く報告されているところ)は予防交換を行い、アルピナの足回りを入れ、ライトチューンを行うなどすることで自分の中では理想的なクルマに仕上がっていました。今年もそろそろ痛みの出てきたシートをそっくりレカロに入れ替えて、ボディのガラスコートをやり直してピカピカにしようと意気込んでいたのです。それがなぜ唐突にGOLF?
自分でも自分自身の気持ちや心の変化をきちんと説明できない部分もあるのですが、そこには今までのクルマ経歴と指向、自分の年齢、モデルチェンジや消費税増税など買い換えタイミングについて諸々の要因が複雑に絡み合っているのだと思います。少なくとも買い換えを狙って検討を重ねてきたのとも違うし、衝動買いとも違います。最終的に背中を押したのは確かにディーラーさんから破格とも言える衝撃プライスをご呈示いただいたことにありますが、それよりも今も惚れている我がE46 330iに別れを告げること自体想像できないことでした。
もともと振り返ってみると、自分のクルマ経歴(家族用も含む)からは一台一台新しい事を学ばせてもらいました。スカイライン2000GTターボ(ジャパン)では、国産初のターボエンジン(L20ET)搭載として背中をシートに押しつけられる加速感に酔い、(もう時効ですが)スピードリミッターが働くまで新幹線並みの感覚を味わったり。次のファミリアXGR/GTXでは、初めてボーイズレーサーというコンパクトカーで大型車をぶっちぎる楽しさ、また国産初のフルタイム4WD+DOHCターボという当時としては超強力なパワートレーンを体験。その後改めてスカイラインGTR(BNR32)を買おうとして心変わりしBMW E36を購入してからというもの、運転していて思わず唸ってしまうくらいの身体とクルマとの一体感に惚れ惚れし、現在のE46では恐らくその頂点を極めたのではないかと思えるほど完成されたクルマに出会えたのでした。
どこのクルマも同じですが、モデルチェンジを繰り返す中でボディは益々大きくなり重くなっています。それを補うように新しい技術がどんどん開発されていて、クルマ自体の挙動は益々洗練されてきています。BMWもE46のあとE90系そして現行のF30系へとバトンタッチする中で、ドライビング・プレジャーという観点では15年近く前に設計されたE46よりも遙かに高い頂点を目指していると思いますが、自分を包み込む箱(BOX)という意味ではすでに自分の許容量を超えてしまいました。本当はE46でもなくE36あたり(5ナンバー枠)が自分にはベスト・フィットだと思っています。正確には比べていませんが、もはや今の3シリーズはかつての5シリーズ並の大きさにあるのではないでしょうか。その用途が主に高速ツーリングにあるのでしたら許せても、街乗りから郊外、山間地や雪路などを万遍なく乗り回す私にとって、身体を包み込むボディサイズが許容を超えた大きさになることは論外なのです。E90が本国で発売されたとき、すでにそのボディが私の許容を超えたことを知ってすぐさまE46へと買い換えを決意させたのもそれが理由でした。ですからその後素晴らしいパワートレーンを持った335iなどが発売されても食指は動かなかったし、F30が出たときも同様でした。
その一方でGOLFはといえば、実は家族用としてGOLF IIIと出会い購入したのが最初でした。BMWは一応プレミアムカーなので装備も国産ラグジュアリークラスのものを持っていますが、GOLFはまあ褒められるのはボディや塗装の耐久性くらいか?と思えるほどでエンジンは特にどうってことないしFFの典型みたいなハンドリングだし、内装は安っぽいし。それでもさすがと思ったのは高速道路でのどしっとした安定感のある走りでした。それがGOLF IVに買い換えて、一応内装や装備は国産車クラスに追いついてきて、エレキやマイコンの使い方も相当上手になってきたかなと思っていましたが、あくまで家族の車なので家族が好きというなら買ったらいいんじゃない?という程度だったのです。
しかし、そのGOLF IVのときにフォルクスワーゲンには大きな動きがありました。BMWのMファクトリーのようなメーカーチューンとしてR32というスパルタンなGOLFを世に送り出したのです。あのエンジンルームにV型6気筒3.2L-DOHCを押し込んで、しかも突然フルタイム4WDというパワートレーンは、かつてファミリア4WD-GTでワクワクさせてくれた興奮を呼び起こさせるのに十分でした。でも当時はBMWにぞっこんだったことと限定車で即日完売状態であったこともあり、そのまま時は流れていきました。これがGOLF R系との最初の出会いです。そしてそれは少なくとも私の頭の片隅にしっかりとインプットされました。
その後GOLFは世代も更新してVの時代となりますが、ずんぐりむっくりしたボディスタイルはあまり好きになれず、またBMWよろしく肥大化したボディは家族の心も離れさせていきました。家族のGOLF IVが丸7年となり買い換えることにしましたが、そこで出会ったのが最新のGOLF VIとPOLO 6Rでした。両方ともハイラインを試乗させてもらいましたがそれはかつてのGOLF IIIで抱いたようなイメージを完全に払拭させるものでした。1.2L TSIエンジンは軽やかでもしっかりとした加速をし、ブレーキフィールも大きく改善されていました。ハンドリングもFFのクセを抑え込んで取り回しも良く、特にGOLFは室内も静かで装備的にもBMWのようなプレミアムセダンに追いついているなと思いました。そしてやはりというかボディが大きいこと!こりゃ自分のE46を上回るほどの室内空間だなと舌を巻いたほどです。POLOはというとさすがに安っぽい感は否めませんが、かつてのPOLOに比べると大幅な進化を遂げて加速時のグリップがものすごくよくなり、TSIのトルク感もたいしたものです。街乗りも楽しく高速安定性も対比される国産リッターカーなど比べものにならないでしょう(実際比べたことはありませんが)。結局家族はなんちゃってSUVのクロスポロを購入しましたが、クロスポロを購入する課程の中で、最新のGOLF Rのことを知りました。でもその時点ではまだGOLF Rへの購入意欲は沸きませんでした。
BMW E46については、ディーラーさんとも深いお付き合いをいただくと共に横浜の有名なショップであるスタディーさんにもお世話になることで、徐々に定期更新やライトチューンを施してきました。今でも皆さんに仰っていただけるのはボディー塗装の美しさで、平日は幸いなことに日中ビル内駐車場に置いているため洗車傷はあるものの錆や劣化は全く見られず、きれいに周りの景色を映し出してくれています。一方でエンジンも補機類の予防交換などをしているため回転もスムーズでエンジン音も変な雑音はなく、加速はオカダプロジェクツのプラズマダイレクトのおかげで3Lならではの強力なトルクで引っ張ってくれます。もちろんこれはその後に登場した335iなどにかなうわけはありませんが、それでも購入当初の性能をきちんと維持していると思います。ただ内装的にはどうしてもシートの経年的な劣化、随所に使われているプラスチック系部品の劣化などがあり、徐々にですが交換しなければならない箇所が増えてきました。
今年は、そのへたってきた前席シートをレカロに交換し、またボディーコートもしっかりしたガラスコートにすることで若返りを図ろうと計画していました。いろいろ見積もりも取り始めていました。そんな中で情報として入ってきたのは、昨年秋からドイツ本国で発売になった新型ゴルフ(GOLF 7)と現行GOLF VIの販売終了が近いこと。調べると、やはりでしたがGOLF Rについては昨年春頃にはすでに生産を完了しており、完成車在庫のみで回してきたことでした。現在のE46 330i購入時とまったく同じ状況だったのです。もちろん情報としては、すでにVWではGOLF 7ベースのRを開発しており、市場投入は来年以降になるということでした。日本でのGOLF7は、当面CLやハイラインなどを夏に登場させ、その後GTIの発表、その次がRになるようです。
私のクルマの買い方としては、モデル初期に購入することはあまりありません。特に輸入車についてはモデル末期に購入する事にしています。モデル末期は量産技術も安定し多くの不具合対策部品を最初から装着していることが多いのです。実際、購入したE36(328i)もE46(330i)も泣き所と言われた部分の多くは、長期にわたり使用しても不具合の発生を経験していないことが分かっています。もしこのままE46に乗り続けるとしても、長くて5年から8年が限界ではないかと思いますが頭の中でシミュレーションをしてみました。その時点での自分の年齢、経済力。またこれからもきっと大きくなり続け、価格も上昇を続ける3シリーズ。円安がさらに進めば価格の値上げすら行われるかも知れません。来年春にはおそらく消費税は8%となり、そのあとすぐ10%になるでしょう。その時点ではGOLF 7Rはまだ市場に出たばかりで値引きもなく価格も今の6Rより値上げすらされているかも知れません。もちろん量産技術も安定していないでしょうから不具合発生の確率は高いままです。まてよ、そうしたらずっとE46にしがみついてビンテージカーになるまで乗る羽目になるの?でもそのときは、部品こそ供給され続けているだろうけれど価格は上昇するでしょうし、部品在庫も減らされて修理に時間がかかるようになり、また社外チューニングパーツは間違いなく次々に生産を止めていくでしょう。そうなるともはや思うようなクルマに改善していくことはできず、逆に純正に戻っていく他なくなると思います。そう考えたとき、もしGOLF Rが気になるのだったら、ディーラーさんと交渉してみるのも悪くないかもと思い始めたのでした。
クロスポロでお世話になっているディーラーさんで、担当の営業の方に正直なところをお話しして相談をしてみました。すると、GOLF Rはすでに完成在庫しかないが、わずかながらメーカープールに在庫車が数台?あり入手可能とのことで、また突然結論に至ってしまったためE46用に考えていたシートとガラスコート分の予算くらいしか割り当てていなかった我が家の状況でも支払える見込みとなる価格プランを提示されて、最終的に決断に至ったわけです。
そのような経緯だったため、GOLF試乗については2年前の1.2TSIハイラインしかなく、過去も含めてR系には一切試乗経験がないので不安はかなりあります。試乗レポートなどは結構読みあさってみましたが、プロのレポーターによる記事はいいことしか書いていないのが普通ですからあまり信用できません。しかもGOLF Rは出荷台数的にも少ないでしょうから一般の方々の評価も殆どありません。ううむ、心配だ。でもそれなりに過去の経験から4気筒ツインカムターボの感覚(それもドッカンターボの感覚)やフルタイム4WDの挙動などは理解していますので、それらについては時代が進んだ分ずっと洗練されているのではないかなと期待したいです。M3を買うお金はありませんが、その半額の500万円で買えるメーカーファクトリーチューン車ってどんなもんだろう。VW社の意地を見せて欲しいものです。
納車はまだ先(といっても半月以内ですが)なので、それまでの間なごり惜しいですが愛するBMW E46の美しいまでの理想的なドライブフィールを身体に刻みつけておこうと思います。
Posted at 2013/02/27 14:46:22 | |
トラックバック(0) |
新車 | クルマ
2012年05月23日
テレビでも相当騒いでいたので結構多くの方が鑑賞されたのではないでしょうか。
東京ではなんと173年ぶりということでした。部分日食はある程度見られるのですが金環日食や皆既日食tなると本当に人生に一度あるかないかのイベントだったのですね。次は2035年に北関東、長野から前橋、そして水戸にかけての狭い帯域で皆既日食がみられるそうです。
天体観測を趣味にしておられる方々は日食を求めて世界各地へ飛び回っておられると思いますが、特にそれを趣味にしてはいない私でも今回の金環食にはにわかマニアとなってしまいました。
天体望遠鏡を持っていない私なのですが、カメラ・写真撮影を趣味にしていますので、記念に撮影しようと言うことになりました。でも日食はそう年中あるわけでもないので高価な機材を揃えることはできません。そこでネットの掲示板などでアドバイスを頂いたり調べたりして、準備を整えました。あとは日食が始まるのを待つだけです!
そうしたら、なんと天気予報で雲行きが怪しいみたいじゃないですか・・・当日の朝起きてすぐはなんだかどんよりした雲が空を覆っています。だめかな~ともいつつ日食の始まる午前7時ころになると、徐々に空が晴れて行くではありませんか!
欠け始めは雲がかかってなんとなく幻想的な雰囲気でしたが、完全な金環食に入ることには太陽の周りに殆ど雲はなくなり、はっきりと観測できました。
金環食に入ると同時に周りは少し暗くなり、まるで日の出・日の入に近い状態、もしくは雲の厚い日のような景色になって、気温も少し涼しくなったような気がしました。周りもなぜか静寂が訪れ、この不思議な天体の奇跡をおごそかに見守っているようでした。
ネットでの情報によれば、次のめずらしい現象は6月6日、太陽の前を金星が通過していくらしいです。日食ほど大きな現象ではなく金星も小さいため観測には専用めがねが欠かせませんが、晴れてさえいればなんと通過に6時間も要するとのことで、仕事をしながらお休み時間に観測できそうです。
Posted at 2012/05/23 11:12:38 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記
2012年05月15日
原則的にはこのブログにはクルマの関連しか書かないのですが、ちょっとプツンと切れてしまったので、 敢えて書きます。一回だけ、乱暴なブログをお許しください。
今朝のYahoo Newsを見ていたら東電の勝俣会長の発言が掲載されていました。原発事故当時、管首相や細野補佐官から福島第一原子力発電所の吉田所長に対して直接問い合わせがあったことが事故処理を遅らせたという批判をしたというのです。
何なのその上から目線というかデカい態度は。世界的・歴史的にも類を見ないほどの事故を起こした企業の長たる責任者というだけでも万死に値するというのに、彼ら東電経営陣から発せられるべき心からのお詫びや、天文学的な損害賠償などを値上げや税金という形で国民に負担してもらうことに対しての感謝の発言(これはまだ決まっているわけではないけれど)、そして東電の利用者へ心からの協力要請をしたりというメッセージを送ることをせず、ただひたすら沈黙を守ることで世間の批判をかわしつづけるだけでなく、この管元首相への批判たるや、あまりにも無責任で到底被害者には耐えられる発言ではありません。完全に当事者能力を失っています。
思い出しましょう。事故直後に東電は政府に対して何と言ったのか。手に負えなくなったから従業員を全員退避させたいと言ったのです。まだ放水やら何やらをする前の話です。現地従業員の中には原子力の専門家もいたはずですが、そうした人々ですらさじを投げてしまったのです。ある意味彼らは日本国民すべて、いや世界中をも放射能という今よりもはるかに大きい範囲で未曾有の災害に巻き込もうとしたのです。自分たちの命と引き替えに。それを指示しようとしたのが東電の経営陣達だったのです。
そのことを知った当時の管首相はそれを一喝しました。結果、専門家が逃げだそうとした現場に素人の自衛隊や消防隊が送り込まれて必死で冷却させたことは皆さんご存じのことです。管首相の対応にはいろいろな論議を呼んでいるようですが、少なくとも東電を一喝して強力に対応を進めさせようとしたことに対して私はそれを強く支持します。
それを批判ですって?何を仰る。もし管首相が強力に推進しなければ何が起きたのですか。現場の従業員を退避というか逃げさせてしまって、誰もいなくなったメルトダウンした原子炉を放置しようとしたことだけでも背筋が凍るほどの寒さを覚えます。管首相が直接電話をしたから作業が遅れた?それはうそでしょう。管首相が東電の言うことをそのままハイハイと聞いていたら、関東地方一円に至るまで広範囲が放射能に汚染され、人が住めなくなったかもしれなかったのです。管首相はそんな無責任な東電の経営陣や組織を信じなかっただけです。そもそも事故が起きて、それを収束させることもできない設備を作った企業の責任はどうしてくれるんですか。それを自覚もせず過ちを犯した企業の責任を本心から謝罪したこともない企業として何も言う資格はありません。とんでもないことです。
私が権力者であるなら、こんな企業に対して次の要求をします。東電、その子会社ならびにすべての東電資本関連企業の本社機能を福島の原発付近に移転させます。同時にそこに勤務する従業員、経営陣、ならびにその家族も移転させます。そのくらいさせなければ被災地域住民の受けた被害を心から理解することはできないと思います。自らが放射能の恐怖におびえ、住み慣れた場所から無理矢理移住を余儀なくされ、子々孫々に至るまで放射能の影響を心配し続ける。これらはみな被災地域の住民達が味わっていることです。いままではオトナの対応とか(まったく良い言葉ですよ)で黙っていましたが、ここまで言い逃れをするなら同じことを東電の組織全体に要求しますね。
管首相の大きな過ち、それは東電を倒産させなかったことだと思います。
東電経営陣のあきれた無責任さと言動に対して不満がたまる一方ですが、ついにそれも限界。どうか良識ある東電社員の皆様、良識ある会社への改革に向けて行動を起こしてください。新しい東電に生まれ変わってください。多くの東電社員の皆様にはこうした良識をお持ちであると信じています。そして何十年かかろうと、何万年もかかろうと、責任を持って収束に取り組むために原子炉と闘ってください。そのための新しい技術開発を続けてください。そのことが世界のどこかで再び起きるかもしれない原発事故から人類を救うでしょう。それがきっと多くの被災地住民の皆さんや、多くの日本国民に報いることだと思います。
※勢いに乗って一気にブログ原稿を書いてしまってからYahooニュースを読んでいくと、関連記事リンクに次のような記事がリンクされていました。
http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2012030800005.html
これを読むと、実に私の意見と全く同じであることに納得してしまいました。また私のブログでは触れられていない数々についても同じ意見でしたので、これらも併せて読んで頂くことをお勧めします。とにかく、管元首相のマイクロマネジメントを批判するメディアの論調に違和感を感じていましたので、やっぱりそうだったのかと思うことしきりです。ここまで人類を恐怖に陥れた東電が今もなお政治力で責任を逃れようとする姿を見るに付け、このことは子孫末裔にまで語り伝えないといけないと思いました。偏差値の高い東電の経営者諸氏、今のまま責任逃れや転嫁を続ける限り、あなたたちのことは決して忘れないし許しません。
Posted at 2012/05/15 13:25:47 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記
2012年03月11日
クロスポロというクルマは元来ナンチャッテ仕様車なので、あまり尖ったチューンにはしたくありません。尖った仕様にしたいならベース車は素直にGTIにすればいいし。やっぱりクロスポロは可愛くなければいけません(笑)
それでも何かいじりたいな~病がだんだん頭をもたげてきていました。予算は5万円くらいで何をしようか?コスパのいいセキュリティーシステムを入れようか?でもクロスポロなんて、わざわざ苦労してイモビをはずしてまで盗もうって人はあまりいそうにないし。それならカロ楽ナビを入れたせいで薄っぺらくなった音のオーディオをチューンしようか?それは作業に結構手間と時間がかかるほど手を入れることになりそうだし。
そんなとき、たまたまBMWの車検がきていろいろ整備したのですが、ふと思い出してBMWで効果のあったチューンをクロスポロにしてみたらどうかなと思ったのです。そこで効果のあったオカダプロジェクツのプラズマダイレクトを思い出しました。同社のページを見ると、なんとクロスポロ(CBZ=1.2L TSI)用のプラズマダイレクトが用意されているではありませんか!しかもオカダプロジェクツにメールして聞いてみたら、近くのオートバックスやイエローハットで取り寄せできるというのです。価格は定価で58,800円と予算をオーバーしますが、まあ許してしまおう。
早速オーダーして今日取り付けてみました。作業自体は簡単なのですが家にトルクス用ドライバーがなかったのでショップで付けてもらいました。10分以内のすごく簡単な作業でした。トルクスドライバーさえあれば、間違いなく自分でもできる作業です。
BMWの直6とクロスポロはイグニッションの方式も異なるため、その効果のほどには不安がありましたが、取付後いざ乗り出してみるとやっぱり効果は大きかった!かつての点火系というとプラグ系のコードやアーシングなどがありましたがその効果はほとんど体感上ではわからないものでしたがBMWに取り付けたプラズマダイレクトは噂通りあきらかにエンジン回転の滑らかさや加速感の向上で予想以上の素晴らしいものだったのです。そして今回もそのプラズマダイレクトをクロスポロに取り付けてみて、やはり確実にいくつかの効果が感じられました。加速感は回転全域で向上し、特にターボの効きの出る2,000rpmになると一段とトルクの向上が認められます。これは普段のDレンジでも感じることです。もちろんSレンジではもっと気持ちよく回ります。その一方でアイドリング時には今までよりも静かになったように思います。エンジン回転の滑らかさもBMWのときと同様に明らかに改善されたと思います。
BMWユーザの間では定番と言われるこのプラズマダイレクトですが、Poloでも味わえてしまうのがすごい。しかもBMW6気筒用に比べると1/3程度の価格で装着できてしまうのです。
取りあえず、いじりたい病を満足させてくれた今回のプラズマダイレクトでした。
Posted at 2012/03/11 01:54:55 | |
トラックバック(0) |
新しい装備 | クルマ