以前からの懸案事項だったブレーキ関連のリフレッシュがようやく一段落したので、まとめ的に書いてみます。
過去の書き込みと重複する内容もありますが、ご容赦ください。
足掛け数年に渡る苦難と試行錯誤の日々!
胸を熱くする感動巨編、ここに完成!(大嘘)
2012年春、君はオレの涙を見る(核爆)
序章 悩み
普段の移動の際はゆっくりマイペースで走っていることが多いので、あまり気にしてはいなかったのですが、ツーリング等で少しハイペースになると、先行するクルマに全くついていけない・・・。
確かに相当古い車体ではあるものの、以前はもうちょっと思うように走れていた気がする。
1年ほど前から「何かおかしい」とより強く感じるようになりました。
かつてGC8を所有して現在鷹目オーナーでもある友人のポチさんが運転した際に、「なんかこのクルマ、ブレーキの利きが悪いね」と言われました。
普段乗ってると気づきにくいのですが、確かに別のクルマと乗り較べてみると違いは明らか。
ブレーキペダルを踏んでもほとんど利いてる感覚がありません。
ブレーキローターもかなり錆びてるし、そろそろ交換時期だろうな。
ということで、昨年秋の車検に向けてローター、パッド、ブレーキホースを揃えていつも車検をお願いしている整備工場さんに持ち込みました。
以前からブレーキの利きが良くないことを伝えてはありましたが、
「確かに利きが弱い気がするけど、踏めば止まるんだし、パッドも減ってないし、前回(2009年)の車検場のテスターでも問題なかったから、あんなもんだと思うよ。
たぶん構造的な問題だろうから、部品を交換しても大して違わないはずだ」
と言われました。
結局、ローターは錆びてるけど、まだ十分使える状態だったからということで、揃えておいたブレーキ関連のパーツは何も交換されないまま車検から戻ってきました。
プロの整備士に見てもらっての結果だし、仕方ないのかなと思い、とりあえず今までと同様の状態で乗っていました。
第2章 試行錯誤
車検を終えた1ヵ月後、とりあえずブレーキホースを交換してみようと思い、オイル交換の際に一緒に交換してもらいました。
今回は、車検整備をお願いしたところとは別の整備工場さん。
時々お仕事もいただいてることもあって、以前にもタイミングベルトの交換やリアバンパーの交換をやっていただいたところです。
特に問題もなく交換完了。
ブレーキの利き自体は特に変化を感じませんでしたが、ブレーキペダルを踏み込んだ際には以前よりしっかりとした感触が伝わってくるようになりました。
年末に、みどりタイヤさんが販売しているマイナスイオンを発生して、クルマ各部の性能向上が期待できるというGTKシリーズを発見。
数点購入して効果を実感できたので、自分でもイオンシートを自作してキャリパーやホース、マスターバックに貼り付けてみました。
これにより、ブレーキの利きがかなりマシになってきました。
まもなく冬になってしまい、作業ができないシーズンに突入したので、そのまま春を待ちます。
第3章 発覚
ようやく長い冬が終わり、春がやってきました(^^)
足回りの師匠tetsuyaさんにご協力をいただき、昨年用意しておいたローターとパッドを交換しました。
ここで問題発覚・・・。
リアキャリパーは、それほど問題なかったのですが、フロントのキャリパーが固着していて、思うように作業のできない状態に;;
スライドピンのグリスが切れて、錆び付いているとのことでした。
とりあえず応急処置を施していただきながら、何とか交換を完了しました。
試しに走ってみると、交換前よりしっかり止まってくれる感覚になったので、これで慣らしをしてみましょうということで、この日の作業は終了。
ホイールから覗く錆びていないきれいなローターは見た目的にもいい感じです(^^)
・・・が、
トラブルは翌日に起こりました。
仕事のため出かけて、出先から戻ろうとエンジンをかけて、発進しようとするも車が進まない・・・。
サイドブレーキでも張り付いてるのか?
とりあえずtetsuyaさんにヘルプの電話(^^;
「もしかすると、フロントローターにパッドが張り付いているかもしれない、ちょっとクルマを前後に揺するようにしてみて」
ということで、数回前後に動かしてみると、「ガコン!」という音がして、無事発進できる状態になりました。
・・・ということは、フロントのキャリパーが正常に作動していない(涙)
戻ってフロント側を確認すると、助手席側のホイール周辺に大量のブレーキダスト。
軽く引きずっている状態のようです。
どうも今までブレーキの利きが悪かったのは、こいつのせいだったのか。
今までパッドが減らなかった理由も納得できました。
「本来車検整備の際に前後のキャリパーの作動を点検することになってるから、車検整備をしてくれたところに話をしてみた方がいいよ。数年手が付けられていないような感じだったし」とアドバイスをいただき、翌朝車検をしてもらった整備工場へ。
話を聞いてみると、フロントのキャリパーはちゃんと点検してもらえていなかったことがわかりました。
数年間何もしなければ錆び付くのも当然のこと、構造的な問題でも何でもないじゃん・・・(ーーメ
現状では安心して走れないので、近日中に点検してもらうことになりました。
最終章 復活
近日中のはずだったのに、なかなか整備工場からの連絡が来ません(汗;
一緒に交換してもらおうと購入したリビルトセルモーターのコア返却期限も迫っていたため催促にいくと、ようやく出払っていた代車が戻ってきそうだということで、5日に点検してもらうことに。
まさか2週間近くもかかるとは;;
5日の朝にクルマを預けてきて、代車のKeiターボを借りてきました。
軽くて速いクルマでしたがインプレッサに慣れてると、安定感のなさを感じます(^^;
その日の夕方に電話が。
一通り点検と作業が終わったとのこと、早速取りにいきます。
スライドピンを外して、モリブデングリスを十分に塗っておいたので、これでとりあえずは問題ないだろう、しばらく乗って様子を見てほしいとのこと。
ちょうどこの日の夜にオフミがあったので、テストも兼ねて走ってみます。
ブレーキを踏むと、フロントが軽く沈み込む感覚。
今度はきちんと制動されているようです。
キャリパー各部の劣化はあるにしても、やっぱりこれが普通なんだよなぁ・・・(汗;
これでようやくブレーキ関連のリフレッシュが一通り終わりました。
しかし、長い道のりだった・・・。
いろいろな面でtetsuyaさんにはお世話になりました。
どうもありがとうございました。m(_ _)m
今回のことで、検査場の4輪テスターは、あてにならないということがよく分かりました(笑)