
山形県を後にして、再び海沿いの7号線を北上します。
海沿いは信号もなく車の流れもスムーズ(^^)
すれ違う車も「庄内」から「秋田」ナンバーが多くなってきました。
そして秋田県最初の道の駅、「象潟(きさかた)」に到着!
なかなか大きな規模の道の駅です。
施設の裏手には海岸、景色もいいところでした。
空も快晴、絶好の行楽日和になってきました(^^)
休憩して、売店を見て回っていたら、お昼近くになったので、ここで昼食です。
売店と並んで営業しているラーメン屋さんで坦坦麺を注文。
味はいまいちでした(笑)
ここから午後の部スタート、秋田市を目指します。
秋田県内でも複数の箇所に大きな風車があります。
必要な電力の何パーセントくらいを賄っているのか気になるところです。

徐々に建物が密集した街が見えてきました。7号線を左折し、秋田市街に突入です。
前方に巨大な謎の建物、あれは何?

非常に特徴的な外観。
よく見てみると、「秋田市立体育館」の文字が見えます。
大きな競技大会でも使用された体育館だそうです。それにしても、面白いデザインですね。
ここでふと気づいたことが。
自宅を出発する際に聞いていたラジオが、秋田県に入ってもまだ聞こえます。
秋田県内で聞くBSNラジオ、なんか変(笑)
考えても見れば、普段東京のラジオ放送が新潟県内で受信できるのだから、同じようなものなのかなと思いました。
さらに北上して、「道の駅てんのう」でトイレ休憩後、いよいよ男鹿半島に入りました。
あの秋田県の出っ張ってるところです(笑)

海岸線を走ると、漁船がいくつか見えます。
ここに来て空模様が不安定になってきました。
ホテルのチェックイン予定時間までまだ1時間以上あったので、半島の外周を走ってみることに。
徐々に道幅も狭くなり、地元の人しか通らない雰囲気に(^^;

海岸線から程近いところに集落が見えます。
津波が来たら大変だろうなぁという低い位置に建物がたくさんあります。
おそらくあまり高い波がこない地域なのでしょうね。

巨大な「なまはげ像」がお出迎え。
怖い顔してるけど、歓迎してくれてるんだよね?(笑)
道は上り坂になり、峠のような感じになってきました。
紅葉真っ盛りの森の中を進みます。

もう葉が落ちてしまった木もちらほら。
ちょうど今くらいまでが紅葉の見ごろってことなんだと思います。
男鹿水族館が近くなるにつれて、空が曇ってきて怪しげな雰囲気になってきました。
本当は半島の最果てにある岬に行きたかったのですが、暗くなる前にチェックインしようということになり、一路ホテルを目指します。

無事、宿泊する男鹿ホテルに辿り着いて、チェックインを済ませました。
部屋からも海が見えます(^^)
一息ついてから、浴場へ。露天もあったけど湯温が低くて寒かったので、早々に屋内に退散(笑)
夏場ならいいかもしれません。
その後、館内の食堂へ移動し夕食タイム。
地元の食材を中心としたコース料理でした。
海沿いということもあってか、どの料理も美味しかったです。
貴重品金庫の中に携帯電話とデジカメを入れてきてしまったので、せっかくの料理の写真が撮れず。
デジカメ持って行けば良かった;;
火で熱した石を鍋に投げ込んでグツグツ煮込む、男鹿名物の石焼き料理が豪快でした。
秋田名物の「きりたんぽ」も出てきました。
魚介類の練り物というイメージでいたんですが、つぶした米をちくわ状に巻いたものなんですね。
同じく名物の「いぶりがっこ」も初体験。
「がっこ」は漬物のことだそうで、燻したものを「いぶりがっこ」というそうです。
要するに「スモークたくあん」です(笑) 意外な感じがしますが、なかなかおいしいです。

夜は、ホテル近くのイベント施設内で無料の「なまはげ太鼓」の演奏がありました。
地元の若者有志で結成されたボランティアサークルで、地域おこしのために活動しているそうです。
躍動感あふれる太鼓の音からも、郷土愛が感じられました(^^)
働きながら練習を重ね、人前で披露するって凄いことです。
長距離車に乗っててさすがに疲れたので、その後早めに就寝。
父親のいびきがうるさかった(爆)
翌朝、出発前にもう一度入浴。朝食はバイキング形式でした。
あまり美味しくないバイキング朝食のホテルが多いですが、ここのホテルは朝食も十分美味しいです。
食事を重要視する方にはおすすめのスポットだと思います。
支度を整えて、ホテルを後にします。今日は朝から快晴(^^)

昨日通り過ぎた「道の駅 岩城(いわき)」に立ち寄って休憩。
無料でつきたての餅が振舞われていました。
その後は高速に上がって、一気に南下。
途中6km以上の長さのトンネルもあったりで驚きました。
高速道路が全線開通すれば、青森まで一気に行けそうな感じです。
開通が待ち遠しいですね。
寄り道した分も含めての総移動距離、約750km。
ほとんど観光スポットには立ち寄りませんでしたが、思い出に残る旅になりました。
機会があれば、また訪れてみたい土地です。