バックカメラ装着2 & GPSレーダー装着
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
懸案だったバックカメラのモニターを設置した。
本当は、あまりごちゃごちゃとモニターを増やしたくはなかったので、そうすると既設楽ナビMP33Ⅱは外部入力がないのでNG、ルームミラー型モニターで純正に被せないものにしようとすると、結構な工作を伴うのでNG。
増やすことを甘受した場合、単純モニターは安くてよいが映像信号がないときは暗い画面だけになるので、機能的ではなくNG。
ということで、外部入力付きのGPSレーダー探知機にすることにした。
これなら、映像信号がないときはレーダー機能やOBD情報(水温や電圧等)が映っているが、バックのときは自動で映像に切り替わる。
コムテックZero 84Vを選んだのは、勿論外部入力があること、4インチと大きな画像であること、型遅れで単体14000円位と安かったこと、更新料が無料であること。OBDⅡや外部入力端子も込みで20000円位だった。
Assuraには、外部入力モデルはあるが単体で20000円位はする。
Yupiteruには、そもそも外部入力モデルがない。
レーダーの機能や効能は、これから検証していく。
バック画像は、一旦本機が起動していれば、それほどのタイムラグもなく映像がでる。但し、エンジン始動直後は起動時間もあるため使いものにならない。
データ更新は、PC−SDカードによるが一発目から失敗。
データのダウンロードはできたが、本機にSDカードを戻すと、「SDカードの異常を検出しました」と出て動かなくなくなった。
その後ネットで調べると、SDカードを再フォーマットしデータを書き込みしなおすと治るらしいと判明。
しかし、再フォーマットしたら今度はコムテックのアプリでは直接SDカードにデータが書き込めなくなってしまった。結局3時間位悪戦苦闘し、コムテックのHPからPCに一旦データをダウンロードし、ドラッグ&ドロップでなんとかSDカードに書き込みができた。これを本機に戻したら動いてくれた。
ちょっと将来に不安を残すものがある。
2
設置場所は、フロントウィンド上のルームミラーや赤外線レーダーの横にした。
但し、道交法でウィンドウに張り物をしてはダメらしい。これに抵触する可能性があるが、両面テープならいつでも外せる。
問題は、それ用のステーなんて付属しないので自作しなければならないこと。
厳密には、この機種は上下ひっくり返しても自動で反転してくれる機能があるので、逆さまに設置するのであれば、付属の取付台でウィンドウに貼り付けできる。しかし、そうすると画面左右のハードキーが逆さまになってしまって見栄えがよろしくないのだ。
だから、正立でウィンドウに吊れるステーを自作したのだ。
2〜3日思案した結果、写真のようなプラパーツでステーを新規作成することにした。金属は加工が厄介だし、それに、GPSの受信感度への影響も考えられる。
上は、アクリル製の幅広なモノサシ。下は、机に置くアクリル製スマホ台。どちらも100均で仕入れた。
3
これを切ったり貼ったり削ったりして、写真のような形状のものを作成した。
下のRがある方がスマホ台で、切って削って望んだ形状にする。下面に黒色両面テープを貼りガラス側に合わせる。
上の斜めに立っているのがモノサシ材で、レーダー裏側張付面に形状を合わせ切って削って成型した。真ん中の丸穴は背面スピーカーにために開けた。上面に内装用強力両面テープを貼りレーダー裏面に合わせる。
両者をエポキシで接着して、最後につや消し黒で塗装。
この装着法では、このステーは運転席側からは見えないので、少しくらいアラがあっても大丈夫。
外からウィンドウ越しに見えるが、よく見えるのは、両面テープの接着面だけなので、その部分は黒い両面テープにしている。
実際のところ、このステーの考案と作成がこの一連の作業の大半を占めた。
4
先日設置したバックカメラの映像配線とバックランプから取ったバック電源を、前部まで引き廻す。
バック電源は、リアランプ部分で安定的に13V以上あるのが確認できたので、前部で探したり、それが不安定だったりする面倒をさけるため、後ろか引き廻した。
なお、なぜわざわざ電源線を前までもって行ったかというと、Bullconのカメラの電源分岐点が配線の前にあったからだ。この機種はダッシュ側で電源確保することを前提にしているようだ。
トランク部から後席横のサイドパネルを「配線引き込みガイド」を使って苦労の末にやっと通して、助手席横のロッカーパネルを経由、左Aピラー下まで持ってくる。
ダッシュボード横のおむすび型カバーを開いて、そこに余った配線を束ねて収め、レーダー用映像配線(コムテックZR-09)と結線する。
なお、ZR-09でなくてもRCAのメスプラグと3.5mmミニプラグのAV線なら代替できる。
5
左Aピラーのカバーを苦労して外し、レーダーに接続する映像配線を這わせて上げる。
このAピラーは、すでに外した経験もあるし、構造も理解しているが、それでも外すのは大変だ。
6
レーダー用の電源になるOBDⅡは、アクセルペダルの上。
OBDⅡのセットは、マツダ用の13番(off-off-on-on-off-off)で、いまのところ、ほとんどの機能は作動しているように思う。
ダッシュボード横を開いて、そこで長さ調節して束ねたコードを収め、右Aピラーを外して上へ這わせる。
7
設置はここへ。
この場所が一番スマートで綺麗だし、目線の移動も少ないと思う。勿論、GPS受信の障害はない。
いま思えば、OBDⅡを利用する前提ならば、カメラ配線は運転席側を通してくるべきだった。そうすれば厄介なAピラー外しは右側だけで済んだ。
8
バック画像は御覧のとおりです。
Rにシフトすると、タイムラグもほとんどなく自動で映し出される。(レーダーが起動していれば)また、夜もしっかり映し出してくれる。
最初は、お安く実施したかったバックカメラ設置だが、信頼性を追求したら、やはり日本製ないしは日本品質品になってしまい、全部では結構なコスト(30000円ちょっと)となってしまった。でも、装着してすぐ故障した場合、この苦労を再現することを考えたら、これでよかったと思っている。
それと蛇足ながら、この季節こうした作業では「暑さ」が大敵です。
日中の作業は避けたかったのですが、朝5時から初めて、なんのことはない太陽がガンガン照りつける11時までかかってしまった。
配線作業はそれほどでもなかったが、ステーの準備に手間取った。
日影がなく暑くて死ぬかと思った。
みなさん、熱中症にはくれぐれも注意して作業をしましょう。
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