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台風30号の被害はフィリピンばかり取り上げられておりますが、親日国パラオでも大きな被害が出ております



しかし、パラオのカヤンゲル地区ではほぼ全ての住居と公共施設が全壊したにも関わらず、台風30号による死者数は０人とのこと。

ほとんどの建物が全壊したと言うのに、人々はどのようにして難を逃れたのでしょうか？

以前読んだ本にそのヒントが隠されていました

◆日本はなぜアジアの国々から愛されるのか




--以下引用--

2012年、大型台風がこの島を直撃し、風が吹き荒れ、家屋が倒れ、木々はへし折られてしまった。

役所の屋根は吹き飛び、現在でも荒れた状態で使用している。

以前から「日本人が造った建物は頑丈だから、台風が来たらその中に非難しろ」と教えられていた。

80年ほど前に建てられた日本軍総司令部・発電所・倉庫などだが、最大瞬間風速70メートルでもびくともしなかった。

--引用ここまで--



島を守っていた日本兵は「サクラ　サクラ」の電文を最後に玉砕しましたが、パラオの人々を別の島に避難させ、ひとりの犠牲者も出しませんでした。

パラオの人々はアメリカ軍に放置されていた日本兵の亡骸を埋葬し、今なお墓を守ってくれています。

日本軍の施設がパラオの人々を守るシェルターとして役立っているのは、亡くなった兵士の方々にとっても喜ばしいことなのかも知れませんね。