革シートのお手入れ(納車翌日)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今まで維持の煩雑さ,やれたときのガッカリ感から革シートは避けてきました。
しかし,今回現行のスバル アウトバックを手に入れるに当たって初めて革シートつきの車を入手することにしました。
BR型のレガシー/アウトバックのファブリックシートは,質感はまあまあながらゴミ,ホコリをトラップしてしまいそうで清潔感を維持しにくいと感じたためです。
革シートをきれいに維持できるように,メンテナンスについて情報をネット上であちこち探しました。
色々な方法がありました。でも一長一短。
その中で,皮革用洗剤を用いた洗浄,そして皮革用クリームの塗布を併用したメンテナンスを行ってみることにしました。皮革用洗剤としてはM.モゥブレィ サドルソープ,皮革用クリームとしてはラナパーレザートリートメントを選びました。
「革ふきシート」などの商品名で売られているシートで座席を拭いて終わり,というお手軽な方法も紹介されていました。
この方法は革が新しい時分では意味があるようですが,経年変化がみられる革では効果を示さないようです。
おそらく経年変化があると革の表面に細かい傷が多数あり,その中にこびりついた汚れは拭き取りだけでは除去できないのでしょう。
洗剤を用いて座面の洗浄のみを行う方法も紹介されています。
ロールスやジャガーなどを除く大多数の車の革シートは,ウレタン樹脂でコーティングされた皮革が使われているそうです。
これは実質的に合成皮革に等しいということから,皮革と見なす必要はなく洗浄のみの対処で十分という立場のようです。
さらに洗剤にて座席の洗浄を行った後,皮革用クリームを革に塗り込んでいく方法があります。
これは私が選択することにした方法ですが,最も手間な方法と言えます。
合成皮革に等しい素材になぜわざわざクリームを塗るのか?
これは皮革をコーティングする樹脂を保護してあげる必要があると考えられるからです。
車の中は非常に過酷な環境です。
真夏の炎天下では恐ろしく温度が上がります。
またシートは乗員の昇降,乗車による機械的な負担にさらされます。
皮革用クリームは皮革の柔軟性を保ち,これらの負担を軽減する可能性があります。
車体の塗装も似たような状況にあります。
車体の塗装は,日光,風雨といった負担を常日頃より受けています。
こうした負担にさらされ続けると,赤のような色目は色あせを免れません。
しかし露天駐車を続けていても,ワックスを切らさなければ色あせは防げるようです。
今回選択した方法がどのくらいの効果を持つのかは分かりません。
長期にわたる結果がネット上では示されていないのです。
私の挑戦が一定の見解を出してくれるかもしれません。
乞うご期待。
2
前置きが極めて長文で失礼。
で,座面にラナパーレザートリートメントを塗りました。
M.モゥブレィ サドルソープを用いた洗浄は,納車翌日の新車状態ということもあり今回は割愛。
この写真はラナパーレザートリートメントを塗る前の状態です。
つや消しのいい感じの風合いです。
3
で,塗った後です。
ぎらぎらにテカってます(苦笑)。
このテカリは2日ほどで落ち着くとのことが他の方の記述でもみられましたが,確かにその通りでした。
靴なんかでもそうですが,革製品は使い始める前からメンテナンスを始めることが重要だと思います。
これで準備万端。
そしてこれからどうなっていくのかお楽しみ。
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