革シートのお手入れ(13万4700km時)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回の革シート掃除から半年あまり。ホントなら2〜3ヶ月に1回くらいでメンテをするのが理想的なんですが、ちょっとサボリすぎました。
さすがにこれだけ間を開けると汚れで全体的に黒ずんできたので、いつものケミカルを使って汚れ落としをしてみます。
2
過去の整備手帳でも何度か紹介した事があるイタリア製の「M.モゥブレィ サドルソープ」(右 定価945円)と「ラナパー レザートリートメント」(左 定価3150円)を併用しています。
汚れ落としとして「M.モゥブレィ サドルソープ」を使用し、洗浄後の保護・ツヤ出し材として「ラナパー レザートリートメント」を使い分けています。
どちらもよくある自動車の革シート用メンテナンスキットではなく、鞄や靴などの皮革製品用を流用して使っています。
●M.モゥブレィ サドルソープ
https://a.r10.to/huuLM5
●ラナパー レザートリートメント
https://a.r10.to/hN6QHu 3
それでは一番乗降が多い運転席側シート背もたれのサイドサポート部分を、洗浄過程を追いつつ定点で比較していきましょう。
ご覧のように洗浄前は全体的に黒ずんでいて、なおかつシワの奥に汚れが入り込んでいるのが見えます。この汚れを落としてきます。
4
M.モゥブレィ サドルソープを使って汚れを洗浄します。
まず、バケツにぬるま湯を入れてキレイなクロスを浸し、軽く絞った状態でシート全体を軽く水拭きします。その後にサドルソープをクロスに少量付けて、革シートに伸ばしていきます。一気に全体に広げず少ない面積、例えばこの画像でいえばサイドサポート部分のみとか小さい範囲で区切って、少しずつ仕上げていく要領で作業を進めるといいでしょう。
ちなみに作業をするクロスは、カー用品店で300円前後で売っている使い捨てタイプの柔らかいものを、数枚に使い分けるとイイです。洗浄用、拭き上げ用に使い分け、できればケチケチせず、1脚2枚を使い切るようにするのがキレイに落とせるコツかも!?
そうやって仕上げるとご覧のようになります。シワの中に入った汚れまでキレイに落とせているのが分かります。全体的に発色がよくなり、明るさが変わっているのも分かるでしょうか?
5
M.モゥブレィ サドルソープだけでもシットリとした仕上げになるので、そのままでも十分いい状態です。せっけん特有の清潔感のある香りと、サラっとした手触りもとてもよいですし、適度な光沢もイイもんです。
ここで終わらせても十分なんですが、私はさらにラナパーを仕上げに使っています。洗浄後にトリートメント剤として塗っているもので、革の光沢と保湿を兼ねています。塗布直後はご覧のようにテカテカしてしまうものの、数日で自然な光沢に落ち着きます。
市販品の革用ワックスとは違って滑らないところがよい上に、無色無臭というのが最大のポイント。そのため、M.モゥブレィ サドルソープのせっけんの香り同士がぶつかり合うことがありません。車内がとてもいい香りにつつまれるところもグッドなのです。
6
参考までにサドルソープのクロスを洗ったバケツの水比較でも。
当然これは作業前の状態。ちなみに人肌くらいのぬるま湯の方が、皮革が柔らかくなるので作業がしやすいです。
7
前後シートの洗浄作業後はご覧の通り真っ黒です(汗)。普段から汚れないように気をつけて座っているつもりでも、半年でこんなに汚れているんですねぇ。
見た目よりも汚れた水を流した時に、こんなにドロドロだったのか!? と、さらにハッとさせられます。見た目以上にシートは汚れているって証ですね。
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