アンプに続いて昔使っていたコンポの内、チューナーについて述べます。
パイオニアF-500(1979年発売49,800円)はアナログ式で、デジタルチューナーが出始める直前の時期のものです。
パイオニア F-500
このチューナーとオープンリールデッキの組み合わせでいろいろなFM放送のエアチェック(放送を録音する事)をしていました。チューナーとしての性能(音質)は全く不満の無いものでしたがデッキを念願の留守録対応のアカイGX-77にしたのを機に
Lo-Dのデジタルチューナー
FT-505(1984年発売54,800円)に替える事になります。
本当はアンプのデザインと合わせてパイオニアF-570(1980年発売42,800円)にしたかったのですがプログラムメモリが付いていないので複数の局のFM番組を留守録したいと思っていた私はこれを買わずにずっと我慢していました。FT-505が出たのはだいぶ後なのでずいぶん待たされたのです。
せっかく留守録ができる高性能なオープンリール機を買ったのにしばらくはそれを十分に駆使できなかった事になります。
パイオニア F-570
この機種は4局のプログラムメモリの機能が付いていました。アナログにはできない事です。デジタル式でもプログラムメモリが有るものはほとんど無かったと思います。
この凄い機能が付いた機種がチューナーの世界でもマイナーなブランドⅬo-Dから出たのは不思議でした。
このチューナーとGX-77の組み合わせで留守中に違う局の放送を複数録音するという長年の夢がようやく実現しました。
Lo-D FT-505
追記)その後もう少し掘り下げて次の事がわかりました。(思い出した)
アカイのオープンリールデッキGX-77をコントロールするタイマーアカイDT-320と
おそろいのデザインでプログラムメモリ機能が付いたアカイAT-S61というチューナーがありました。それを選べばもっと早く留守中に違う局の放送を複数録音する事ができたのでそっちを選択した方が自然ですが、オープンリールでは有名なアカイでもアンプやチューナーでは無名だったので性能面で心配がありました。それで結局Ⅼo-Dから出るまで待っていたという流れになりました。
アカイ DT-320
アカイ AT-S61

統一されたデザイン。アンプやカセットデッキも同じデザインでシリーズ化されていた。
昔の事なので思い出すのも一苦労ですが、探せば情報がなんとか見つかってしまう事にも驚きました。
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Posted at
2023/05/15 15:48:15