
ECの事をもっといろいろ書きたいと思い続けていたのに文才の無さからほったらかしになっていました。ところがつい先日の朝テレビからこんな話題が流れて来ました。
ECと松田聖子の共通点として2人とも起伏の激しい人生ながら超長期間にわたって表舞台で活躍し続けていると思った事がありました。
そしたら偶然にもその聖子ちゃん、いや聖子さんがティアーズインヘブンをカバーしたというニュースがめざましテレビで流れました。
それがなぜ今頃なのかという事情は日本人なら誰もが知るところでしょう。
加えてネーサンイーストが参加しているということで何重もの意味で感慨深いものがあります。だからなのか、この曲はジャズナンバーと捉えられているようです。
早速YouTubeで共演する聖子とネーサンを観ました。
この歌はあまり抑揚が無いのが日本人の体質にマッチしているようで大人になった松田聖子の唄うティアーズインヘブンはとても自然に耳に入ってきました。EC自体がもともとは黒人のように感情を剥き出しにして歌い上げるタイプではないので余計に淡々とした聖子さんの歌い方がマッチします。アイドル全盛期は甘ったるい歌い方が正直苦手でしたが時を経て熟成したウイスキーのような渋味が滲み出てきたようです。ブリっ子アイドルだった彼女ももう還暦を超えているのです❗️
こういう形でECと松田聖子の融合が実現するとは、長めに生きているといろんな事が起きるものだと思う事しきりです。
改めて聴くティアーズインヘブンという曲、体が浄化されるような気持ちになるナンバーです。
いかに深い想いでこの曲を作ったのか、それまで何の接点もなかったはずのECと聖子の気持ちがガッチリ重なってより深く感じました。
淡々としながら静かに溢れる想いをグッと堪えつつ悟りを開いたような曲調は、ジョンレノンの名曲イマジンにも通じるものを感じます。
それにしても表現者=アーティストという職業に就いた者は洋の東西を問わず業が深いものだと思います。仕事自体身を削っているようなものですから。
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2024/02/03 11:20:11