ピストンとピストンピンとサークリップのセットです
2013年までGT500で使用されていたVRH34の物のようです
流石に筒内噴射のピストントップの形状は門外不出のようです
残念ながらピストンリングはありませんでした
知られたくない事が隠されているのでしょう
まず
サークリップの切れ目とピストンの切り欠きが近い、、、
反対側はサークリップ外されていましたが、傷の位置が同じ所にあるので
この位置で組み込むのが決まりのようです
まぁ外しやすい位置ですしサークリップが動く事も考えにくいですから問題ないのでしょう
ピストンリングは付いていませんでしたが
コンプレッションリング1本
オイルリング一本
のようです
今時ですね
ピストン一周あるのはピストンリングの上下数mm
CRF450もこんな感じでしたからいちいち驚きませんよ
スカート部は緑色のシートが貼られています
市販車の場合グレーの場合が多いですが初期なじみ用のモリブデンでしょう
結構減っているようにも見えますが初期なじみ用ですから
裏側は井の時に補強がはいっています
市販車のピストンでは見た事ありません
そして裏側表面を触るとなんともサラサラで肌触りがいい
例えるなら高級毛布のミミみたいな肌触り
金属とは思えません
ピストンピンは表面処理で真っ黒
ピストンのピン穴に入れてみると油分が全くないのにスルスルと入っていき浮いているかのごとくクルクルと抵抗なく回る
そして重量物であるピストンピンはかなり短い
ピストントップのバルブリセスにバルブを乗っけてみると
バルブはさみ角はそーとー狭い
圧縮比は公表されていませんが
吸気リストリクターによる吸気制限されている為圧縮比は最近の直噴ディーゼルターボと同じくらいかも
しかもピストントップはほぼ平ら
となればシリンダーヘッドの燃焼室の凹みもやっぱり小さいのですね〜
Posted at 2014/12/30 18:00:26 | |
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