目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
異音調査の一環からついにターボまで疑いを持って交換することを決意
前車ムーブ時代にターボ加工しようと入手していたL152sのエキマニとターボ、I/Cなどがあります
本来の目的はベアリング系異音の究明なんですが、ターボまで換えるなら手を加えられそうな部分は加工してしまいましょう
ということで最初はエキマニから
これは152のEXマニです
まあ入手時に程度が良いものを入手しておいたのでクラックもなく大丈夫そう
この穴を拡大します
2
こんな感じで
穴の中の淵からすぐのところが膨らむような形状
ガスケット跡からもわかるように穴も小さくさらに中で膨らみ形状
かなり絞られている形状に思います
しかしこれもメーカーの性能上の意図があっての形状のはず
パワーや加速騒音面、低速トルク、そういった諸々を考慮しての形状でしょう
すべての一般ユーザーが万能に乗れる性能とパワーだけを求める性能は違います
そういう意味ではさすがの純正リスペクトですね
しかし若干パワーを求めて自分の経験なりに加工してみます
3
さすがに高熱が入ってる状態なので硬い
手持ちの刃がバイクのポート加工で結構使い倒した刃ってのもあり削れていかない
これは時間かけてゆっくりやっていきます
1日1穴ぐらいのペース
4
ある程度できた状態
元穴が小さいのでガスケット跡まで広げようと思いましたがエンジン側のEXポートには手を付けていないので
このマニ穴だけ広げても流速がおちてトルクダウン間違いありません
広げすぎに注意といった感じで
5
4つ穴中の左右端の穴に製造工程らしき段差があります
写真2参照
比較という意味での画像ですがその段差部分がこんな感じまで拡大してしまいました
自分的にはちょっと広げすぎ
もう少し小さくてもよかった
6
4つ穴とうまく同じぐらいに調整しながら削り、また削り
結果的に29.7ぐらいにまでなってしまいました
あきらかに予定より大きい
1枚目や2枚目の標準穴がだいたい26ちょいでしたので
これは流速おちて下のトルク確実になくなりそう
中~高回転は逆に抜けるようになるので綺麗に回ってくれるかな?
吸気、排気の流れは流速が大事
穴加工素人にありがちなひたすら拡大は流速おちてデチューンにしかなりません
この辺は何個も試して成功失敗の経験がないとわからない部分ですが、そういった過去の経験やスキルから自分なりのやり方っていうのは人それぞれあります
パワー発生源が変わらない状態での穴加工はほどほどにしないと流速が落ちてしまうということです
この加工の場合はエンジン排気なのでボアアップやカムに手を加えてなければ排気の量は一緒
その流路だけを拡大してしまうと流速が落ちる
低速が多少犠牲になっても微妙な穴拡大を高回転の抜けの良さへ繋げる
という意味の純正EXマニ加工
まあ初心者ではここまでしないと思いますが、原付のシリンダーでもこういった効果や流速の勉強はできます
7
ターボ接続フランジ側
ここも内部がかなり絞られていました
排気の流速を稼ぐ為だと思われます
それが低~中速トルクを出す為ではありますが
(排気側の羽を素早く回すための流速稼ぎ=トルクに繋がる)
それが高回転では糞詰まりになってしまいます
ここは内部の出っ張りを結構落としました
8
削れない刃で毎日1穴
途中ワクチン注射の副反応で作業中止
穴全体の調整等々で
出来上がるまでに2週間ぐらい要したけど
良いものができました
最後は定番の名前入れで完成
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