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ソーラ・レイのブログ一覧

2012年12月02日 イイね!

『007/ スカイフォール』

ほんとにこのシリーズの自浄能力は凄い。
ここまで過去を、自ら断ち切ることができ、更なる進化を遂げようとする、その製作陣のエナジーが凝縮しているかのような143分間でした。

ひとつだけネタバラし。
今回の副題の「スカイフォール」って、なんて響きのよい印象的なタイトルだろうと思ってました。
いったいどんな意味があるのだろうかと興味津々でした。
鑑賞直後に浮かんだのは「まさしくスカイフォールの副題とおりの物語だった」
スカイフォール
それは土地の名前。
始まりの大地であり、終焉の地。そして復活の場所。
鉛色の空に覆いかぶさられた荒涼とした真冬の大地が広がる、約束の地。


ダニエル・クレイグの007はこれで三作目。
007シリーズは全て鑑賞していますが、劇場で観たのはダニエル・クレイグ版のみです。
わたし的にはダニエル・クレイグ版は劇場鑑賞したくなる濃いぃストーリーでして。
毎回、良い意味で裏切り続けてくれてます。
今回も、モノトーン調な色彩の中で、彩度の低い情感が全編に漂う物語が展開されました。
ストーリー展開とテーマ、そして製作サイドの意図が見事に一致した物語は、少しのブレもなく展開されます。
今回のスカイフォールは間違いなく賛否両論が真っ二つに分かれると思います。
ストーリーとテーマを観客が受け入れるかどうかの点になりますが、
それよりも、その選択を観客に突き付けてくる処が今作品の最大の特徴です。
冒頭のタイトルバックまでのアクションシーンは圧巻。
従来の007シリーズも作れますよってアピール十分ですが、本編に入るなりガラリと情感が変わり新生007シリーズの向う方向性での展開。

わたし的には、新生007を受け入れて大満足でした。
敵陣へ捨て身で飛び込みながらもクールな態度を崩さないボンド像に対して、今回は自陣へ敵を誘い込む捕食者。更には僅かな武器しか手元になくブービートラップで迎え撃つ。
いままでのボンド像にはない泥臭さを感じる緊張感。
まるで『パイナップルARMY』でのジェド・豪士の死闘のような、無表情だが胸の中に戦う理由を秘めた男がスクリーンの中に存在してました。

これこそハードボイルド。
はやく次回作が観たい♪

Posted at 2012/12/02 18:44:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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