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ソーラ・レイのブログ一覧

2015年01月03日 イイね!

『寄生獣』

めちゃめちゃ面白かった。

ずーっと右手のVFXが何だかゴムっぽくて肌の質感がなく安っぽい感じだったので観に行くのを躊躇ってたけど、観に行って正解でした。
この作品の原作を未読です、自分は。
20数年以上前、仲間内でも話題のマンガで何度も読む機会はあったけど、結局いままで未読のままでした。画のタッチがチョット苦手の部類なんです。
でも駄目ですね、食わず嫌いは。

映画作品としてはダイジェスト感いっぱいに話が進んでいます。
それでも台詞ひとつひとつの重みと広がりがすごい。
いかに原作が中身の詰まった話なのかが、この映画を観ただけで判ります。
俳優陣も揃えてきてますねぇ~。
制作陣はもとより製作陣・東宝の本気度が伝わります。

「人間こそが害獣である」というモチーフは、過去何度も取り上げられてきたテーマ。
特に自分らの世代は思春期前後に集中してそのテーマを観る機会がありました。
伝説的な『NHK少年ドラマシリーズ』の多くの作品の主題もそれへの掲示でした。
手塚治虫先生原作、製作総指揮・西崎義展氏、構成演出・富野喜幸氏による『海のトリトン』の最終話もしかり。
トリトンの演出を手がけた富野喜幸氏がガンダムを世に送り出す直前の前作・前々作『ダイターン3』と『ザンボット3』 
特にザンボット3はまさに「人間こそが害獣である」を主題に持ってきた意欲作であり大問題作でした。
ただ、これらの作品群に共通しているのは、その主題の提起がラストのオチであるって云う事です。
最後の最後の大どんでん返しとしてこの「人間こそが害獣である」という主題を出してきて、問題提起する手法。

この『寄生獣』が過去の作品群と違うのは、最初から「人間こそが害獣である」という問題提起を行い、はたしてそうなのか?と「人間性」「母性」「弱肉強食」「食物連鎖」などの視点から答えを導き出そうとしている(ように自分は受け取りました)

実際そうなのかは次回の完結編を観れば判る事ですが、既に完結している原作が在る訳だし、原作を読めば全てが判る事ですね。
ここまで原作を読んでいない事を後悔する作品はありません。
とにかく映画化作品は置いておいて、原作を早く読みたい。

Posted at 2015/01/04 00:23:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ

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「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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