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ソーラ・レイのブログ一覧

2016年11月16日 イイね!

『この世界の片隅に』

『この世界の片隅に』感動したとしか表現できません。
只々、感動しました。
ここまで感情を突き動かされるなんて。
鑑賞後、数時間経ってるのに、涙腺がまだ閉じずに涙が滲んできます。
身体の力みも抜けてしまい、なんだかフワフワしたままの状態。
人生を変える1本

この自分の想いをどう表現したらよいか、、方法が見つかりません。
あえて対比で表せば

良作に恵まれた今年の日本映画界。
若さが眩しいばかりに輝いてた『ちはやふる』上下
虚構と理想の意欲作『シン・ゴジラ』
宮崎あおいの演技力に圧倒された『怒り』
自分らの世代にはノスタルジーの感動な『君の名は。』

これらの良作が束になっても『この世界の片隅に』にかなわない。

間違いなく『火垂るの墓』を超えている。

『火垂るの墓』に宿っている隠れた作家性(イデオロギー)がこの『世界の片隅に』はない。
最後までヒロインのすずの生きる世界(社会・世間)での物語に集約することで、この作品は地域・社会・民族を超えた普遍性を持ってます。

主人公すずの声を演じた能年玲奈(のん)の、声の演技が神憑ってます。
彼女しかこのヒロインの声を演じられない。
『怒り』での全身全霊の宮崎あおいの演技を、声の演技だけで彼女は超えてきた。


昨年の『マッドマックスFury Road 』は、総合芸術としての映画の、最高到達点だと思います。
この『この世界の片隅に』は、映画文学の最高到達点に届いていると、自分は思います。


凄惨で、困難だけど、
逞しく、優しい、仄かな希望の道筋を描いて幕を下ろしたこの作品。
すずさんの『右手』が、自分のココロの一番弱いところを優しく看てくれた気がしました。

Posted at 2016/11/16 15:58:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ

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「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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