ソーラ・レイのブログ一覧

現時点では、語れない。
『硫黄島二部作』の第一弾なので
まだ全体像が判らない。

第一弾は『後日談』的な視点から
戦争の不条理を描いてた。
さて、第二弾で戦争の狂気そのものを
描ききっているだろうか？

予感はする。
『傑作』の。

同じ太平洋戦争の、
最大の激戦『ガダルカナル島戦』を描いた
戦争映画の最高傑作
『シン・レッド・ライン』を越えられるか？
美しい大自然の中で殺戮を繰り返す人間の姿を描き、
戦争映画の枠を超えた『シン・レッド・ライン』とは
別な形での傑作になる予感がする。

その根拠は『硫黄島』そのものの姿。
初めて島のディテールを視覚的に認識したけど、
その姿を見ただけで悪寒が走る。。
草木など一本もなく、身を隠す場所もない荒野のような島。
全島を見渡せる要塞と化した擂鉢山。
ここには民間人は一人もいない。
いるのは敵を殺すために集まった戦闘員だけ。
まさにキリングフィールド。

この硫黄島の激戦をどの様に描いたのか？
第二弾を観てから、個人的感想を書こうと思う。

初めてＣ賞以外を引き当てた♪
かなり嬉しいィ～

こんなところに…

だってアホくさい程の
渋滞なンだもの

はじめに
なにゆえにＭ・ナイト・シャラマン作品は
不当な『誇大宣伝』を受け続けるのだろう？？
『シックス・センス』が余りにもインパクトあり過ぎ
だったのは間違いないが、
その後の作品も同じ。
安易な宣伝手法での集客狙い。。
素晴しいストーリーテラーの作品を、
じっくり楽しみたいのに
毎度同じの宣伝では、作品に誤解を招くし飽きられてしまう。
今作品も、つまらん広告のおかげでだいぶ損していると思う。


今作品も、自分の琴線に響いてしまった。
とても満足の余韻です。
前作『ヴィレッジ』は
悲しい箱舟の物語の中に、力強い愛の姿を描いていました。
今作は、治癒再生の願いを込めた希望の物語でした。
メッセージをストレートに描いた『大人のお伽話』です。
さすがシャルマンだと感心したのは、
単に希望を描いた物語ではなく。
再生の為の『犠牲』殉教者の余韻を含んだ希望である事。
この儚さが、観終わった後の余韻を確かなものにしています。
そして
監督自らが重要人物を演じているのも、
意味深いなぁ～。


（以下ネタばれ）


人種の坩堝のようなアパートメントを舞台に
なぞのヒロイン『ストーリー』が探す『ライター』は誰か？
ストーリーを助ける
『シンボリスト』
『ガーディアン』
『ヒーラー』
『ギルド』
『ウィットネス』
が集まったとき、時代が変わってゆく。
殉教者の人知れない犠牲によって・・・・

ネタばれ的に箱書き書けばこんな感じです。
なんとなく
ＦＦⅧを思い出したのは、わたしだけ？？
日本でも、こんな上質な物語
映画に出来ないだろうか？

　　　　これ？