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ソーラ・レイのブログ一覧

2009年09月29日 イイね!

『南極料理人』

これは、傑作なのかもしれないが・・・なんとも。。

死語になりつつある
『低予算映画』ってコトバを思い出しました。
この映画、ホントに南極ロケを敢行したら間違いなく傑作の部類に入るでしょう。
南極の寒さが伝わってこないのが残念です。
作品構成上、欲しい南極ならではのワンシーンが無いのも痛い。
でも、面白い。

南極大陸沿岸部の「昭和基地」よりさらに内陸1000㎞、標高3800mの高地。
全ての生物、ウイルスさえも生存不可能な平均気温マイナス50℃の世界。
まさに世界でいちばん「無垢な場所」
そこに建設された観測基地「ドームふじ」
8人の男たちがそれぞれの役割をもって1年余りを基地で過ごす。

こう書くと、古くは石原裕次郎や高倉健さん、近年なら役所広司などの顔が浮かぶ題材ですが
実際は、堺雅人・きたろう、生瀬勝久の面々。
なんともとぼけた、のほほ~んとした作りになってます。
自分の任務を全うする姿は殆どオマケ程度の描写で、
このひとたち南極に美味しい物を食べに来たの?
ってほど料理と食事のシーンが出てきます。
その料理のおいしそ~な事♪
特に、ローストビーフが最高に旨そうで堪りません!

少し作業して旨いもの食べての毎日。
雪上車両の整備のために企業から派遣された男に至っては、毎日何もすることなく
「究極の左遷だ」と呟いてる始末。
オイオイ、南極観測隊員ってエリート中のエリートじゃなかったっけ?
と、おもって気づきました。
「車両メンテナンス係が働くって事は、重大状況に近い事態では?」
そう、ここは白く無垢な「死」の世界。
男たちが真剣になる事態が発生すると言う事は、死に直結する事態でもあるのです。
そういう、死と隣り合わせの極限環境だからこそ、
みなユーモア交えてとぼけた感じで日々を過ごしているのでは?
そして食事こそが「いのち」を感じる一番のひとときなのでは?
ゆる~いタッチのハートフルコメディーのような映画ですが、こんな観方もできると思います。

そして、このコメディー調の映画の中で、どんな映画よりもリアルさを感じた事がひとつ。
「過酷な環境の中で一年余りを一緒に過ごした8人の男たちの間に、ドラマが生れない」
この点がすごいと思いました。
ほぼプライベートが無い環境下で、自分のココロの中だけが唯一のプライベート空間。
だからお互い干渉しないし、曝け出せる事だけ曝け出し、相手も聞くだけ。
この人間関係の描写には感服しました。
そして、この意を汲んだ演技を
笑顔で喜怒哀楽の全てを表現できると云われる堺雅人が、完璧に演じてました。

劇中、帰国まで100日台に突入した頃には皆テンション上げ上げ状態。
箸が落ちても面白いって感じでユーモアシーン満載です。
単純にゆるゆる映画らしいユーモアと観るのも良し。
または、
エリートである観測隊員でも躁状態になってしまうほど過酷なんだと、極地の過酷さを笑いながら
認識するも良し。

二面性を感じた映画でした。
Posted at 2009/09/30 00:30:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2009年09月27日 イイね!

『TAJOMARU』

個人的には、楽しめた部類の映画でした。
ちょっと観賞自体が特殊な状況での観賞でした。
チケット買うとき
「本日は音響に少々不具合がありますが、よろしいですか?」
「音響?どんな状況です?」
「大した事はないようですが」
「(それでも有料上映してンじゃん)・・・いいですよ、それで。(だったら料金安くして)」
って感じでの観賞でした。
音響不具合は単純明快。
全編、音声トラックがモノラルでした!!!!
その他のトラックはステレオ。
普通なら不満だらけでまともに観賞など出来ない状態だったと思いますが、
お話の内容が不思議にモノラル音声にマッチしていて奇妙なまとまり感がありました。

芥川龍之介の「藪の中」を題材にした亜流時代劇とのふれ込みでしたが、
同じ「藪の中」を原作にした黒澤明監督作品「羅生門」を題材にしたと云えるほど
「羅生門」の影響を色濃くうけた作品でした。
なので奇妙にモノラル音声が合ってました。
白砂裁きのシーンなどはBGMなしで役者の演技とカット割りだけでの展開で
まさに「羅生門」そのままのようでした。
そのうえ音響不具合での音声モノラル。
音声が響かずナマ音録音のようなザラザラ感で、たぶんステレオ音響の場合より
場面に合っていたのでは?
配役も実力あるベテランを要所に配していて楽しめました。
特に、萩原健一が抜群に良かった。
主役の小栗旬も一本調子の演技ですがガンバっていました。
彼は演技の幅を身につけたら大きく化ける俳優でしょう。
この映画で小栗旬って俳優を初めて記憶にとどめました。

でも、この映画。
全てにおいてちぐはぐな印象です。
主人公が高貴な身分から盗賊に転落してゆく際の心情変化がいまいちだったり。
(一本調子の演技の問題でもあるが、演出がカバーしなくちゃ)
主人公の剣の腕前が強いのか、弱いのか判らない演出だったり。
話自体が「文芸調」のマイナー路線なのに無理してメジャーなエンターテイメントにしようと色々詰め込んで
結果散漫な平たいストーリー展開になってしまったり。
結局、製作サイド(商売する方々)がこの企画自体を惚れこんでいないので、宣伝含めて色々
手を加えた結果、的が判らなくなってしまった印象です。

でもモノラル音声で観賞したからか?
気に入ったシーンも多かった映画でした。
Posted at 2009/09/28 02:20:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2009年09月27日 イイね!

告白

告白実は一ヶ月前からドアロックがかからない状態でした。
後部座席・左側のドアロック。
気づいたのが一ヶ月程前なので、実際はそれ以上前からの不具合だったのかも。
(後部左なんて、滅多に開けないから)
手動でガチャガチャすると閉まるので
「注意していれば良いか」なんて思ってましたが、
実際はそんな毎回注意するなんて出来なく、
閉らないままが殆ど(汗

自分自身が鍵が閉らない事を完全に意識から忘れてしまっているので、車を停める時も自然に振舞い、この車が鍵がかからないなんて周囲は全く気づかない状態でした。
でもこのままじゃ危ないのでDラーに点検して貰ったけど、今度はあいにく連休とかが重なり
やっと今日部品交換でドアロックが直りました。
点検サービス延長していたので無料交換で助かりました。
(デッドニングしているので保険対象内かどうか、メーカー伺いしてたのも時間がかかった要因でした)

メカニックさんに聞いたら、後部左ドアのロック不良って結構多発しているようなお話。
表に現れない初期不良なの?
前期型のひとはご注意ください。
Posted at 2009/09/27 18:10:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2009年09月23日 イイね!

『カムイ外伝』

びっくりした!
ココまで酷い作品だとは!!絶句
貯まったポイントでの無料鑑賞券で観たのだけど(予期してたから)
正規の料金で観たお客さんは、可哀想。
監督が崔洋一さんだと聞いてから想像するに容易い事でしたが、
全くひとつも良い所がない映画は珍しいです(大汗

確かに白土三平氏の原作の底辺には、崔監督好みの「差別」が横たわっているのは
周知の事実です。
でも、だからと言って崔監督がメガホン取る題材じゃないでしょ。
崔監督にアクションは無理。

CGが酷すぎて(笑
監督にとっては初めてのCGアクション作品だったのだろうけど、
仕上げ方がイマイチな映像を
「どや?凄いだろ」って次から次に見せられても(^^;
なんか、十数年前のCGアクション出初めの頃の、それを宣伝にした中身の無い
アクション大作を今見せられている感覚に陥りました。

脚本の仕上げ方も酷いものです。
崔監督と宮藤官九郎の共同脚本ですが、監督がいろいろ介入したと思いたい。
宮藤官九郎が主で書上げたと云うなら
枯れた
としか思えません。

観たら損します。

Posted at 2009/09/23 22:30:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2009年09月22日 イイね!

逆Uターン開始

逆Uターン開始燃料満タンで準備完了。
お戻りドライブ開始します。
あっちのシネコンのスーパーオールナイトに間に合うかなf^_^;
Posted at 2009/09/22 20:17:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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