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ソーラ・レイのブログ一覧

2010年07月29日 イイね!

どいやさ祭・雑感

どいやさ祭・雑感異形キリコ第二弾。
7月24日に行われた能登町姫のキリコ祭りを見学しました。
弘前ねぷたそっくりな形状。
この特異な形状に非常に興味をそそられます。
秋田竿燈 弘前ねぷた 青森ねぶた そして能登キリコ
かつての日本海物流大動脈・北前船航路に残る巨大燈モノ文化の繫がりを想像してワクワクしてしまします。
しかしそんな専門的な民俗考証は専門家にお任せして
なんでこんなにキリコ祭りに個人的に惹かれるのか?
今回の「どいやさ祭」を見学して判った気がします。

神事なんですよね、お祭りが。
わたしのお祭りに対する感覚は、夜店が並んで花火大会があったり、夜更かしできて友達と夜更けまで外出ができた、それこそ「お祭り」です。
でもキリコ祭りは、その前に「神事」なんですね。
当り前ですが、キリコ祭りを運行している方々は真面目に祭りに向き合っています。
お祭りの流れの中での要となる場面では、真摯な態度で神事としての祭りを行っていました。
わたしが転勤でこの地に来てすぐに、お寺の周りに夜店通りができているのを見かけ、
取引先の担当者へ「近くのお寺でお祭りするみたいですね」と話題をふったら。
「お祭り?法事、法事。お寺さんだから法事。このへんで一番大きい法事」
と言葉の間違いを指摘されてしまいました。
いままでお寺でも神社でもお祭りは「お祭り」で通ってたけど、
確かに仏教に関わるまつりごとは「法事」で神道は「神事」なんですよね。
良い意味で信仰心が日常に浸透していて、信仰を大事にしているンだと、軽くカルチャーショックを受けました。
キリコ祭りはいまでも地元の方々にとっては、一年に一度の大事な神事です。
だからこそ観光化された祭りではなく、そこが部外者にとっては魅力に感じるトコロだと気付きました。
今回見た「どいやさ祭」は、その神事色が薄いキリコ祭りでした。
具体的にどこが神事っぽくないかを述べるのは割愛しますが、神事としてのお祭の式次第を伝えながらそこに新しい「祭の意味」を自然発生的に吹き込もうとしている感じがしました。
祭に参加している若衆はみな「姫祭」の文字の法被を着ていました。
生まれ育った自分たちの町「姫」の祭に参加するため、土地を離れた者も残った者も、全員が集まった印象でした。同窓会のノリで校歌の合唱までありました。
祭りの主人公は、この若衆でした。

神事としての伝統の祭りを継承しながら若いエネルギーが新しい息吹を咲かせようとしている
カオス的なエネルギーを感じたお祭りでした。
将来、「どいやさ祭」から名称が「姫祭」へ変るかも。
「姫祭」のほうが人を集める力を感じる響きですし(^^;
(若いオネーチャンたちが特に元気だった事を特記しておきます)

 

Posted at 2010/07/29 23:54:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 能登キリコ祭 | 旅行/地域
2010年07月26日 イイね!

松波人形キリコ祭り・雑感

松波人形キリコ祭り・雑感7月24日に行われた、奥能登・能登町松波のキリコ祭りを見て来ました。
見たのは昼の巡行だけでしたが、ここは今まで見てきたキリコ祭りとは少々違う「異形タイプ」のキリコが特徴です。
通常のキリコの全面に人形を飾っていました。
歴史上の有名なシーンを原案に毎年凝った人形を作り、その出来栄えを競い合うのも見所のひとつだとか。
なんでキリコと人形のコラボが実現したのかは、判らないようです。

黒光りした漆塗りの躯体。
赤い後ろ幕に太鼓を吊るして叩き手が乗る形態は、輪島のキリコを思い浮かべます。
人が乗る形態のキリコなので激し動きを見せるのではなく、断続的に練り歩く巡行でした。
人形の表情がまたなんとも味がありまして、、ナンか脱力系な造形が面白いです。
昼の巡行と、キリコに明かりが灯っての夜の巡行が行われます。
キリコの担ぎ棒に人形をライトアップさせる照明が付いていたので、夜の人形はまた違った表情を魅せるのかも。
町を離れた若者たちも担ぎに戻っているのか?9基のキリコ全てを担いで巡行していました。
神輿はさすがに人出が足りないのか曳き台に乗せての巡行でした。

町内一丸となって老若男女でキリコを担いでいる感じで、なんとなく和やかさを感じるお祭りでした。



Posted at 2010/07/27 00:28:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 能登キリコ祭 | 旅行/地域
2010年07月21日 イイね!

贋作ラーメン狂い地方巡業 『ながい』

贋作ラーメン狂い地方巡業 『ながい』先日、福井市へ路面電車に乗りにいった時に
ついでにご当地ラーメンも食べよう。と、行ってきました。
福井は石川以上に地理が判らなく、行く前にネットで情報収集して「ココは旨そう」と判断して向かう事に。
現存する日本最古の天守だと云われる「丸岡城天守」のすぐ近くにありました。
だから住所は丸岡町だと思います。
お店の外観は、個人経営のちいさな中華料理店みたいな感じでした。

店内カウンター越しが屋台をそのままはめ込んだような凝った作りで、店内照明を落としてランプが灯ってました。
開店すぐに入店したので先客が一名いただけでした。
餃子と小ライスが付くラーメンセットを注文。
屋台で作るのと同じような感じでラーメンが仕上がっていきます。
海苔がブリキ缶にしまってあって、わざわざ上の棚から缶を取ってまたしまったり。
麺の湯切りもとても丁寧。
平ザルで何度も何度も優しく湯を切ってました。
桜海老をのせて完成。
さてお味は、、、、
・・・ん?
けっして不味くはないけど、なんかイメージと違ったお味でした。
醤油がかなり主張している、中華料理屋さんのおいしいラーメンって感じでした。
麺は太目のストレート。見た目より主張が少ない印象の麺でした。
このラーメンは、食べるシチュエーションによってだいぶ印象が変るかも。
一杯飲んでの仕上げに食べたり。

ちょっとわたしの先入観と違っていましたが、福井のご当地ラーメンには間違いありません。
Posted at 2010/07/21 23:01:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 贋作麺 | グルメ/料理
2010年07月19日 イイね!

『明日に向かって撃て!』

「午前十時の映画祭」何度見てもすごい50本 にて観賞してきました。


まちがいなく傑作中の傑作ですね。
わたしの大好きな「俺たちに明日はない」と双璧な、アメリカン・ニューシネマの最高傑作です。

因みにアメリカン・ニューシネマとは
60年代後半~70年代に起きたハリウッドのムーヴメント。
反体制的な若者たちを主人公に描いた作品群。
ベトナム戦争泥沼化で病めるアメリカの世情・空気を反映してました。


「明日に向かって撃て!」を銀幕で観るのは2回目でしたが、何度観ても感動します。
初めてこの映画を観たのは子供の頃TVでした。
その時に刻まれた衝撃と感動はいまでの消えずに残っています。
世界映画史に刻まれたラストシーンのストップモーション。
ブッチとサンダンスの時がとまり、ふたりの記憶が永遠にと流れだす。
何度観てもココロに沁みこんでくる名シーンです。
「史実にとても近い物語り」と冒頭で示されるとおり、無法者たちの末路は想像するに容易いですが、
この作品はそんな無法者たちを温かく、ユーモアのセンスに満ちて描いています。
この描き方自体がブッチとサンダンスの生き様と相克していて、全編を漂う哀愁感を見事に醸しだしています。
映画全体が一種の相克のモンタージュになっている訳です。
監督ジョージ・ロイ・ヒルの見事な技です。

ラストシーンと同様に「自転車」のシーンも大好きです、個人的に。
納屋の中から朝日を浴びて走る自転車のブッチとエッタのふたりの姿を、
とぎれとぎれにカメラが追う。
このシーンに、少年だったわたしのココロはキュンとしてしまった事を思い出しました(笑
TVでこの作品を放映した時に、後日談「続・明日に向かって撃て!」と
ブッチとサンダンスの若き日を描いた「新・明日に向かって撃て!」を連続して(だったか?)
放映し、真剣に観た記憶が蘇りました。
いま気付きましたが、
わたしの映画趣味に、多大な影響を与えてくれた作品です。

1970年日本公開 アメリカ映画 第42回アカデミー賞4部門受賞 第24回英国アカデミー賞作品賞

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Posted at 2010/07/19 19:13:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2010年07月18日 イイね!

剱地八幡神社大祭・雑感

剱地八幡神社大祭・雑感7月17・18日の日程で行われた剱地八幡神社大祭を観てきました。
観たのは17日のみ。
夕方から祭り終了までの見学です。
2007年に発生した「能登半島地震」の最大の被災地のひとつ、輪島市門前剱地のキリコ祭り。
昔はキリコ・神輿の巡行の他にも、曳山や「獅子殺し」と呼ばれる獅子舞なども行われとても賑やかだったようですが、
慢性的な過疎化問題や、先の大災の影響もあるのでしょう。
子供キリコ1基・おとなキリコ2基のお祭りでした。

でも、寂しい祭りではありませんでした。
巡行するキリコの数が少ないけど、町内の方々一丸となって勇ましくキリコを乱舞していました。
能登半島・外浦側のキリコらしく、人を乗せるタイプではなく太鼓・鐘はお供をする輪島塗の黒光りする躯体。鮮やかな後ろ幕。
八朔祭りや西海祭りと共通するお囃子の中、差し上げ・倒しを繰り返して断続的に躍動する勇ましい乱舞でした。
部外からの見学者はわたし含め3人程度の、まさに郷土祭らしいお祭りです。

 
 


Posted at 2010/07/18 18:25:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 能登キリコ祭 | 旅行/地域

プロフィール

「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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