• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ソーラ・レイのブログ一覧

2013年01月28日 イイね!

まるで廃墟

まるで廃墟昨年、○十年ぶりに地元群馬に帰ってきて思ったのが
「街が死んじゃった」
シャッター商店街など地方都市の衰退が云われて久しいですが、まさか自分の地元の街が再生不可能なほど衰退していたとは知りませんでした。
きょう仕事で街のかつての繁華街を徒歩で歩きましたが、ひどい惨状に唖然としました。
賑やかだったアーケード街は薄暗いシャッター通りと化し、高校時代のランドマークだった本屋さんは虫の息で営業を続けていましたが痛ましい限りです(涙
路地奥に建つ松竹系ロードショー館だった劇場も廃墟となり佇んでいました。

ここで「ガンダム」や「イデオン」を観たんだよなぁぁ~。
夜1回だけのレイトショーだった「転校生」もここで、補導されないようにビクビクで観ました。

想いでの場所が消えていくのを知って、ちょっとセンチな気分になった日です。
Posted at 2013/01/28 23:38:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年01月26日 イイね!

『ストロベリーナイト』

たまたまTVシリーズの『シンメトリー』を観ました。
ひさびさに「これは!」と感じ、TVシリーズをすべて見逃さずに鑑賞しました。
その延長上で今回の映画化作品も観てきました。

原作一連をいつもの如く読んでいませんが、今回の作品は原作シリーズの最高傑作といわれる
『インビジブルレイン』の映画化だそうで、映画にも別タイトルの副題の扱いで原作タイトルが表記されていました。
インビジブルレイン。見えない雨。
劇中のストーリーと重なるような重ならないような、抽象的なタイトルですが、劇中殆どが雨の中の物語で夜のシーンが多い。
雨の夜の物語と云えば、もうハードボイルドのお決まりのシチュエーションです。
それではハードボイルドだったかと云えば、そうではなく、最近よくある警察内部の不正に絡む警察小説の延長上のストーリーでした。
しかし、
ハードボイルドしていた部分もちゃんとありました。
主人公姫川(竹内結子)やゲストキャラ牧田(大沢たかお)や重要人物・柳井が抱える心の闇。
それぞれの人物が地獄を体験し、心に闇を宿し。或る者は刑事となり、或る者はヤクザとなり、或る者は・・・。
心に闇を持つ者同士が共鳴し合い絡み合う様はハードボイルドだなぁと思いました。
決して他人には見る事ができない心の闇こそが「見えない雨」の正体だったのでしょうか?
原作の流れは知りませんが、映画は「警視庁捜査一課・姫川班、最後の事件」と謳っています。
映画のラストシーンは晴天の青空でした。
姫川の心に宿っている闇は晴れたのか?

豪華俳優陣を惜しげもなく使っているところはさすが映画です。
鶴見信吾や石橋蓮司の使い方など豪華としか言えません。
その反面、TVシリーズのレギュラー陣は一部「居るだけ」扱いだったのが残念でした。

この作品、R指定なんですね。
たしかに死体描写はリアルですが、TVシリーズもかなりのリアリティだったのに。
事件の発端のインセストタブーとかが問題なんだろうか?
最近、映倫が厳しくなってきている気がした作品でした。

Posted at 2013/01/27 02:23:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2013年01月20日 イイね!

極私的懐古活動写真 『スワロウテイル』

極私的懐古活動写真 『スワロウテイル』以前、映画鑑賞ブログで『BANDAGE』の感想を書き込んだ時に、監督の小林武史を「知らない」と書き込んだけど、記憶違いの間違いでした。
1996年公開のこの消えた名作『スワロウテイル』で監督岩井俊二・音楽小林武史と、最強タッグを組んでいました。
この作品を「消えた名作」と個人的に名づけたのには訳があります。今後絶対にTV放映する事はないでしょうし、現在でもレンタル店に並んでいる事はありません。
なぜなら、映画として取り上げてはいけないタブーを犯しているからです。
映画の題材として取り上げてはならない「見えないタブー」は複数あります。判りやすいモノだと「反原発」などがそうでした。

反原発のタブーは現在崩れつつありますが、過去には絶対不可侵の聖域でした。
沢田研二主演作『太陽を盗んだ男』を撮った長谷川和彦監督は、その後メガホンを持つことなく現在に至り。原発ジプシーを題材にした原田芳雄主演作『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』はその存在さえ消されたような状態で、やっと昨年にDVD化されました。
タブーを犯した作品には常に見えないチカラが作用するようです。

では、この『スワロウテイル』はどんなタブーを犯しているかと云うと、
一番の大罪「偽造通貨」を取り上げています。
偽札は自由主義経済法治国家の根幹を脅かす事例なので、絶対に許されません。
このいちばんのタブーを題材にした『スワロウテイル』は、今後もTV放映やレンタルとして簡単に鑑賞できる環境を得ることはないでしょう。
(現在DVDは発売されてます。観たい人だけが見られる環境です)
普通なら忘却の彼方へ消えていく運命の作品ですが、この作品だけは時を越え語り継がれる事になりました。
映像は観た事ないけど、この音楽ならいちどは聴いたことあるって名曲が、この作品をいつの時代になっても思い出させてくれます。
CHARAの切ないボイスが印象的な作中のバンドYEN TOWN BANDが奏でる「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」

<object width="420" height="315"></object>

円(¥)が世界で一番強かった時代の寓話。
円ドリームを求め外国人不法就労者が集まる日本の大都市。
彼ら外国人達は大都市を「円都(イェン・タウン)」と呼び一攫千金を夢み。
日本人達は外国人不法就労者たちを「円盗(イェン・タウン)」と呼んで差別した。
そんな円都に住む円盗たちのひとりグリコ(CHARA)は、偶然に歌手の道を歩み始める事となると同時に、手に入れた偽札のデータ磁気テープで一儲けを始めるが…。

全編を覆う無国籍感とバイタリティと物悲しさ。
特に公権力によってボロ雑巾のように撲殺されるヒオ・フェイホン( 三上博史)と円盗マフィアのボス役の江口洋介が印象的でした。

監督岩井俊二は、タブーに手を出せばどうなるか判ったうえで完成させたんでしょう。
これだけ人気監督でありながらこれ以降、ビッグメジャーの作品を自ら監督していません。
監督岩井俊二の静かでありながら強い意志を感じる「消された名作」です。

Posted at 2013/01/20 00:08:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 懐古シネマ | 音楽/映画/テレビ
2013年01月19日 イイね!

レトロ自販機

レトロ自販機群馬県って、レトロ自販機王国だったんですね。
あまりにも身近な存在だったので気づきませんでしたが、昭和の香りの漂うレトロなコイン自販機の現存率が全国トップクラスのようです。
確かに街道沿いには、深夜になるとヤンキーがたむろしそうな無人コインスナックコーナーがたくさんあります。
子供の頃によく食べた自販機のうどんやソバの味が懐かしくなり、ちょっとドライブして食べてきました。
ドライブと云っても、僅か30分程度走らせ目的の無人スナックコーナーに到着。
ちょっと怪しい雰囲気の漂うコインゲームコーナーがメインの営業形態でした。すこし薄暗い店内に昼間からコインゲームに集中しているヤンキー風やらオジサンが数人。

場所を間違えたかな?と思いながら店内を見渡すと、壁面に目的のレトロ自販機が並んでました。
久々に再開したうどん。ソバ自販機の隣には、これも懐かしいラーメン自販機。
ひとつおいて感激のハンバーガー自販機の姿。



今日の目的のうどんは後日にまわし、きょうは懐かしのチーズバーガーを食べてみました。
代金200円を投入しボタンを押し加熱時間の60秒待つとチーズバーガーが出てきました。



加熱で融けてチーズの姿が見当たらなかったけど確かにチーズバーガーでした。
加熱ムラもある処がまた、チープなジャンク感でイイです♪
久々に食べると癖になりそうです。

この「文化?」は今後も大事に継続して欲しいなぁ。
こんどは本命のうどんを食べに来てみます。
Posted at 2013/01/19 16:52:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年01月14日 イイね!

『渾身 KON-SHIN』

『渾身 KON-SHIN』今年最初の映画鑑賞です。

毎年この時期はウインターシーズンプログラムの2巡目が公開され始め、洋画・邦画を問わず良作が世に出る時期です。
以前の早春にも「はやくも今年最高作」なんて書き込んだ記憶がありますが、昨夜観てきたこの作品も「かなりそうとう良い作品」でした。

出雲国・隠岐島に伝わる20年に一度の神事・古典相撲大会を題材に、最高位の正三役大関に選出された男とその家族形成の物語。

この映画を知ったのは新聞朝刊の全面広告が最初でした。
国技の相撲のアーキタイプである、隠岐島に伝わる古典相撲を題材にした作品って事で興味が湧きました。自分の地元ではありませんが、昨年まで住んでいた北陸・能登地方の小学校・中学校の校庭には立派な瓦屋根の土俵があって相撲の盛んな土地柄でした。
羽咋市では毎年9月に「 唐戸山神事相撲」というこれも神事の相撲大会が行われていました。
相撲と云えば大相撲しか知らなかった自分は、相撲が身近に在る環境に非常に興味を覚えました。
そんな事で、身近な草相撲を題材にどんな映画を作ったのか、興味本位で観た訳です。
まず、
この映画はぜったに劇場で観ないと良さが判りません、画面作りの。
とにかく画面の作りこみに感動させられました。
スペクタクルシーンがあるとか、感動の絶景があるとかではなく、単純に夜の漆黒さが素晴らしい。
隠岐島が舞台だから普通は美しい星空とかを映すのが定石ですが、意図して夜を漆黒で描写していました。その漆黒の中に浮かぶ漁火の光や、クライマックスである古典相撲大会で漆黒の黒を背景に力士の裸体が神々しく浮かぶコントラスト。
説明不要で、画力で神事であることを描き切っていました。
力士たちの「しこ踏み」の型もキレがあって美しく、あぁ本来はこう云うモノなんだと学ばされて頂きました。
夕刻から翌早朝にかけてのたった一夜の古典相撲大会の紹介はとても丁寧になされ、観客の誰でもが隠岐島古典相撲大会を見学した疑似体験ができる仕上げ方になっています。
その反面、
ドラマを展開させる登場人物たちの説明は極力抑え、観客に登場人物たちの感情の隙間を補完させる構成でした。この構成も素晴らしく、自分が登場人物の感情を補完する事で感情移入させられました。
ほとんど自分の事を語らなかった主人公の「語らない信念」がひしひし伝わり、彼の2番目の妻の控えめな献身さにリアルすぎるリアル感を感じました。
そして子役が凄すぎ。
子役の演技には心を動かされない自分が、彼女のチョットした表情変化と一言二言のぽつりと漏らすセリフだけで胸を締め付けられてしまいました(^^;
俳優陣だけでなく地元の名もない出演協力者も生き生きして作品の重要な要素になっていました。
特に行司役と呼び出し役が作品を纏める重要要素になってます。
赤ら顔してノリノリで口上する呼び出し役のオジサンは完全にアルコール入ってたネ。でもこれこそがホントに古典相撲を体験見学しているような気にさせてくれました。

よく考えると主人公は、ドタキャンした結婚式を含めれば再々婚する訳だし、地元に居られなくなったのも女性問題というトンデモナイ奴ですが、主人公が自らを語らず、ただただ20年に一度と云う人生で一度きりの真剣勝負に打ち込んでいく姿を描写する事で、不思議なリアルさが生まれ結果として前向きな気分になる「家族形成物語」として成立していました。

手取り足取りドラマ展開の説明が必要なタイプの方には向かない構成作品ですが、
間違いなく一級品です。


<object width="560" height="315"></object>
Posted at 2013/01/14 11:33:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/1 >>

   1 2345
67891011 12
13 1415161718 19
202122232425 26
27 28293031  

愛車一覧

スバル インプレッサ スポーツ スバル インプレッサ スポーツ
BP5からの乗り替り。 (試乗車)中古購入。 基本、(自分の物差しでの)ノーマルで乗る予 ...
スバル レガシィツーリングワゴン スバル レガシィツーリングワゴン
思い出がいっぱいつまった愛車です。 この車で弄ることを知り、このサイトを知り、大勢の友達 ...
三菱 パジェロミニ パジェミ君 (三菱 パジェロミニ)
登山道入り口までのアプローチ用という目的で購入。 実際手元に届くと1/1のおもちゃのよう ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation