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いずぱぱのブログ一覧

2012年02月04日 イイね!

回想録:その7  ババさん

前々回に登場した友人


「ババさん」




その後の私の車に対する興味の影響を、


非常に与えた人物です。


彼とは小学校~中学校と同じ学校でしたが、


中学時代は別々のクラスでした。


しかし、部活は一緒にバスケットボール部に所属していました。



前回お話した


スカイラインを見に行ったその後は、


よく一緒にディーラー巡りをしていました。



目的はただひとつ!


カタログを貰いにです。


普通でしたら、


たかが中学生にカタログをくれるディーラー等はありません。


そりゃそうですよ


買いもしない、


いや、


買えない人間(子供)にカタログを渡すなんて、


奇特なディーラーなどあるはずも無いです。


カタログはタダでは作れないのですから。


それに、毎回付き合ってくれる大人も居ません。


しかし、ババさんは、


当時すでに身長が180cm近くあり、


また、私もババさんも老け顔ですから、


立派な大人に見えたのです!


しかし、


外見は大人に見えても、


流石に車の運転などは出来るわけありませんから、


自転車での巡りになるのです。


ですが、ディーラーに自転車で乗り付ける根性は無く、
(因みに、今の私は平気で自転車で行きます!)


見えないところに駐輪し、


ディーラーを訪問していました。



そうして集まったカタログの数は、


かなりの数になりました。




さて、


そんなある日、


ババさんの家のサニーが、


車齢10年を向かえ、


乗り換える事になりました。




この当時、


車齢10年を超えると(正確には11年を超えると)、


毎年車検になるので、


乗り換えるのが普通でした。



さて、乗り換える車は


勿論日産車。





B12 サニー


通称:トラッド サニーです。


今見ても、非常にセンス良く、


また、おしゃれな感じがして好感が持てるデザインだと思います。


まあ、ココまでなら旧型から新型への乗換えで済む話なのですが、


ココからが、ババさん力発揮なのです。




今まで乗っていたサニーはMT車。


ババさんの親父さんは、タクシードライバー。


普段仕事で乗る車もMT車なので、


今度は家で乗る車はAT車が良いと思っていたそうです。




しかし、




「車はMTじゃなきゃ駄目だ!」


「将来俺も乗るのだから、MTにしてくれ!」


と、免許も持たない、


中学生の息子の意見の前に、


父親の威厳無く、


この当時でも非常に珍しかった、


MTのトラッドサニーが納車されました・・・。




Posted at 2012/02/04 21:36:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車回想録 | クルマ
2012年02月04日 イイね!

回想録:その6 スカイライン

ブォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・・!!!



けたたましい音を発しながら、


赤い車は横付けしました。


すると、


他の客や、ディーラーマンでさえその車の方に近づいていきました。


なぜなんだ?


私もちょっと気になり、覗いてみました。


すると、その赤い車のリア部分が見え、


丸型のテールレンズが判りました。












そうです!


スカイラインです。





スカイライン伝説を作ったS54-Bです。


そのとき、スカイラインだとは理解できましたが、


どのような年代で、


どのような背景があったのかは、判りませんでした。



しかし、非常にコンパクトな車体で、


なんとも言えないオーラを発していたのは、


それから30年近く経った今でも、


鮮明に覚えています。



そして、爆音に近い(少なくとも当時の私は、そう感じました)


キャブレターの吸気音


マフラーからの排気音


非常に興味をそそられました。



さらに、当時の車とは全く違ったデザインに、


非常に憧れを抱くようになりました。




このような出来事があったために、


目的だったR31スカイラインの印象は、


あまり覚えていないのです・・・



しかし、私が車というものに


再び興味を持ち始めた最初の車でしたから、


今でもR31スカイラインは思い入れ深い車です。


因みに、


今の我が家の近所の方も、


いまだに乗っておられる方が居まして、


それも全くのフルノーマル、


しかも女性なのです。


多分ナンバーから、


新車のときからのワンオーナーではないかと、


勝手な推測をしております。


その車を見かけると、


いつも目で追ってしまいます。



あっ!



女性が運転しているからではないですよ!


だって、若い方ではないですから・・・(汗)






さて、話は戻りまして・・・





貰ってきたカタログを家に帰ってから眺めていると、


姉が寄ってきました。


すると


岩城滉一が写っているそのカタログを、


横取りしていきました・・・・(涙)







Posted at 2012/02/04 16:53:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車回想録 | クルマ
2012年02月02日 イイね!

回想録:その5 友人

父もついに免許保有者になりましたが、


我が家は車を購入することはありませんでした。


私も車酔いが激しいので、


積極的に車の購入を勧めることはありませんでした。




私も小学校高学年になり、


いつしか興味の対象が車から


釣り


プロレス


電車


と多岐に渡り、


車への憧れはどこかにいってしまいました・・・






そうして、時は流れて中学生になりました。


時は1980年代中ごろ。


世の中が異常な好景気へと向かって進んでいた時代です。



流石にその頃の思春期の小僧の興味は、



女の子


オートバイ


などに進み、


次々とハイテクな国産車が出現し、


車が非常に魅力的になってきたのを、今でも覚えています。




そんな中、小学校時代から仲の良かった友人がいます。


通称ババさん


本名はババではないのですが、


ジャイアント馬場みたいに背が高かったので、


あだ名がババさんになったのです。



その友人であるババさんは、


私に車に対しての影響を与えた1人です。


彼は、大の日産党


家の車はサニー





マニアには非常に人気がある、通称310サニーです。




彼は、事あるごとに日産のすばらしさを、


中学生の私に説いていました。



「ソアラのボディーカラーは、レパードのパクリだ!」


「K型エンジンよりも、A型エンジンの方がチューニングには向いている」


「トヨタの車は万人向けの八方美人」


などなど・・・



まだ、自動車に興味が沸き始めたばかりの私には、


理解するには時間がかかりました。


ひとつ分かったのは、彼はトヨタがあまり好きではない


との事。



しかし、彼がいくら日産の素晴らしさ説いても、


私には、トヨタも日産も同じぐらいにしか感じてはいませんでした。




さて、そんな彼ですが、


あるとき


「父親と一緒にディーラーに行くから、一緒に行かないか?」


と誘ってくれました。


私は喜んで行くことを彼に伝えました。



相変わらず車の無い我が家では、


車=ディーラーは、


縁の無い場所であります。


なので非常にわくわくしながら、彼の家へと向かいました。



そして、ババさんの家の310サニーに乗り、


ディーラーへと向かいました。


場所は今は無きプリンス店。


当時出たばかりのスカイラインを見に行きました。


その時のスカイラインはR31




通称7thスカイライン



見に行ったスカイラインは


ハイキャスや、オートスポイラー等のハイテク装備が着いた、


岩城滉一がイメージキャラクターだった2ドアです。





確か非常にカッコいいCMだったような記憶があります。




そうしてディーラーで初めて見た新車。


生まれて初めて新車に乗り


生まれて初めてカタログを貰い


私の今までの経緯からすれば、


喜びいっぱい夢いっぱいのはずですが、


その時のR31の印象を


あまりよく覚えていないのです・・・




ですが、そのときに今でもよく覚えている出来事があったのです!!




それは突然何の前触れも無くやってきました。





ブォォォォォォォォォォォ・・・!!!!






物凄いけたたましい音を上げながら


そのディーラーに1台の赤い車が横付けされました。




すると他の客や、


事もあろうかディーラーマンさえも


その車のところに行ってしまったのです。




なぜなんだろう?





車という乗り物に


本格的に興味を持ち始めたばかりの私には、


とても理解は出来ませんでした。





しかし、


この出来事が、


後の車に対する方向性を決める一件になったのです。






Posted at 2012/02/02 21:59:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車回想録 | 日記
2012年01月30日 イイね!

回想録:その4  酔い

スーパーカーブームがひと段落した頃、


我が家では、大事件が発生しました。





父の転勤です。





場所は新潟県長岡市。


当初は家族全員での転居を考えていたみたいですが、


どのような経緯があったか定かではありませんが、


父一人での転勤に落ち着きました。


俗に言う「単身赴任」です。




先だってのブログで、父は免許を持っていない事をお話しました。


必要が無いと言えば、そうなのです。


我が団地から、最寄駅まで徒歩圏内ですし、


特に車が必要な生活様式でもないからです。



しかし、今度の父の赴任先は、


車が無いと生活できないような場所でした。



そこで、父も一大決心!


40半ばでの免許取得となったのです。



子供の私は単純で、



免許取得=車購入


などと単純な方程式を思い描いていました。




しかし、現実は購入することなど無く、


赴任先の長岡での移動は、会社のバンで十分なものでした。


それでも、車のある生活に一歩近づいたという思いはありました。




さてさて、夏休みに入ると、


母と姉と私の3人で、父の元へと遊びに行きました。


そこで、早速車の運転ができるようになった父に、


どこでもいいから乗せてくれとせがみ、


市中央部へと行くと言うので乗せてもらいました。




ああ、家族が運転できる喜び、


車が身近に感じた瞬間でした。


しかし、もう一つ重大な事が再確認できた時でもありました。




それは、



乗り物酔い・・・



そう、私は乗り物酔いが酷いのです・・・


なにせ、ブランコに乗っても酔ってしまうのです。


勿論バスもダメで、修学旅行はいつも前の席。


特にバスは、床板に撒く油の匂いには、


一発でノックダウンです。


因みに、今でもダメです・・・


車ばかりでなく、


デートで水上バスに乗った時もダメでした・・・






話は戻りまして、


父とのちょっとしたドライブで、


自動車に酔いしれるのではなく、


単に酔ってしまう・・・


父は、自分の運転で息子が酔ってしまう事に、


非常にショックを受けたようでした。


私も以前から、車=酔う と言う思いで乗るから酔ってしまう。


だから、楽しい事、嬉しい事等思いながら乗れば大丈夫だよと教えられ、


そう実践したつもりでしたが、


現実は、変わる事はありませんでした。





そんな自動車がだんだんと苦手になってきました。



Posted at 2012/01/30 09:20:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車回想録 | クルマ
2012年01月29日 イイね!

回想録:その3  イベント

スーパーカーに全く縁の(見る事さえも)無かった時




ついに我が町にスーパーカーがやってくる事になりました。


すぐ近くのボーリング場の駐車場で、


スーパーカーショーが行われることになったのです。


我が町の子供達は大興奮!!


親ですら興奮していました。


しかし、よ~~~く調べてみると、


しっかりと入場料金を取るのです。


確か300円だったと思います。


当時の300円はかなりの高額だった記憶があります。


タバコより高いはずです。


そんなお金はどうしよう?


いやいや、


ボーリング場の駐車場は外から丸見えですから、


わざわざ高いお金を払わなくても、見えるはず!


親も確かにそう言ってました。


そうだね、間近に見られなくても、遠目でも問題無いね!


そう思い、指折りイベントの日を待ち続けました。








いよいよ待ちに待ったイベント当日。


そわそわしながら待ち切れずに、開場前のボーリング場駐車場へ覗きに行きました。



すると・・・



なんと!!!




周りを紅白の幕で覆っているではないですか!!


これでは、高い入場料金を払わなければ見れません(T_T)



慌てて家に帰り、親に相談。


すると、仕方がないからか、300円を私にくれました!!


やった!カウンタックが見れる!!


大喜びで、近所の友達と皆で会場へと行きました。




チケットを買い、中に入るとそこには・・・



ランボルギーニ― カウンタック


フェラーリ 512BB


2台の巨匠が鎮座していました。


それにもう一台




ランチア ストラトス


合計3台のスーパーカーがありました。


ただでさえ、見る事が敵わない夢の車が、


ここには3台ものスーパーカーが、


もの凄いオーラを発して目の前に居たのです!




それはそれは、感動&狂喜乱舞の子供達で溢れていました。




少し冷静になった時、購入したチケットには何やら書いてあるのに気がつきました。



「運転席乗車券」



なんと見るだけでなく、乗ることも可能!



卒倒モノです!



勃〇モノです!!




しかし、乗車券は1枚しかありません。


友人達と、どれに乗ろうかと


あれやこれやと相談します。


私は迷うことなくカウンタックへ!


しかし、乗れる時間は僅かに1~3分程度。


どのような雰囲気で、


どのような感覚だったのか、


もう35年ほど以前の感覚は、忘れてしまいました。




僅かに数分、夢のような時間は本当にあっという間でした。


残された時間は、じっくりと他のスーパーカーを見ているだけの時間です。


そんな時、ふと友達の1人が、


「ちょっとこっちに来てごらん」


と、私をある場所に導きます。


するとそこは、受付の机の近くです。




周りにスタッフは居らず、チケットが散乱していました。




「こ、これは・・・」




神様の思し召です!




迷わずに拾い、


何食わぬ顔で、フェラーリとストラトスにも


無事に(?)乗る事ができました。











Posted at 2012/01/29 07:31:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車回想録 | クルマ

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「@ティーズ☆ さん

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何シテル?   09/07 18:58
いずぱぱです。ゴルフヴァリアントに乗り換えてからのみんカラデビューです。 いすゞジェミニ(PF60:クーペ)?ジェミニ(PF60:セダン)?ジェミニ(PF60:...
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