2024年10月23日
雄蛇ヶ池
亀山ダム
印旛沼
この千葉県3大メジャーレイクで釣りを楽しんでいた私ですが、この時期にある人と出会いました。
この方と色々と話をしている中で、私がバスフィッシングに夢中になっている事を伝えました。
すると・・・
「ブラックバスなら、家の近所でも釣れるよ。子供の頃、弟が行っていたし。」
「家の近所?」
私のイメージでは、ブラックバスは大きな池やダム等で釣るものだとばかり思っていましたが、その人の話だと家の近所の貯水池でも釣れるとのこと。
今一イメージが湧かないので、一度その池に連れて行ってもらう事にしました。
そうして迎えた約束した日、期待を胸に案内してもらいました。
案内された池は、非常に小さな農業用の灌漑用貯水池でした。
果たしてこんな小さな池で釣れるの?
ですが、その考えは浅はかでした。
サイズこそ小さめなながら、ワームを使えば釣れる釣れる!
今までボートを駆使して大きな池を右往左往しながら釣れる場所を探し、やっとの思いで釣り上げていたブラックバスが、陸っぱりで意図も簡単に釣り上げることができるのです。
「こんな場所があるんだ・・・」
当時住んでいた場所から車で遊に1時間半はかかりましたが、休みの度に通うようになりました。
一つの池だけでなく、周囲にある他の池も探し出し、かなりの池で釣れることが判りました。
現在のようにスマホやカーナビなどまだ普及する以前でしたので、ロードマップと睨めっこをし、地図を頼りに池を目指して細い林道を突き進んでみれば、そこは行き止まり。冷や汗をかきながら進んできた林道をバックで戻る事もありました。
またある池では、一面ヒシモに覆われて、雰囲気は申し分なく、期待を込めてキャストをすれば、ヒシモの上を泳ぐルアーを目掛けて水面を割って出てくるブラックバスは、優に40センチを超える魚体のブラックバスしか釣れない桃源郷のような池もありました。
このような色々な顔を持つ野池の釣り。
非常にハマりまくりました。
こうしてこの地域を非常に気に入り、ある決心をしました。
実はこの地域の池の事を教えてくれた人物。
それは、彼女でした。
あまり大きな声では言えませんが、
この地域が非常に気に入った為、彼女と結婚するきっかけとなったのです。
これらの野池での釣りを更に楽しむ為に、ボートも購入しました。
しかし、結婚する直前に購入し、図々しくも彼女の実家に置いとく事にしたためか、義両親からヒンシュクを買ったのは、今では良き思い出です・・・(苦笑)
Posted at 2024/10/23 07:31:50 | |
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2024年10月21日
ある程度雄蛇ヶ池での釣果が安定してくると、今度は他の池やダム湖にも時間がある限り足蹴く通うようになりました。
今回は、そんな通った場所をご紹介します。
亀山ダム
ここは千葉県のバスフィッシングのメッカですね。
現在では同じ流域の他のダム湖もバスフィッシングに開放されるようになりましたが、私が通っていた時はまだまだ広がりはありませんでした。
この亀山ダムは養老川を堰き止めて作られたリザーバーで、野生の猿やリス等に出会える素晴らしい環境のダムです。
そうそう、以前お話しした「いつの頃から釣り日和3(思春期)」で淡い青春時代を打ち砕かれたダムとは、この亀山ダムです・・・。
そう言った側面があったからなのか、私には非常に手強い、苦手なダム湖でした。
リザーバーであるが故、シャロー(浅場)が少なく、どこを攻めれば良いのか判らず、なかなか安定した釣果には恵まれませんでした。
それでもめげずに何年も通い続けた中、一つの思い出があります。
ある時、この亀山ダムでニジマスが釣れると情報が入りました。この頃はトラウトフィッシングも始めた頃でした。しかし、ニジマスは釣れず、真冬にも関わらず、フライでブラックバスが釣れたと言う「釣りたい時には釣れず」と言う釣り人ならではのジンクスに襲われました(笑)
またある時は、捜索にも立ち会う、悲しい事故にも遭遇しました・・・
酸いも甘いも色々な思い出がある亀山ダムですが、大好きな所です。
さて次は、
印旛沼
私が現在住んでいる所から、非常に近い沼です。
バスフィッシングにのめり込んでからは、雄蛇ヶ池の次に通い込んだ所です。
ここは平地にあるシャローフラットな沼で、ポイントと言えば葦や杭など目に見えるストラクチャーが多く、非常に分かりやすい沼です。
夏近くなると、湖面一面にヒシモが多い茂り、非常に良いストラクチャーになります。
このヒシモの上を「ゲーリーヤマモト 6inchグラブ」のノーシンカーを、非常に硬いロッドにベイトリールという強気のタックルで投げ攻めると、ヒシモを割って飛び出てくるブラックバスに、非常に興奮した事を思い出します。
このスタイルで1日の釣果が二桁になることもあり、翌日のスポーツ新聞の釣果欄に掲載された事もしばしありました。
しかし現在ではこのスタイルでの釣果はあまり望まれず、遠い日の思い出になりつつあるような気がします。
さてさて、私が住んでいる千葉県の3大メジャーレイク(勝手に私がそう呼んでいるだけですが(汗))でバスフィッシングを堪能していたのですが、ある時その後の釣りと人生が変わる事になる人物と出会うことになったのです・・・
Posted at 2024/10/21 07:20:24 | |
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2024年10月19日
生まれて初めて「擬似餌」で釣り上げたブラックバス。
何とか釣り上げたい一心で、ルアー用のロッド&リールでフライを使用しての釣りでした。
この後も何度かこのダムへと通い、フライでの釣行は続きました。
しかし欲張りなもので、きちんとキャスティングをし、リーリングで釣り上げたい欲求も出てきました。
すると、ふと思い出した場所がありました。
子供の頃に近所の幼馴染達や親に連れて行ってもらった池。
長時間バスに揺られて、乗り物酔いに耐えながら行った池。
ハゼ天秤にミミズを付け、ブルーギルを釣った池。
この池こそ、我が県を代表するブラックバスの聖地。
雄蛇ヶ池
大人になり、車も購入したので、苦手なバスでの移動はしなくて済み、いつでも通える事に気がつきました。
それに、子供同士ではボートを借りるのも難しく、専ら陸っぱり専門でしたが、もうボートを借りる事にも問題はありません。
あぁ、大人になって良かったなぁ〜
この頃職場にも、子供の頃にブラックバスに憧れて、また釣りに行ってみたいと言う同僚がいました。
そこで彼に声をかけ、一緒に釣りへと行く事になりました。
さて、早速雄蛇ヶ池へと目指します。
当時はナビなど普及しておらず、同僚と地図を睨めっこしながら、子供の頃の記憶を織り交ぜながら、一路雄蛇ヶ池へと向かいました。
子供の頃の記憶・・・
この当時の雄蛇ヶ池は、灌漑用の整備を行なっていたので非常に水位が低くかったのです。
そして傍には木造の足場があり、今にして思えば、その足場は非常に有効なポイントだったのですが、当時はそんな事すら分からず、また釣りブームでもありましたから、足場が良いその場所は、子供達がずらっと並び、非常に賑やかだった光景が思い出されました。
いざ雄蛇ヶ池に到着!
以前の記憶とは違い、非常に静かで、水を沢山湛えた池が目の前に広がりました。
また非常に綺麗に整備されていました。
早速同僚とボートを借り、湖上へと走り出しました。
しかし、始めたばかりの身、どこがポイントか判りません。
池中央にボートを留め、ただ周囲へと闇雲にキャスティングをします。
案の定、そんなやり方では釣れるはずもなく、最初の頃は全く釣れませんでした。
元来凝り性の私
雑誌を読み漁り、ブラックバスの釣り方を勉強しました。
そうして何度か通いったある日、何気なくタックルボックスにを覗くと目に入ったルアーをトラウトに使用するスピナーに交換しキャスト、リーリングをしていると、
ガツッ!!
ひったくるようなアタリと共に、竿を大きく曲げ、何とかやり取りしながら釣れ上がったのは、30センチ後半の見事なプロポーションのブラックバスが釣れました。
この1匹でヒラメキを感じ、どこにブラックバスが居るのか、どんなルアーが有効か等少し理解するようになりました。
この後は小型のトラウト用のプラグや、グラブのノーシンカーでコンスタントに釣り上げるようになり、更には船外機(エレキ)を購入し、機動性を活かして池隅々まで探りました。
またタックルもスピニングリールだけでなく、ベイトキャスティングリールも購入し、ラバージグや数々のプラグ等を使い、バスフィッシングの深みにハマっていきました。
こうして雄蛇ヶ池は単にブラックバスが居る池と言うだけでなく、私にとっては、バスフィッシングの「イロハ」学んだ学校であり、本当の聖地でありました。
Posted at 2024/10/19 10:38:24 | |
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2024年10月18日
ついに初めて釣り上げたブラックバス
ルアーロッド&スピニングリールに「フライ」と言うちょっと反則スレスレ(?)の技での釣果でしたが、私は非常に満足でした。
この時の釣行では、また違った光景を目撃しました。
私がいた場所から流れ出しを挟んだ反対岸に、1人の少年がやって来ました。
歳の頃は中学生ぐらいか。
やはり、彼も私と同様に仕掛けを流れに乗せて沖へと送り込んでいました。
しかし、なんだか様子がおかしい。
まだ日の出前の暗闇の中、彼をよ〜く観察してみますと・・・
彼は、夜の海釣り等で使うカゴ釣り用の電気浮子を使っていました。
一体どんな仕掛け何だろう?
浮子の下に何やら取り付けています。
更によーく観察しますと・・・
モエビを付けていました!
それを流れにのせて、沖へと流していきます。
すると浮子が
ピョコンッ!!
彼は嬉しそうに掛かった獲物を寄せて来ます。
勿論掛かった獲物は、私と同じ狙っているブラックバスでした。
彼は非常に嬉しそうに釣り上げ、記念に写真も撮っていました。
その後もチョコチョコと彼の竿にはブラックバスが掛かってきました。
この時の彼の釣りスタイルを見て、色々と考えてみました。
今でもそうだと思いますが、
ブラックバス = ルアー
この図式が正道と言う風潮があると思います。
ですが、この彼は釣り方に拘らず、
「ブラックバスが釣りたい!」
と言う所に拘りがあり、そのモエビを使った釣り方になったのだと思います。
私はそれで良いと思います。
だって、ブラックバスが釣りたいのならば、ルアーに拘る必要はありませんから。
それに彼が釣り上げたときに見せた笑顔が、そんな方程式を吹き飛ばすぐらいの素敵な満面な笑顔でしたから。
どんな釣りでも笑顔が出れば、それは間違いなく釣りの楽しさを満喫できている証拠なのですから。
では私はどうか?
思い起こせば幼い頃の私も、ブラックバスが釣りたくて、ハゼ天秤にミミズを付けて狙っていました。
しかし、子供の頃に見たルアー。
こんなオモチャみたいな道具で魚が釣れる。
そこに非常に魅力を感じ、憧れを強く抱くキッカケになりました。
そして時間は流れ、大人になり、
兎に角ルアーで釣ってみたい!
兎に角擬似餌で釣ってみたい!
そんな子供時代に思い憧れたことを、再び思い出すこととなりました。
そして、今回の釣行では、餌ではなくフライ(擬似餌)での釣りとなったのでした。
とりあえず今回の兆候で「擬似餌」による「ブラックバス」を釣るという目標が達成されました。
そしてこれから更なるステップへと進むことになりました。
Posted at 2024/10/18 07:14:02 | |
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2024年10月17日
ブラックバスを釣りたい
その一心で、仕事から帰宅すれば(この時は24時間勤務でしたので、10時くらいには帰宅していました)即釣り場に向かい、
仕事が休みの日は、まだ陽が昇る前から釣り場に向かう。
とにかく時間が許す限り、釣り場へと足を運びました。
しかし、足蹴く通う割にはなかなか釣果には恵まれませんでした。
そこで思い出したのが、
「フライ」
先日の釣行時、その初めて見た釣り方は、いとも容易く釣り上げる。
でも、釣りを始めたばかりの私でも、フライは自分で作り上げる物だとは知っていました。
当然私にはフライを作り上げる道具もなければ、フライフィッシング専用の道具もありません。
あるのは先日購入したブラックバス用のロッドとスピニングリールのみ。
果たしてこの道具でフライフィッシングはできるのかと思案しましたが、何は無くともフライを手に入れるしかありません。
そこで、当時繁華街にあった一軒の釣具店へと向かいました。
今ではもう閉店してしまったその店ですが、当時は様々な釣りに対する道具が、大型店舗に負けないぐらい揃っていました。
その店舗を隅々まで探索すると・・・
ありました!
完成しているフライが(いわゆるコマーシャルフライってやつですね)!
それも一個500円前後と非常にリーズナブルなのです。
迷わず3〜4種類購入し、居ても立ってもいられず、早速翌朝通っている釣り場へと向かいました。
まだ夜明け前の静かなダム
このダムでは流れ出しがある場所が一級ポイントになります。
そこで、フライロッドでフライをアプローチしなくても、スピニングリールに巻いたナイロンラインの先にフライを結びつけ、この流れ出した排水にフライを流し込めば、必然と沖に流れて行くと考えたのです。
いざ実釣!
流れに乗ったフライは、ベイルを上げたスピニングリールのスプールから、見事にナイロンラインは放出されて沖へと向かって行きます。
すると、握っている竿に確かな反応がありました!
ググググ!!
初めて味わうブラックバスの引き。
あぁ、あの憧れだったあの魚を、ついに手にすることが出来る瞬間がやって来ました!
嬉しくて
そして愉しく
私の心は、童心に帰ったように弾んでいました。
もう30年以上前の出来事なのですが、非常に興奮したことを、昨日の様に思い出します。
そして手にしたブラックバスは、35センチ程度のレギュラーサイズでしたが、私にとって初めての「擬似餌」で釣り上げた、生涯初のブラックバスなのでした。
Posted at 2024/10/17 07:25:30 | |
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