
十三仏と先祖の位牌を盆棚にまつり
お供え物をして共に過ごした夏の日。
送り火を焚き、ふと、空を見上げると
真夏日、午後の酷暑にもかかわらず
夏の終わり、初秋の気配すら感じる
ような高い雲が遠きにありて・・・
夏祭り、花火大会、海水浴、キャンプ、原爆の日、終戦記念日、家族旅行、帰省ラッシュ、
甲子園の白熱・・・今年もまた、それぞれのひと夏が通り過ぎてゆきます。 ふだん口にも
しない遠い戦争時代の体験を話す父。その頭髪の白さ。それが、いつもより気になって
しまったのは何故なのだろう・・・
今夏は、寝苦しい熱帯夜がほとんどなくて、早くも秋の虫音さえ聞こえます。
お盆の休みも終わり、明日から仕事が始まる方もいらしゃることでしょうか。
いつも夏休みの宿題一杯残ってしまい最後の追い込みをした子供の頃を
思い出す、そんな夏の名残りの夕風と、木陰の蝉しぐれが、心のすき間を
吹き抜けてゆくようです。(^^;)
さっき、北の高空には一筋の雲。飛行機雲の残雲かな?
Posted at 2009/08/16 19:36:29 | |
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風景 | 日記