2012.11.23~24
TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた、
『TARI TARI』オールナイト上映会へ行ってきました。
今年の夏に放映されたテレビアニメ「TARI TARI」の全13話をオールナイトで一気に見る企画です。
上映前にはキャストやスタッフによるトークショーもあります。
横浜アリーナから電車を乗り継ぎ開演15分前に到着。
眠気防止の為のホットコーヒー(1杯目)を購入して入場。
入り口にあったイベントスケジュール
観客の入場が終わり、司会者が登場して携帯の電源切ってね等々の注意事項を伝えた後、
トークショー①スタート。
この映画館最大のスクリーンを備える会場はほぼ満席です。
司会
・ポニーキャニオン宣伝担当の???さん
石川のぼんぼり祭りの司会も担当されたそうです。
ゲスト
・高垣彩陽さん(酒井和奏役)
・瀬戸麻沙美さん(宮元来夏役)
・早見沙織さん(沖田紗羽役)
・花江夏樹さん(ウィーン役)
ゲストが↑の順番でスクリーンに向かって右手の袖から一人ずつ登場。
拍手で迎えられます。「あやひー」の声も。
ステージ上に用意された椅子に座って、司会者からの質問にゲストが順番に答えていく形で進んでいきました。
しばらくして、「ちょっと待った~」とかすかに聞こえたと思ったら、袖から島崎信長さん(田中大智役)が登場。
島崎さんの登場は告知されておらず、サプライズでの登場です。
実際、スケジュールの都合で間に合うかどうか分からず、島崎さん不在での台本も用意されていたそうです。
しかしマイクのスイッチが入っておらず、「ちょっと待った~」の後は何を言っているのかさっぱり分からずサプライズ登場は失敗に終わります。
劇中でもあったハイタッチをするつもりだったそうなので、「ちょっと待った~」からやり直すことになりました。
マイクのスイッチを入れ、再チャレンジは見事成功、ハイタッチもバッチリでした。
拍手と笑いの中、ゲストも観客も最初の失敗は無かったかのように島崎さんを迎えました。
トークショー①、②ともにこんな感じで和やかな雰囲気で進んでいきました。
質問の内容は、
Q:印象に残ってる曲は?
A:心の旋律など
Q:印象に残ってる出来事は?
A:最終話のアフレコ時に、島崎さんが高垣さんに、「今日で終わりですね」と言ったら、すでに涙を堪えていた高垣さんが泣き出して「バカ!アホ?」(劇中の台詞)を叫んで出て行った。
5人の間ではよく言う台詞なので分かっていたが、周囲が本気で「何があったの?」と心配したこと。
Q:今後何かイベントをするとしたら、どんなのがやりたい?
A:学校の講堂で何かやりたい。
5人とも答えるので誰が何を言ったのかよく覚えてなくて。
6話までしか観れてないので、何のことか分からない話もあったり、ネタバレ的な話は耳にフタをしました。
(TARI TARI観てない人!で何人かが手を挙げて会場がちょっとざわつきました)
キャラソンの話でも盛り上がってました。
トークショー①の終了時間になったので、一人ずつ挨拶をした後に一斉に袖へ引き上げていきました。
瀬戸さんだったかな?
「私達はこれから帰りますが(笑)、皆さん楽しんでいってくださ~い」
トークショー②
司会
・プロデューサーの永谷さん
ゲスト
・監督の橋本さん
・アニメーション製作担当 P.A.WORKSの堀川社長(富山の会社なんですね)
こちらも司会者からの質問にお二人が答える形で進行。
後半には観客からの質問にも答えてくださるという大盤振る舞い。
観客からの質問
Q:5人揃ったEDでの田中大智の動きが不自然に早いが、あれは何?
A:監督さん 意図的にやった。大智はプロを目指しているんだからあれくらいできなきゃダメ。
Q:最終話の空港での大智と紗羽のやり取りがクチパクだったが、台詞を公開する予定はあるか?
A:監督さん もともと台詞無しの予定だった。ただ音楽とのバランスで台詞を入れる可能性もあったので、用意した台詞に合う口の動きにしておいた。
今後公開する予定は無い。
Q:舞台を江ノ島にした理由は?
A:監督さん 爽やかな海と空のイメージが欲しかった。同じ海でも日本海だとザッパーンのイメージなので違う。
プロデューサーさんと一緒にかなり歩き回って大変だった(死のロードと呼んでいるそうです)
Q:キャストの選考方法、理由
A:オーディションで選んだ。あまり声を作らないでキャラクターのイメージ合っている声であること。
アカペラで歌の審査をして、合唱向きな歌を歌える人を選んだ。
Q:作品を作る上で心掛けていること。
A:監督さん これといってないが敢えて言うと、作品を観てくれる人達のことを考えてやっている。
Q:思い出せない
A:堀川さん 監督さん同士で密かに競い合って、作画のレベルがどんどん上がっていっている。
どこかで歯止めをかけたい。
熱心な質問が続き、最後は時間切れとなってトークショー②は終了、最初の休憩となりました。
帰る人の姿がチラホラ見えました。
このトークショーだけでもかなりの価値があったと思うので、そうなっても仕方ないのかなと。
後はスケジュール通りに上映、休憩を繰り返していきました。
1話~4話
休憩
5話~8話
休憩
9話~13話
イベント上映
最後の休憩時に、「本編終了後にイベント上映の準備の為に、2分ほど暗いままの状態が続きますが、席を立たないでください」との案内がありました。
本編終了後に拍手が沸き上がり、イベント上映と続きます。
イベント上映の内容は、すでに告知されているBD5巻に収録予定の特典映像である、
「白浜坂高校感謝祭」その1・合唱コーナー編
でした。
イベント上映も終わり、拍手の中オールナイト上映会は無事終了。
6話までしか観れてなかったので、7話以降は今回初めて観ました。
最後まで本当に面白かったです。
何度か観て自分なりに消化すれば、さらに良い作品になるだろうなと思えました。
そもそも何度も観たくなる作品です。
高垣さんがしゃべってる声と和奏の声が全然一致しなくて。
他の方はだいたい一致したんですけどね。
でも和奏と紗季は一致したり。
トークショーも色んなエピソードが聞けて面白かったです。
私よりも参加するにふさわしい方は大勢居たはずなので、覚えている限りのことを書きました。
(もっと色んな話があったと思いますが)
終了後に見上げた六本木ヒルズ AM6:35
前夜の雨も止んでおり、頬に触れる空気が冷たくて気持ち良かったです。
上映中、睡魔に襲われることも無く、爽やかな朝を迎えることが出来ました。
素敵な作品のおかげでしょう。ありがとうございました。
無事乗り切れて良かった~