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立花啓毅さん関係の本をもう１冊。

いのうえ・こーいちと言う方の「名車を生む力」と言う本。

この本の中で立花さんへの取材記事があり、若いスタッフでのクルマ創りを良しとしていないがオススメの１冊である。

立花さんの徹底したクルマ趣味の実践に敬意と憧憬を持っているが、自分自身はなかなか行動が伴わない。

一つは経済的制約だが突き詰めると情熱が足りないという事に尽きる。

ちゃんとクルマの面倒を見なくては・・・。

まずは洗車かな？

トヨタ８６発売決定！

名前が・・・８６

AE86はこれからどう呼ばれるのか？

現役走り屋達の間でのニックネームがどうなるか楽しみ。

トヨタも洒落が効いたことしますねぇ。

シンプルなハチロクと違いかなり凝ってそう。

２００万程度らしいが今の若い人に受けるのだろうか？

走り屋とおじさんに人気が出るのでは？（かつてのR32　GT-Rみたいになる予感がする）

欲しいな・・・

ビート乗りの皆さんはカリスマエンジニア立花啓毅さんをご存知だろうか？

この人はユーノスロードスターの開発に携わりさらにマツダの別会社M2でユーノスベースのチューニングカー３車種を開発された方である。ユーノスロードスターにはまっていた時はこの人にとても憧れた。
こんな生き方ができたらなぁと良く思ったものである。

この人はプライベートにおいても９０台位のクルマ・バイクを乗り継ぎチューニングとレストアに情熱を注いでこられたそうである。

レストアもハンパなく自著中に複雑な構造のOHVエンジンのOHも苦労を重ねてチョチョイのチョイになった事や板金・塗装のプロに騙された経験から塗装も自分でこなす様になったとかt０・６の鉄板を巻いて溶接し軽量マフラーを造る等とにかく凄い。

またクラッシックバイクやクルマのレースも現役で参加されているとの事。

この人の著書は５・６冊あったと思うが内容はご自身も述べられている通り結構重複している。代表作は”クルマとの対話”だと思う。題名からして心惹かれるものがある。

この人の本はどの本もオススメと言いたいところだがビートオーナーには・・・・。

何となくこの人はビートに偏見があるのか眼中にないのか・・・。徳大寺さんが絶賛したビートについては完全スルーである。また「若いスタッフだけで創りました」というクルマはダメだそうである。これってビートの事？と思ったこともある。若者の感性では目利きにはかなわないそうである。

ビートは若い開発スタッフで創ったのは事実だと思う。特にエクステリアデザインは若い感性で成功していると思う。旧車なのに今どきのクルマに近いものを感じる。

しかし・・・

近年のビート本を見ているとこの車の原点はホンダのベテランの方がアクティのエンジンミッションを使って創った事が明かされている。
このときの試作車は３連キャブにバイク調メーター、クロスバーインパネ等実車の骨子が出来上がっていたそうである。目利きのアイディアを若者が具現化したクルマがビートだと思う。

長くなったがこの凄いカリスマにビートが認知されていない事は残念だと思う。是非ビートに乗ってみて評価してもらいたいものである。対話性の高いクルマだから・・・。

今日も通勤でついエンジンを回してしまった。エコ運転しなければ・・・。

ワシは自動車評論家：徳大寺有恒さんの文章は味わいがあって面白いと思う。
枯れた文体みたいな・・・。
ジャガーがジャグァだったかな？メルセデスがメルツェデスだったかな？カタカナ表記も変わっていて面白かった。
評論の内容については立場上制約がある様だが結構辛口だったように記憶している。
間違いだらけ・・・がちょっと前に復活してた。


この徳大寺さんがかつてBEATの事を大絶賛していた。その中でBEATはクルマ好きだった人が歳をとってから乗ったら面白いだろうと述べていた。また別のところではスポーツカーというものは車を飛ばす事の無意味さが分かる位になってから愉しむと良いみたいな事も述べていた。


ワシはまだ中年だし大した車歴も無いから車に関してはホント分かっていないと思う。が、エンジンを回したりキュンキュン曲がったりする事の無意味さみたいなものが少しは分かってきた・・と思う。

道具として必要十分な使い方とはかけ離れている。安全マージンは取っているが安全運転とはベクトルが逆である。

そう言う事を感じるようになってBEATの良さが分かってきた気がする。法定速度内でブンブン回せる事。かなりの横Gでも粘るリア。そして全ての操作が感じ取り易い事など・・・。

徳大寺さん。BEATの良さってこういう事なんですかねぇ？　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by　ﾒｬﾝ-ｽﾞｩｨ